※以前も参加された方は、下記の見出し、
<10月の瞑想「テーマ:自己と宇宙の結びつき」>
からお読みください。前段のお知らせは同じ文言です。
こんにちは、夏樹です。”大人のためのシュタイナー教育”シリーズ。
新シリーズのお話。
「宇宙の力を受け取り、生きる力を高める瞑想習慣」についてお知らせしたい。
そこでまずシュタイナー教育の考え方、その定義を簡単にまとめる。
その考え方を一言で表すと、『宇宙の運行・リズムの力で心魂体は育まれる』(夏樹定義)となる。これは神秘学、特にシュタイナーの人智学に見られる考え方だ。
ここにあるのは、「生命というものは、全てが『宇宙の力』によって育まれる」という一見抽象的な視点だ。
無論、シュタイナーは、いたずらに難しく考えてそのようなことを言ったのではない。
彼は独自の思考と霊的洞察力によって自然を深く観察し、宇宙とそのリズムを読み解いた。その結果、彼は宇宙のリズムと同調し、生命力を高める方法を見つけ出した。そして、その知識を私たちにとって有益な、現実的な実学として残してくれたのだ。
またシュタイナーが宇宙に見出した律動(リズム)は、東洋の古来からの自然観ともよく似ている。
東洋の人々もまた、巡り巡る、繰り返される宇宙のリズムを読み解いてきた。そして、それを生活に取り入れることで人々の生命力を高めてきたのだ。
たとえば、そのリズムは「二十四節気」として、立春、春分、夏至などの言葉で現在も季節を表現している。また、それぞれの節気に応じた食事を考案するなど、宇宙と同調する生活の知恵を発展させてきた。
人は、宇宙とともに生きるとき、もっとも健やかに心魂体を育むことが出来るのだ。
今回我々が実施する瞑想会では、この宇宙の力と同調し、変化するリズムに合わせていくための瞑想を実践する。それにより、一年の四季折々、月ごとに応じた瞑想に取り組む習慣を身に着けることを目指している。
私たちの心魂体が持つ内なる力を高めるために。
【10月の瞑想会の内容】
10月の瞑想「テーマ:自己と宇宙の結びつき」
今回、みなさんに提供させてもらうのが、次の瞑想だ。
今回の瞑想のテーマは、「自己と宇宙の結びつき」である。
10月は、多くの伝統において、宇宙の深淵を反映する月というよう。
深まる秋の気配。透明度を増す空。
自然と我々は空を見上げる日も増えてきているだろう。
そして9月からも引き続いているが、10月は内的収穫の時期の後半戦でもある。
シュタイナーの視点に限った話ではないが、我々個々の人間は小さな宇宙(ミクロコスモス)とも見なされるだろう。
そう、人は「小宇宙」だ。そして見上げるとそこにある大宇宙(マクロコスモス)とは深く結びついている。結びついているどころか、シュタイナーの言葉を借りるなら、それは果てへと流出した人間そのものなのだ。
自然とこの時期、空を見上げる10月とは、肉体と心魂の収穫の時期であり、また霊的な収穫、すなわち自己の内面に宿る霊的なエッセンスに目を向ける時でもあるのだ。
少しわかりにくい表現だったと思うのでより簡潔に言うと、「この時期の霊的収穫は、肉体(3次元)世界に反映されやすい」内容である、ということである。9月が霊性の収穫期であるのなら、10月は物質性・社会性の強い収穫期である。
この時期に得られる心魂からのフィードバックは、我々の実社会における豊かさに反映されやすいものになるだろう。
以上のような背景から、10月のテーマは、「自己と宇宙の結びつき」を見出すものであり、「リアルに豊かになるための瞑想」なのだ。宇宙は本来、我々一人ひとりの豊穣なる生を約束しているのである。宇宙との結びつきを強くすることで、宇宙が与えてくれる、「マクロコスモス」としての自分が「ミクロコスモス」としての自分に贈る豊かさを受け取ろうではないか。
よって、この時空に相応しい瞑想を行うと、
①心魂体の関係性がよりスムーズになり、日常的ストレスの低下、心身の安定、ウェルビーイングの向上が起こりやすい。
②自己理解の向上と安定性の向上にともなう人間関係へのポジティブフィードバックが起こりやすくなる。
③内面と宇宙との対話を通して、自己理解が深まり、自分にとっての本当に大切なものや目標をクリアに認識し、達成(収穫)へとつなげやすい状態を得る。
といった効果、メリットを期待することが出来る。無論、個人差はあろうが、秋の収穫の瞑想として、社会生活にも影響が及ぶものであるのは今までの流れとは少し異なるのではないだろうか。
以上が10月の瞑想会の主旨である。
みなさんの瞑想会への参加を期待している。
■瞑想会について
時間90分
開催日時10/25日(水) 20時~
