日本を襲う台風・大雨・豪雨と浄化と日本人のカルマやその意味について<大雨・豪雨の災害等>
Contents
日本を襲う大雨と浄化と日本人のカルマやその意味とは
この記事では次のことが学べます。
大雨とスピリチュアルの関係
自然災害を浄化と呼ぶ傾向は誤り
災害と霊的関係の考え方の難しさ
以上の3点を考えます。
どうも。夏樹です。「まだ台風とスピリチュアルな意味」とか言ってんの?
なんてのっけから言い放ってごめんなさい。ちゃんと触れるので安心してください(笑)
(2014年に本記事は書かれ、以後2018年、2019年、2020年と年々追記されています。多分来年も追記します。そして2020年になりましたが、今年もどうなることやら。アエラとかでこんな台風とかの予測もあって。
と記していたら・・・。)
どうやらこの問題は、さらに今後も逃れられそうもない。
なので、2020年から毎年の追記を冒頭にまとめてみたい。
2020年からの大雨災害のまとめ
7月、九州地域はまた激しい雨の被害を受けている。球磨川の氾濫が熊本県で起きるなどしており、7/7時点で49人が亡くなっている。友人らの安全を祈る。
さて、振り返ると2014年の夏はとかく台風などの影響で降水量が多かった
さて。この記事の元記事を書いたの2014年。そしてしばらく放置され、最初に追記したのは2018年ですよ。このあたりから、いよいよシャレにならない夏期前後の問題として認識されてきた。
さらに2019年、2020年も追記が始まっている。追記に追記が加わっている。毎年追記している気がする。それはもう不可避なのだろう。
そして毎年「記録的豪雨」という言葉とともに、夏・秋に水害が多く起こる。つまり環境の変化によって日本は亜熱帯気候に近くなるも、河川工事も都市の構造も、町づくりがそもそもで亜熱帯になってないために、気候の変化に対応しきれていないように思う。
まぁ笑いごとではないが、2018年では九州や岡山などの台風・大雨・豪雨による水害など、自然災害による国難は後を絶たない。とくに大雨・豪雨で壊滅的な被害を被った地域の一つ、九州の福岡県朝倉市の比良松では親類縁者が被災した関係もあり、関心が向いたものだ。
つか、2019年に至っては、ついに史上最大級の台風とかで、ついに横浜のわが家も避難勧告が出そうな勢いです。(2019.10月12日12:00時点。夕方には避難か?という段階。)
こうなると、このブログを訪れる種の人たちが気になるのは、豪雨の災害とスピリチュアルな関係だろう。
この自然災害のカルマと日本との関係は、本当に一体どういうことになってるのだろうかと思う。
近年は毎年のように台風や大雨・豪雨・洪水の災害も多く発生し、亡くなられた方も多い。痛ましい限りだ。
そしてこういう事件が続くと、とくにスピリチュアル界隈はその意味を「スピ」に求める。
曰く国や民族、あるいは地域の歴史的なカルマの清算やら浄化とか。何かしらのスピリチュアル領域に災害の意味を求める。
一方で、九州の大雨など、そこに本当にスピリチュアルな意味を求めるべきなのか、疑問もある。とはいえ、ここは一応スピリチュアル系のブログでもある。少し世の自然災害のスピリチュアルな意味とは一線を画して語りたい。
さあ、読者もせっかくなので考えながら読んで欲しい。
スピリチュアルな人は自然災害をたやたらと浄化と言いたがる
ほんで。日本列島を襲う台風や大雨とそこから生まれる水害に対して、スピリチュアル界隈では「浄化」とみる向きがかなり強い。
温暖化も進み、毎年のように「台風の当たり年」「記録的な大雨」とか言われる時代、毎年のように「浄化」だの「カルマの清算」だと言われても、正直食傷気味だっつーね。
とりわけ2018年は西日本大雨・豪雨のスピリチュアルな意味を考える人は多かった。西日本大雨・豪雨の被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げる。
2019年はまたさらに「あたり年」でして、年々「当たり」の規模がデカくなっとるww 2020年は7月、大雨で梅雨があけきる前に熊本県球磨川の氾濫がおき、被害はおおきい。
しかしだ、毎年毎年驚くような被害が出たからと、スピリチュアルな意味を声高に語られるのも、飽きた。
それとも「前年の反省が足りない」「悔い改めよ」「だからカルマが解消されない」「むしろ大きくなった」と毎年言い続けるのもナニアレじゃなかろうか。
それにたとえばスコールのある熱帯地域なんて、も、雨季は丸っと浄化だよね、どんだけ穢れた歴史のある土地だよとツッコマレても不思議ではなくなる。
じゃあ、日本もかね? ことはそう単純ではないだろう。
大雨とか自然災害のスピリチュアルな意味をdisったクセに、語ってみる
さて。そうは言っても多少は霊的視点から語ると、神秘学的には、地震・津波・台風等の自然災害は、自然との道徳的乖離が進んだときに現れるしっぺ返しとしての性格がある。
少し前まで触れていた、人智学で「アーリマン」と呼ぶ悪魔的な力は、まさにそうして人類を襲う。
