叡智と真理を探究する者のために

なぜ生きることが辛いのか【8】~カルマを見据え、未来を見据える~

はい、どーも。
ぼくちゃんです。
夏樹です。
ようやく寒さから解放されたと思ったら、
週末から冷え込んで天を仰いで
「神よ神よ、なぜお見捨てになったのですか・・・」
とムダなところでクリスチャン精神を発揮しています。


そんなあなたの夏樹でございますが、
今日も今日とて、
神秘学の実学化に向けて語ってみようかと思います。

 

Contents

なぜ生きることが辛いのか~最終章~

で、シリーズ第8弾です。
尚、本シリーズですが、
今回は心の赴くままに語っていますので、
いずれこれまでの発刊号あわせてもっと
精緻化・体系化して、
メール講座にしようと思ってるよ。
そんな声をいただいたので、
やってみようと思う。

 


さて、前号までで、
ざっくり言うと、
これまでの成功法則にありがちな
「潜在意識への願いのインプットの仕方には
 間違いがある。また潜在意識に対する理解も
 おかしい」ってな点から語ってきた。

で、次はカルマの法則からの内省的検討だ。


「その願いは、
 カルマの法則(原因と結果の法則)的に正当なのか。」


この検討こそが、
本当に重要になってくるんだ。
相反するベクトルを打消し、
インプットするということが、
下層における原因と結果の法則の利用法。
同時に上層からの原因と結果の法則の利用も必要。」

という風にまとめたな。

で、さらに、
「あなたの抱くその願いは、
 カルマ的に許されていないかもしれない」
ということ。

そしてそのとき、どうするか。
とも書いた。

この点から書こう。


いきなりこれまでの流れをぶった切るコト言うと。
極論すれば、
世の中に流布している引き寄せ系法則
(原因と結果の法則,カルマの法則)
の使い方だって、
「テクニック」としてはそんなに
間違っているわけでもないのよ。


ただ、そもそもの前提が間違っているワケで。


自分の願いを叶える手段として使うのは
まぁいいとしよう。


ただ、それだけなら、
あまりにも引き寄せの法則の
正体である原因と結果の法則(カルマの法則)
に対する理解・認識がおかしい。

 

 

法則の本来の姿から考える

そこで法則を発見した源流たる神秘学に戻って、
正しい認識のもとに運用して
みようというのが、
本連載の趣旨なのだが。


もともとこの分野に関する人たちに
してみたら、
すでに理解しているところだろうが、
この原因と結果の法則は、
人の魂の「輪廻」に関して「も」
コントロールしている。


この法則の高次の機能性については、
残念ながら、人間知性を
遥かに超えた運用をされており、
すべてを把握することは困難だ。


原因と結果の法則は、
この三次元世界では
我々に分かるものとしては

いわゆる「物理法則」として表現されている。

物質の原因と結果なら、
人間の五感や技術で測定できるからだ。

ゆえに無論、すべてを我々は把握していない。

高次の霊的世界まで視野を伸ばすとき、
常人には認識ができない。


まぁそれでも、
この道の先人たちは研究と探究を重ねて
きてはいる。


その知見に則ったうえで言えば、
「あなたがこの世界で生まれた環境は、
前世からのカルマによって導かれた最適なポジジョンにいる」
ということ。


そしてカルマによって与えられる「痛み」とは、
「あなたを霊的に進化させるための契機である」
ということ。


この仕組みを信頼することが、
なかなか難しいし、
ともすれば、
「じゃあ何をしても、
すべて決まっているようなものじゃん」
ということになる。


それは、
一知半解というものだ。

 

カルマは決して決定論ではない。

これまでのカルマによって決められた
あなたのこの「人生の設定」は、
いわば、「キャンパスの絵の具の種類」
定めて生まれてきたようなものだ。


人によっては、
何十色と持っているかもしれない。
あなたは、鉛筆一本かもしれない。


しかし、
それでどんな絵を描くかは、
「あなたの自由」なのだ。


鉛筆一本だって、
すげぇ壮麗な絵を描く人だっているだろう?


