叡智と真理を探究する者のために

内省を深めることの意味について神秘学的見地からの考察

どうも。夏樹です。
今回の内容は、
メルマガ魂の神秘学Vol.44『神秘学の基礎にして深奥─内省その3』を
少し編集してお届けします。

 

内省とはそもそも何か考えなおしてみよう

アンタたちーー!!

寒いわね。

寒いじゃない。

冬がアタイを暗殺しようと企んでいるとしか思えないわ!!


……。


( ´,_ノ` )y━・~~~~ フーッ・・・。


と、思わず寒さに取り乱してしまった夏樹ですが、
ぽまいらはいかが子猫のように震えていやがりますか。

さてさて。

恒例のアホな挨拶はともかく、
内省についてその3をはじめよう。


今回は、内省の具体的方法論について記していこう。


もう一度繰り返すが、
内省は潜在意識に理性の光を届け、
ジャングルのように混沌している状態を綺麗にしていく行為だ。


「外界とは内面の反映である」
とスピリチュアルでよく言うところだ。

オレも同意する。


そして内省とはこの内面を整理整頓する行為
という認識でとりあえずいいだろう。


↑今、コレ、めっちゃ重要なこと言ったのに気付いた?

 

詳細はまた別仕立てで解説する必要があるが、
大半の人の引き寄せの法則や、
アファーメーションなど、
「願望実現系メソッド」が
大してうまくいかないのは当然と前回書いたよな。


最近では、
「お金に対するマインドセット」
とかいうのも流行ってるけど、
それも本質からズレてる。

最近ではどっかのスピなオピニオンリーダーまで
そんなコト語って顧客獲得につなげているらしいけど。(苦笑)

 

本質じゃねーなぁ。


ぐちゃぐちゃなクローゼットに、
さらに服を突っ込むようなもんだ。


じゃあうまくいかせるには?


という問いへの答えそのものが、
今さっきサラリと書いた一言に含まれてるからな。


ただまぁそれはまた別の話。

 

内省の主要な方法論

静寂2

 

基本的に、おれが推奨しているのは

次の二つの方法だ。


一つは、
シュタイナー系神秘学の内省として
採用されている「逆観」。


一日の終わり、ベッドに入る前だ。

そこから、その日の朝起きるまで、
映画の逆回しのように自分の言動のすべてを観察していく。

時々に、反省を入れたり、
改善点を考えたり、
一日の自分を振り返るんだ。


ただし、
感情的に後悔したり、
怒ったり、
悲しんだりはしてはいけない。

 

客観的に、
自己分析に徹する。
10~15分くらいかけて行うのがベストだ。


この作業をすることで自己分析が進み、
いかに日々自分が無意識的に行動していることが多かったか、
浅慮であったか気づき、
自分の行動が理性的になっていく。


で、この方法もいいんだが、
オレが一番勧めるのは、
ダスカロスの内省方法。
(キリスト教神秘主義の神秘家)


次の問いかけを自分にして、
一日を振り返り、
自己分析を続けていくんだ。


「思ったり感じたりすべきでなかったことで、
 思ったり感じたりしてしまったことは何か?

 思ったり感じたりすべきだったことで、
 思ったり感じたりしなかったことは何か?

 言うべきでなかったことで、
 言ってしまったことは何か?

 言うべきだったことで、
 言わなかったことは何か?

 すべきではなかったことで、
 してしまったことは何か?

 すべきだったことで、
 しなかったことは何か?」



思考・感情・行動の三つの点から、
裏表反対になった2つずつの質問によって、
己を振り返る。


問いをあらかじめ立てることで、
何に焦点を当て、
どう考えるべきかが用意されているので、
取り組みやすい。


シュタイナー系の内省のほうは、
エーテル体(記憶力)が活性化するというメリットはあるが、
そういうのは別のプラクティスに任せていい。


内省は内省として、
こちらのプラクティスのほうがやりやすいと思う。


そしてこちらも同様に、
決して自己憐憫だの後悔だの、
感情に埋没しないようにな。

 

 

内省は、「理性」というキリスト意識の力を高める。

内省の実施で注意するべきことは、
常に客観的に、
そして理性的に自己分析をするようにすることだ。


その積み重ねが、
理性の光を強くする。

神秘学的にいえば、
「理性」とはキリストが司る力だ。
理性が増すことで
キリスト意識に近づくというのも当然という気がするな。

そう、
理性の力で己を分析するということは、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キリストの光で内面を照らす、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということなんだ。
~~~~~~~~~~~~~~~

世の中、へんな自称ヒーラーが、
「キリストの光をあなたに注ぎます」
みたいなコトをよく言ってますが。(笑)


うさんくせぇ。。。


なんで世の中、
うさん臭い連中ほど愛だの光だのを語るのかね?


まぁいいや。


そんなものよりも、
自分の中に備わっている理性の光を
使うことは、
自分にキリストの愛を注ぐことと同じだ。


本当に大切なものは、
すでに我々は持っている。


聖書的に言えば、
人は「神のひとり子」なのだ。


生まれた時から持っている、
神様からのプレゼント。


それを正しく使えばいい。


まぁそういうことだ。


情報過多になってもいけない。


まずは、
しばらくこれだけに取り組んでみることを勧めるぜ。


ま。そんな話だ。

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■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんなわけで、
内省についてつらつらと書いてきた。

内省は日々のメソッドとして、
生涯実践するベーシックなメソッドに相応しい。
スピリチュアルな力を実感するベース作りにだってなる。
とにもかくも、
スピリチュアルな道、すべてのベースとなる。

その中には、
ヒーリングだってあるし、
引き寄せなど願望実現系だってある。

今後オレが講座運営活動を通じて伝えるだろう、
経済・社会的充足を図るメソッドだって、
ベースにやはり内省があるし、
効率性や霊的倫理の上でも不可欠だ。

その意味を今の内に少しでも理解しておいてほしいと思う。

一日10分。
スピリチュアルな道に関心があると言うのなら、
すべての人が内省に取り組むべきなのだ。
ま。そんな話だ。

 

追伸

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