you,学んじゃないYO!

で、おなじみのなつきちです。

いやー、

いいですね。

ここんところ、

講座受講生の宿題回答が

届くのがとても楽しみな日々です。

もちろん講座中も個々をみながら、

いろいろと発達度合いを見ているのだけど、

それをレポートという形で、

内面的に整理されたものを

見るというのも、また違った喜びがあるわけです。

中にとてもいい回答例を発見。

本人も承諾してくれたので

シェアしようと思う。

エレメンタルの話の続きとして、

自分というもののエゴイズムの分析とか、

人格の浄化をテーマにしたことをやったのな。

おれたちスピリチュアルな道を

歩むものは、それらが本道だしね。

人間生きていれば、いろいろとミスはする。

人が違えば常識も価値観も、いろいろと異なる。

小さいところでは、おれはこれくらいなら笑い話だろ、

と思う冗談でも、言われた側はガチで腹が立ったりとか。
(何度もやったし未だにやっちまうw)

大きなところでは、奉じる主義主張や神が違い、

戦争にまでなる。

ある特定の欲望があって、

冷静に考えれば、

やめた方にもいいにもかかわらず、

なかなか離れられなかったりとかね。

そんな自分の持つ人格に潜むエゴイズムの

傾向と対策をやったりしたわけですよ。

んで、ある人は、

講座後のレポートで、次のように書いて送ってきた。

※若干、文章はおれの方で少しだけ整理。
用語を補うなどして、
読者にわかりやすいようにした。

以下、受講生のメール部分は、
「>」によって示されている。

<エゴイズムの理解と人格の浄化について>

>まず、私たちの現在の「人格」は
>生まれてから今日まで抱いた
>想念(エレメンタル)の
>総和だと学びました。

>ということは、
>そのエレメンタルを
>未検討のまま受け容れている限り、
>今の人格は、真の自分を
>覆い隠したままであることに
>なります。

まさにまさに。

本当の「私」を幾重にも、

日々のエゴイズムが作りだす

エレメンタルによって、

おれたちは本当の自分が見えなく

なっているんだ。

ときおり、良心、理性の声として、

小さな囁きを聞くだけだ。

本当の自分の声を聴くためには、

潜在意識に潜む欲望に彩られた

エレメンタルを理性によって

育まれたエレメンタルに

少しずつ置き換えていかないといけない。

>肉体を持ち生まれた瞬間、
>或いは前世からの
>持越しもあるかもしれませんが、
>いずれにせよ今世での
>人格形成は始まります。

そうなんだよね。

基本的に過去世のことを

忘れているのは、

積み重ねたエゴイズムとしての

エレメンタルの影響の多くを

一度ゼロに戻すため、

という神様の配慮みたいなものなんだよね。

そうでないと、

ほんとに再スタートできないからね。

だから準備のできていないものが、

無理に過去世を思い出そうと試みる

必要はない。

むしろ有害ですらある。

さらにエレンメタルに踏み込む

 

>エレメンタルは生み出されるか、
>再活性されるものである
>ということは、
>後天的に形成された人格が、
>それを無自覚にエレメンタルを生成、
>再活性化する限りは、
>真の自分を覆うエレメンタルを
>増やすことしかありません。

まさに、怖いですねぇ。

エゴイズムに満ちた

エレメンタルによって、

さらにエゴイズムのエレメンタルが

生まれてしまう。

>この精神活動の源が
>エゴイズムというものだと思います。

その通りです。

>エゴイズムは自分本意のように
>世間では解釈されます。

でも、その「自分」は真の自分ではなく、
>様々なエレメンタルで形成されている
>「人格」でしかないのに、
>その仮初の何かを大事にする
>思想ということですね。

現代の心理学も含めて、

「心魂」というものを扱える

レベルには至っていないからね。

でもおれたちは、

想念に対して、

エレメンタルという概念を

与えることで理解を深め、

取扱いの方法論を学ぶことができる。

霊眼を発達させることで見ることもできる。

 

>それを理解し、
>生じるエゴイズムが
>真の自分でないと理解し、
>エゴイズムから生じる
>エレメンタルを抑制する。

>或いはそこで生じたエレメンタルを
>再活性化させないことを学ぶことで、
>少なくとも「人格」がこれ以上真の
>自分から離れていくことを
>防げるのだと理解しました。

>その上ですでに生じている
>エレメンタルの再活性化を抑制することで、
>「人格」の浄化が始まり、真の自分の近づく。

>そうして真の自分を知るプロセスが進む。
>という理解です。

その通りなわけですよ。

そのために、

自分の潜在意識に潜むエゴイズムの

分析と傾向、そして対策のツールを

使う勉強したわけです

。

自分探しはつづく

一時さ、「自分探し」って言葉が

流行ったな。

若者は、

誰しもかかるはしかのような( ´艸｀)

でもさ、スピリチュアルな道も、

「自分探し」なんだよね。いわば。

本当の自分に至る道。

そこには、浄化もいるし、

自己分析、省察もいる。

めんどくさくて冗長で、

そして強い忍耐がいる。

理解することも難しいし。

何より、学んだことの実践が難しい。

知的な意味での

哲学体系としてみれば、

決してペらぽーに難しい学問ってわけじゃない。

いろいろと、

「受け入れる」ことが

難しいシステムではあるけれど。

話を戻すとエゴイズムってのは、

対処に本当に困難なのが、

それは独立した生命存在として、

知性を有していることなんだ。

そして生命である以上、

生存本能があり、

自己正当化が本当にうまい。

「甘いもの食べ過ぎだ。太ってしまったし、不健康だ。控えよう」

と思っても、

「これは大切な人のいただきものだし・・・」

「会社の人に誘われたから

断るのは失礼」

と生みの親に囁いて、

自分の生み出された意義を

果たそうとする。(笑)

いとも簡単に、
生みの親の理性を篭絡してくる。(笑)

これが狡猾なエレメンタルの知性だ。

おれたちの現在の人格は、

このような欲望思考型の

エレメンタルによって

構成されている。

ほんとの浄化ってのは、

こういうエレメンタルと向き合い、

処理していくことにある。

正しい理解が、

正しい思考を生む。

正しい思考は、

正しく「神聖な法則」を理解させてくれる。

最後に、彼はこう〆た。

 

「叶えたい欲求がエゴイズムの
　産物であると気づくと、
　これまで信じてきた自分
　を否定することになり、
　アイデンティティの喪失を
　引き起こしかねないですよね。

　でもそのアイデンティティが
　偽物であるのだから、
　それを失くしてようやく
　本当に得るものが得られるのでしょう。

　本当の自分との乖離が
　激しければ激しいほど、
　喪失も大きなものになってしまうので、
　エゴイズムの生存本能が
　拒絶するための言い訳を探し出しますね。

　そうだと知ってしまった以上、
　向き合わざるを得ない。
　けれど、厳しい…」

Hさん、実践と知的理解のバランスが

取れているタイプと思っていたけど、

いい回答だったので、

シェアしました。

エレメンタルと向き合うって、

本当に難しいんだぜ。

ま。そんな話さ。

編集後期

よく願望実現の方法論でさ、

引き寄せの法則とか、

イメージングとか、

潜在意識にインプットするとか。

いろいろあるじゃんね。

エレメンタルの概念を

知ってると、

それらは決して間違ってはいない、

とはわかる。

方法論としてね。

ただし。

エレメンタルがどういうものか

理解すれば、

おいそれとできるものではなくなる。

なくなってしまうんだよ。

それにもかかわらず、

「スピリチュアルで」願いを

叶えようとする輩は、

やろうとするけどね。

やれやれさ。

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