でも鉛筆一本しか持っていないのに、
どんなにフルカラーに挑戦しても、
それは無理というものだ。


ゆえにおれは、
「がんばればどんな夢だって叶うんだ」
なんてうす甘いことは言わない。
言えないんだよ。


人は、霊的進化のためにこの世界に生まれてきた。


大きく言ってしまえば、
どんな人生を歩むにしても、
それしかない。


この世界の人生ゲームとは、
つまるところ、
それしか目的がない。
それがなんのために?
というのは、
今回は趣旨が違うので別の機会に譲るが。


で、だ。


ドラえもんのたとえ話だが、
未来から来たドラえもんが、
のび太の過去を変えても大丈夫!
と言った理屈、知ってるかい?


東京から大阪に行くとき、
飛行機で行っても、
新幹線でいっても、
在来線でいっても、
自動車でいっても、
徒歩でいっても。

大阪という目的地が変わらなければいいのだ、
と。


そう、
一人ひとりの人生においても、
このことがいえる。


生まれたとき、
カルマの導きによって、
目的地はすでに決まっている。
(幸い、その目的地はベストなものだから、
心配しなくていい。)


ならばその目的地までの道程をいかに
「実り豊かなもの」にするか。


この「目的地」からブレたり、
妨げるものでなければ、
「原因と結果の法則」は、
カルマ的に正しく機能する。


ここで誤った運用をして、
技術的にヘタにとりあえず機能させても、
一時的な繁栄で終わり、
本来の道へと戻そうとする力が働く。
まったく機能しないことも多い。
新たな負債としてのカルマを作ることもある。


だんだん見えてきたかな?


そう、
おれたちがまずやらなくてはならないこと。
それは、「自分の人生のゴールを想定する」ということなんだ。

なにを成すために自分は生まれてきたのだろう?
と考え抜くことだ。
言い方を変えれば、

「何をすることで、
 自分はより霊的に進化する人生を選んだのだろう」

と考えることだ。

 

 

いかにゴールを見定めるのか


一口にそれをヤるといっても難しいよな。

本来なら、
おれもここはセミナーとかならたっぷり時間を
かけるところだ。


メルマガというものの性質上、
箇条書きにするので、
自分なりに取り組んでほしい。


・自分はどのような死に方をしたいのか。
・自分は死後、どのように周りの人に思われたいか。
・自分は何のために生まれてきたのか。
・自分は何に一番喜びを感じるのか。
・自分がこの人生で果たすべき使命とは何か。


などなど、たくさんあるが、
主なものを列挙してみた。


これは、単に自分の感情だけにフォーカスを
当ててはダメだ。


自分の生育環境(親兄弟)、
人間関係などなど、
これまでの人生を振り返り、
じっくり時間をかけて、
自分の「来し方、行きし方」を
しっかり解きほぐしてくれ。

さらりと書いてしまったが、
とても時間がかかる。


メルマガなんで一人ひとりにコーチングしたり、
サポートできるわけでもないのがもどかしいが。


で、ともかくも上記のようなことを踏まえて、
「自分の人生のミッション・ステート」
打ち立てるんだ。


よくこのテの自己啓発系でも、
自分の人生の目標を見定めろ系はあるんだけど、
違うんですわ。


あれらは単に自分の夢とか目標というきれいな
言葉に自分の欲望を粉飾しているだけなんだ。



おれの提示しているのは、
「生まれもってきた自分の人生のテーマ」
「観察力」(理性的分析)で発見し、
打ち立てる。というのが前提。


混同しないようにな。


そしてもしここで、
自分なりに自分の人生で果たすべき
ものが見えた人は幸いだ。

(ちなみに人によっては親との和解とか、
とても限定的で、一見小さくて、とても魅力的
とは思えないミッションに気付く場合もある
しかし、それと知っても嘆かないように。)


次は、そのテーマに沿った形で、
目標を打ち立てていけばいい。


これまでどんなに頑張っても、
なぜかイマイチ出世しない、
人間関係が好転しない、
豊かにもならないetc…


もろもろの苦難を強いられた人たち。


しかし、それらは、
自分が向かうべき先へと
向かわない努力をしていたためだったんだよ。


大阪へ向かうべきハズのおまえさんが、
北海道に向かう努力をしていたなら、
カルマの法則は厳密だ。


「そっちは違う」と教えるだろう。

そしてそれは痛いかもしれないが、
愛だ。


正しい方向へと戻すために作用する。


おまえさんはそれを「痛み」「苦痛」
感じていたかもしれない。


だがそれは、
本当は親の如き導きを
「自分の欲求を叶えてくれない理不尽さ」
と子供のように感じていただけなのかもしれないのだ。

 

