VOL.37─「驚く力─熱く生きる力を取り戻せ!─2」
こんにちは!
加藤夏樹です。
「本物のスピリチュアル」を届けることにこだわったメールマガジン、
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■VOL.37─「驚く力─熱く生きる力を取り戻せ!─2」
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どーも。オレさまです。
今回は、
「驚く力」についての2回目だ。
今号では、
そもそも驚く力について掘り下げてみよう。
やや迂回した方面から入るが、
よく物事は「結果がすべて」というだろ?
とくにビジネスパーソンやスポーツに携わる人なら、
尚のこと実感しているだろう。
どれだけ頑張っても、
結果が出せなければ意味がない、と。
ところが、
神秘学においてはそうではない。
シュタイナーもよく言っていたように、
「行為(学ぶ)それ自体への愛」こそが肝要となる。
学びなら、学ぶこと、それ自体が目的化した状態だな。
少し考えればわかるけど、
結局そうできるヤシのほうが格段に物事は継続する。
そして結果に左右されないので、
如何なる道を歩いていても、
歩くことそれ自体が幸福なのだ。
そしてここで、
「驚く力」というものが、関係してくる。
よく言われる紋切型のセリフを吐いてしまえば、
世界はいつだって奇跡に満ち溢れている。
世界は驚きに満ちている。
そのことに気付ける-驚ける-がゆえに、
歩くことそれ自体が目的であっても、
日々楽しんでいけるのだ。
そう、「驚く力」とは、
幸福に生きる力そのものにもなっているのだ。
ところが、
世間一般はそうではない。
誰もが少し見知っただけで「わかった」気になる。
何にでも「ラべリング」をしてわかった気になる。
原因不明の不調に悩んでいたヤシが医者に
病名を告げられたら、
「原因は分かった」(と思い込んで)と、なんとなく安心するようなものだ。
これがクセモノだ。
人は一度「わかった」と思うと、
その対象に対してもう「わかった」という視点でしか見なくなる。
心を素通りさせてしまうんだな。
こうした行為を繰り返し、
オトナになつた頃にはすべて「わかった」気になつてしまい、
日常のほとんどすべては心を素通りしてしまう。
驚く心が死んでしまうのだ。
今、おまいが飲んでいるコーヒーや紅茶がどのように
自分の手元に届くのかもさえも、ロクに知らないクセにだ。(笑
子供の頃を思い出してみるといい。
毎朝、世界はもっと輝いていなかったか?
小学生のころ、日曜の朝なんて、
すべてが新鮮で祝福されたかのように新鮮で、
ドキドキとワクワクに満ちていなかったか?
たかが近所の公園へのお出かけが、
大冒険にすらなったはずだ。
オトナは子供ではいられない。
それは、そうだ。
だが、大人になって些細なことで心が震えることがなくなったのは、
経験や知識が増えたからではない。
「それは知っている」とわかった気になり、
驚くことをヤめてしまったからに他ならない。
しかし、もし「驚くこと」をヤめなかったら。
ダンゴムシを集めて喜んでいた子供は昆虫学者になり、
石を集めていた子供は鉱物学者になっていく、
といった未来が開けたかもしれない。
驚く力。
それは、
今目の前の奇跡に気付き、
その奇跡の美しさに問いかける力だ。
子供のようにそれを取り戻していくとき、
おまいの人生に再び光彩が甦り、
まるで春に芽吹く若葉のようにすべてが若々しく輝き始めるだろう。
ま。そんな話だ。
次回ももう少し、
驚く力について触れていこう。
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■編集後記
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うーむ、
驚くほど、実は前号の評判が良かった。
書評号で紹介した『大富豪の仕事術』を、
幾人かすでに読んでいた方から賛同の意見が届いていた。
要約すると、
・人生を変えるには実のところ何が必要か?
・一番の夢を現実のものに変える方法
・行動に踏み切れない3つの理由
・失敗への恐怖を消すとっておきの方法
・ほとんどの人にプラス思考が効かない本当の理由
この辺りへの参考っぷりが、
スピ系よりもよほど実践的ということのようだ。
なんか、あんまりビジネス書を絶賛されてしまうと、
神秘学徒の立場がねーなー(笑)
とも思ってしまうが、
まぁ役に立つにこしたことはねぇな。
ま。そんな話だ。
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