叡智と真理を探究する者のために

「いか超」こと、「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」

スピリチュアルな道をいかにして歩めばいいのか。


この道を志したものが一度はぶつかり、
そして悩み続ける疑問に対して、
最高級の答えを提示してくれるのがこの一冊「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」だ。


そしてこの書は、薔薇十字系神秘学の道においての公式テキストと言っても
過言ではない。


この書は、いわば行法の「理論編」あるいは「準備編」というべき内容で、
シュタイナーがもし道半ばで倒れることがなければ、
続編ではより具体的な「実践編」が綴られるはずだった。


とはいえ、この書だけでも十分具体的に読み解けるし、
何よりも、神秘学の道を志すものにとって不可欠な「準備」と
その「心構え」がよくわかる。


ただこう書くと、「心構えとか、そんなことは初歩の初歩では?」
「その先は? どうすればいいの?」
そう問いたくなる人もいるだろう。


だが、実はこの点こそ、
実は神秘学徒にとって「すべて」であると言っていいのだ。
神秘学徒にとっては、魂の「在り方」がすべてを決するのだ。


本書の内容に忠実に従うだけで確実に学徒として成長し、
さらなる高みが必要なときは、必ず相応しい師が現れるレベルへと至られるからだ。



弟子と師匠




そしてこの道に欠かせない、
畏敬や礼賛の心だが、現代人に欠けてしまいがちなこの精神の在り方がなぜ不可欠なのか。


とてもよくわかる。


オレさまも常に傍らに置いている超必読な一冊。
もう一人の「先生」である。




追伸
この書には、箴言的な言葉も多い。
わが身を戒める箴言集的な使い方もオススメだ。


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  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }
  • 市川康明 { 何時も,魂の浄化をさせて頂いております. 有難うございます. }
  • 加藤 { こちらこそ目を通していただき、感謝です。 }

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