もし人生のテーマに気づいたなら・・・・


だが、逆に言えば、
「自分が今世で取り組むべきテーマ」
を理解し、その方向と合致した努力をするならば、
これまで考えていた以上に、
物事はスムーズになるだろう。


困難さに直面しても、
それはまさに挑戦だ!
と前向きでいられるだろう。


困難に直面してもめげずに立ち向かい、
成功した「偉人」たちは、
まさに自分のミッションと合致していたからこそ、
常人では恐れおののいたようなことでも
やり遂げたのだ。


もし彼らが、
自分の「ミッション」と違う目的に向かっていたら、
偉業を為したときほどの
がんばりは見せられなかっただろう。

そして正しくミッションに向かうなら、
そのテーマを為すに必要な富、
豊かさ、そうした繁栄も得られるだろう。


だから言おう。


この世界に生まれ落ちたテーマを
まず見つけなさい、と。


そしてそのテーマを為すための努力を
第一にもってきなさい、と。


ここが本当の出発点だ。


潜在意識にインプットだ、
習慣化するためのテクニックだの。


そういうのは、
いわば戦術だ。


最初の戦略が描けていない状態で、
いくら戦術(Howtoやメソッド)を
持ち込んでもそれは意味がない。


世の引き寄せなどのHowto系が
ろくに成果を出さない一番大きな理由は、
ここにある。


とまぁ、ここまで連載にしてみたが、
これでもかなり駆け足になってしまった。

いずれまたこのあたりに特化したセミナーでも
神秘学講座とは別建てでやろうかと思っているので、
興味があればくるといいよ。


そんときゃ、
神秘学のエッセンスを取り込んだ
コーチとして人生を切り開くサポートを
させてもらうよ。


ま。そんな話だ。

 

 

↓↓編集後記は特典情報の下です。↓↓

 

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【Contents】

はじめに-最高のヒーリングの話

【内省編】
1.内省の効果として-内省で生まれ変わった男の話
2.理性で、潜在意識という畑を耕せ!
3.瞑想と内省との違い
4.基礎的内省の実践
5.内省の必要性としての補講

【ヒーリング編】
1.エーテル(気)を感じることから始めよう
2.エーテルの機能について1
3.エーテルの機能について2
4.エーテルの機能について3 基礎的プラクティス

【エソテリック・プラクティス】
1. 秘教のスキルとして霊的防御フィールドの構築
2. 1本の赤い薔薇を


【ヒーラーに向けて】

1.魂のセラピストたれ

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 編集後記

とりあえず、

このテーマでの連載はここまでで一旦終える。

何か疑問があれば答えるよ。

次回からはまた別のテーマにしてみたいと思う。

 

 

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コメント

    • YM
    • 2015年 6月 08日

    先日はコメントにお返事下さりありがとうございました。
    自分の人生のテーマに気づくのは難しそうですね…汗
    セミナーや講座に参加したいですが、諸事情でなかなか叶わないので、スカイプ通信講座とかセミナーにスカイプで参加できるといいなあ…
    講座の様子を有料でネット配信とか…
    と、自分勝手なことばかりですみません汗
    とりあえず私は家族みんなで健康に長生きできたらそれで幸せです♪
    これが人生のテーマだったらいいな〜

    • アバター画像

      おーぅ。
      オンライン講座を作成は野望(笑)のひとつだ!
      がんばるぜ。
      かなり頭の中で設計だけはされているんだけどね。

      いかんせん時間が。(笑)

      >とりあえず私は家族みんなで
      >健康に長生きできたらそれで幸せです♪
      >これが人生のテーマだったらいいな〜

      いいねぇ。
      そんな平和なテーマもさ。

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  • 市川康明 { 何時も有益なお話を有難うございます. }

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