※liveで参加できない方でも、お申込みされた方全員にアーカイブ(記録動画と当日使用したスライド資料)をお送りします。後から学習したい方、復習のために繰り返し視聴したい方にも安心です。
■コンテンツ
【1】瞑想会イントロダクション
【2】呼吸法によるリラクゼーション
【3】10月の宇宙の力の説明
【4】瞑想の導入
【5】瞑想の実践
【6】共有とフィードバックなど
この瞑想会は1年を通じて様々な角度から宇宙の力を受け取り、植物が育まれるように自身の心魂を発達させるというものである。
ぜひともそんな逞しい心魂へと共に成長していきたいと思う。
ライブ参加が難しい方でも、録画動画で全てを体験できますので、ぜひ、ご参加ください。
この瞑想会が、あなたの新たな一歩となることを願っています。
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購入後、ダウンロードURL記載のメールが届きます。
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生命の花開く瞑想では、その白い牡丹の花の、透き通るような花びらが幾重にも重なる様子や、滑らかな茎の感触がありました。
花は白い光に包まれて、クリスタルのベルのような音が響き、美しいハーモニーとなっていました。
この美しい光景を現実の世界で何かの形で表したい、と感じました。
満たされたような感覚とともに、涙が溢れてきました。
穏やかで温かな雰囲気に包み込まれるような感じでした。
もう少し眺めていたい、浸っていたいと思い、意識を現実に戻すのが、
名残惜しく感じました。
瞑想中に寝落ちすることなく最後まで出来ました(笑)。以前神秘学講座では眠ってしまう(クリックアウト)ことが多かったので、少し成長を実感出来たように思います。
最初の呼吸法で細く深い呼吸をしている状態が作れたように感じました。瞑想中は終始穏やかな気持ちでいることが多かったです。
種になったとき、穏やかな安心感を感じました。
種が花へ成長するときは、あまりエネルギッシュな成長は感じませんでした。僕はどちらかというと明るい場所より暗い場所のほうが落ち着くのですが、この瞑想では優しい穏やかな光に導かれて、自然に花開いたように思います。
このとき、僕は葉が成長し花が咲くという上へ成長するイメージと共に、地面へ根を広げるという下への成長も感じました。上から降り注ぐ光のエネルギーと土からの栄養が、上下に循環するような感覚を覚えました。
咲いた花は蓮の花のような形で、葉っぱは直線的な繊維で、笹の葉を少し厚くして湿り気を帯びたようなものでした。穏やかな開放感が心地よかったです。
アストラル体を浄化する瞑想では、白い部屋で、自分の心臓の鼓動のような内的な自然の音が聞こえてくるように感じました。
花が発する光はぼんやりとした白い光で、よく見ると光の粒が飛び回っているようでした。光から感じた音はやや高めの、しかし不快感はない均一な音でした。
花自体はエネルギッシュな見た目ではなかったのですが、光から発される音を聴いていると自然法則のような、より大きな存在を感じ、大げさに言うと敬虔な気持ちになりました。そしてその自然法則のようなものと同調するような感覚を覚えました。このとき、一瞬自分自身が大きな存在になったように感じましたが、夏樹さんのリードにあった「自分の中の悪いものが溶かされていく」というような言葉で、少しの間生まれた傲慢な気持ちから、敬虔な気持ちに戻れたように思います。
瞑想中、瞑想後は心身ともに穏やかな心地良さに浸ることが出来たように思います。瞑想を行う前は身体的にだいぶ疲労していたのですが、瞑想を終えて感想を書いてる今、穏やかにポカポカしてとても身体が楽になりました。
7月と穏やかさというとなんだかミスマッチな気もするのですが、自分にとっては自然なように感じます。
Q:各月の瞑想は、その月でしか効果がないのですか?
A:そのようなことはありません。季節の移ろいの境目はややファジィであるように、今回の瞑想の境目はややファジィです。月をまたいでも問題は基本はありません。ただ、月ごとの宇宙の流れにあわせて「最も効果的になるように」デザインされた瞑想法なので、該当月の前後1か月ほどが一番効果的ではあると思います。
Q:では夏の瞑想を冬にやったら効果はない?
A:狙っている効果の減少は無論あります。しかし、「瞑想法」としての基礎、つまり時節は関係ない根底部分は共通していますので、その分の効果はあると考えてよいと思います。
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