ダスカロス_メッセンジャーシリーズ2巻と3巻のどこが問題なのか

あー、どもども。
なつきです。
さて。ちょいと問い合わせのあったことに関して話したい。
おれがよく引用するダスカロスだが、本人の書いた著作よりも、彼を取材して書いた、とされる通称「メッセンジャーシリーズ」について。
これ、欧米だと、二巻、三巻は出版指し止めになっている。
著者のマルキデスも結局、破門にされたようなカタチで、もう彼とは無関係だとダスカロスに言い渡されている。
その文面は、ダスカロスの会のHPにある。
さて、それはともかく、何が問題だったのだろうか。
そもそもダスカロス自身は、一巻しか出版はOKしていないという背景がある。(その一巻にも少々不正確さはあるようだが)で、まぁ二巻も三巻も読み物としては面白いし、ダスカロスの世界観もわかりやすいし、何が問題なのかわかんない、という問い合わせだったんだな。
じゃあおれの知る限りで箇条書きにして回答しよう。
・一巻は基本的に本人に直接取材しているが、また聴きも部分や推測もちょいある。しかし、許容範囲レベルとされた。(出版後の判断だが)
・しかし二巻三巻は、彼が認めていない「組織化」しての活動をさもダスカロスが認め、さらに後継者を指名しているかのようになっていること。
(コスタスとして描かれいる高弟のこと)
・二巻三巻は、ダスカロスが直接話した箇所でも本人の許諾を得ていない話まで書いていること。
・しかもその多くはまた聴きや推測で書かれ、事実と離れた話も多いこと。
・内容的にプライベートでしか話さない領域のことまで、さも本人が直接話したかのように語られていること。
・しかも秘儀に関することが、かなり「不正確に」流出してしまっていること。
・さらに著者自身の霊的知識・思想と融合した箇所も散見されること。
(※霊的知識として正しいとか正しくないというより、学者なら厳密に分けてかかなくてはならないのに、すべてひっくるめてダスカロスの教え的に表現しているのが問題)
ざっとこのあたりか。
公には、ダスカロス本人が承認したわけではない「エレヴナ・インターナショナル」なる組織を承認したことになっていることが、一番大きな問題、と言われてる。
で、他には誰が断定したということは触れずに話すけど、
・秘儀の不正確な流出。
・高弟コスタスとして描かれている男性に相当なエゴイズムが芽生えたこと。
こちらも相当大きな理由のようだが。
まあいずれにしても、ダスカロスの責任が負えないカタチでいろいろと不正確な話や明確なウソも含めて、公に語って欲しくないことが出てしまったんだな。
とくに彼のような神秘家が「組織化」を避けるのには理由があって、組織ってのは、権威化や名誉の源泉になるからなんだ。
だから結局、生前に、長女であり、インナーサークルレベルでの弟子でもあるパナヨッタさんに「教えの体系」と、とくに遺稿の管理はゆだねられた。
(まぁその娘さんも、教えと遺稿の管理の仕方が、いささか商売っ気すぎると批判されているけど。セミナー代金等がちょいと高い、など。※とはいえ、諸外国からも初級~インナーレベルまでが学びに訪れる中、その管理運営など、ある程度事務局化して仕事的にせざるをえないとは思うけどね。もうスケールが、個人のボランティアではまかないきれない。)
一方で教えること自体は、サークルを持つレベルにある生徒やインナーサ―クル以上の生徒たちが引き続き、各自がになってくれると知っていたし、あちらでの「レッスン」は今も続いている。だからそのあたりはあまり心配はしていなかった。事実、インナーレベルはもちろん、とくに日本語なら内弟子とでも言おうかね、そのレベルの人々の中から、地道に自分のできる範囲で、弟子を育成するなどしている人たちもいる。
それに本当は、この道の、安全なシステムを一定以上学んだら、一人ひとりが探究者となって歩いていけるんだよ、ということを強調していた。師とかグルとかにいつまでも依存すんなよ、と。・・・とはいえ、そんな指導が不必要になるまでも長いけど。(笑)
まぁ、、、それにだ。この道をきちんと歩んでいくと、「アチューンメント」によっていろいろと導きは与えられる。上記のような地上のゴタゴタは、「むしろどうでもいい」部類のことだ。そんなことの追求はヒマ人に任せておけばいい。
求めるものに、道は必ず開かれる。
「わたしは道であり、真理であり、命である」とヨハネの福音書にある通りさ。
ま。そんな話だ。
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