(もっとも視点を移せば、そうした魔的な力は、人類に試練をもたらし、克服させることで進化させる役割だが。)
ただ、今の日本は、自然諸力への信仰(神道的なマインド)から離れてしまい、過度に物質主義的な文明へと突き進んでいる傾向が強い。
そしてそうなると、地震もそうだし、「津波」という災害に合う、と考える神秘学派もある。
たとえば古代アトランティスと呼ばれた文明が沈んだのも同じ理由、と神秘学派は捉えている。
だからまぁ原発が「津波」に直撃されて大事故になったというのも、神秘学的解釈的には、わかりやすくはあった。
(ちなみに慰めになるかはわからないが、津波で命を落とされた魂は、次は精神的文化の担い手として推進するに相応しいマインドの持ち主として輪廻してくる。)
今、日本が「水」を中心とした災害に合うということの意味。
単に列島の浄化として片づけるだけではなく、もっと深刻な意味がそこにあるのではないだろうか。
そして一連の「災害と悲劇」を通して、きっとおれたちは、本来はもっと考えるべきなのだろう。
少なくとも、「スピリチュアル」に関心があると自分で思うなら、個人の開運だ引き寄せだという前に、社会や民族、ひいては人類といった同胞たちとの行く末を霊的視点から考えることも、また必要ではないだろうか。
ま。そんな話さ。
編集後記
国や社会というものを神秘学的目線から考えるというのも、興味深い。
たとえば『気(エーテル)』の文化の担い手の一つ、中華文明は、「文革」によって殺された。
そのしっぺ返しをあの国の庶民は、「環境汚染」として体験している。
国や民族のカルマというものも、確かにまたあるものなのだ。
では、日本はなんなのだろうな?
原爆を2発も食らった民族が、今度は自然災害で原発事故を招き、原子力災害に直面してしまっている。
この意味をよく考えることき、日本民族のカルマというものの一つのカタチが浮き彫りになるだろう。
センシティブな問題なんで、スピリチュアルという「無責任」な立場からあれやこれや言うのは、辞めておこうかね。
<2019年の追記>
なんか今年もすごいやね。千葉県に台風15号が甚大な被害をもたらした。停電はなかなか復旧せず、屋根が破壊されまくった。
そんでその復旧もまだ完全でないまま一か月たち、今度は19号直撃だ。
しかも、甚大な被害をもたらした15号と比べてもデカさが際立つ。
写真はヤフーニュースより。
今日は10月11日だが、関東直撃は12日未明ごろのようだ。さて、どうなるか。
すでに東京神奈川では物資の買い占めなども起こっている。
準備といえば聞こえもいいが、過剰に買い占めてはあさましいというものだな。
いずれにしても、こういう自然現象とカルマを結び付けたスピリチュアルな話というのはあまり好きできはない。
高い視点では、確かに日本人のカルマの清算によって大きく自体はかわる。
たとえばだが、日本人全体が内省でも取り組み、民族のカルマに取り組んだとすれば、自然災害も大きく変わるだろう。
原発事故だって起きなかったかもしれない。
そういうものなのだ。
だが、そうしたことを話したところであまり意味はない。
現象として温暖化のために台風発生率の上昇、温度の上昇による台風の強大化など色々な問題もある。
そうした科学的に環境問題を考えるほうがときにずっと有益なのだ。
このブログではテーマではないし、おれも門外なので環境問題としては語れないけどさ。
いずれにしても、スピリチュアルな視点だけで自然災害を語るということは、より本質的な視点になると同時に、まったく意味のない与太話にもなるものなのだ。
そこんところヨロシクってこと。
ま。そんな話さ。
<2019年の追記の追記ー2019.10.14日現在>
いやはや。横浜のわが家も避難するかで悩んだが、避難所(役所)自体がうちよりも低い土地だったので待機した。
危険といえば多摩川と鶴見川だったが、多摩川の氾濫の影響はわれわれの居住地にはなく、鶴見川は治水対策のおかけで乗り切れたようだ。
とりあえず今年は無事に過ごせたが、地球温暖化も進んでいる以上、またこのクラスの台風は来るに違いない。
本記事を読んでくれたみんなの平穏無事なことを願ってるぜ。
<2020年の追記の追記ー2020.3.18日現在>
まだ春だが、上記リンク先にあったように準備だけはしておこうと思った。なんかもうスピリチュアルと台風というより、ただの防災記事になりつつありますw
追伸
もし何かしらの災害を被り、被害が大きいなら。魂を賦活し、人生の復活をかけて立ち上がり、前に進む力を得るために下記から登録できるメールをお読みいただくのはいかがだろうか。神秘学的知見から、霊性の成長だけではなく、社会的な向上・自己実現のための力を高めるためのメソッド、メッセージを伝えさせてもらっている。
たいしたことができるわけではないが、役に立つと幸いだ。
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