「正しさ」とは何か1
はい、どーも。ぼくちゃんです。いまオレさまの手元に一冊の本がある。「これから『正義』の話をしよう」マイケル・サンデル著。いまエラい売れてるそうな。
ハーバード大学で史上最多の履修者数をいまなお更新中という授業の講義録の本だ。正義というとウサン臭いコトバの代名詞のように聞こえてしまう。
とはいえ思想哲学の分野では古代ギリシアから「正義論」ってのは道徳とか倫理と結びつき、「正しさ」とは何かということを考えるメジャーなジャンルの一つなんだ。そして人類の個人的、社会的、国家的な行動に多大な影響を与えている。
思想哲学なんて興味ない、といってるヤシだって、実のところこの正義論からは無縁でいられない。たとえば、子どもの頃、クラスで何かをきめるとき、「多数決」を採る。
漠然と子どもたちは「おれ一人の意見より、多数派意見を尊重すべきなんだな」と思う。別に「全体の幸福の最大化」を旨とする功利主義なんて知らなくとも、そういう「規範」を自然とここで一つ学ぶというわけだ。こうした体験が積み重なり、自分なりの行動規範ができてくる。
さて。ハーバードはもとより、何気にこうした思想哲学の講義は、実は非常に面白い。オレさまの学んだ大学のある教授の年間最後の授業なんて、オールスタンディングオベーションが起こるほどだ。
それだけホントは身近で、誰にとっても考えるべきコトがここには詰まっている。冒頭にあげたマイケル・サンデルの著作を下敷きにしながら、「正しさ」とは何かを少しずつやっていこうかな、と。
いやね。すぴなセンセー方ってさ、あまりにも不勉強だと思ってな。大切なコトは内にあるだかなんだかしらねーけど。宗教戦争とかを例にして「人は“正しさ”を主張して争ってきたのです」、なんて言い放つワケ。スピリチュアルでエレガンスなコトを言うブロガーにいわせると。
けどさ、国際政治学的には厳密な「宗教戦争・紛争」なんて史上、一度もないと考える。いつだって、経済的利得を争うというのが本質だったわけだ。
早い話、人類の知的遺産を無視して、浅はかな独自の見解を内なる智恵ってなノリで言い放つのが、すぴなセンセー方の特徴でもあるのかな、と。
でも、そんなのより、生涯をかけて研究してきた思想家・哲学者のほうが、よっぽど人間の本質に踏み込んできたし、価値がある。
似非スピなセンセーたちのスピリチュアルってさ、もはやオタクカルチャー、ポップカルチャーのノリで簡単でわかりやすい。底が浅い。つまるところ「考えないヤシ」が飛びついている気がしてしょーがねぇ。そんなのを「いま・ここ」にあるのがすべて、なんてQ極レベルの悟りのように言われても笑止だ。
そんなセンセー方のしょーもないオーラリテーィングだのカウンセリングだのに走るより、人類の古典的、知的遺産のほうがよほど価値ある叡智が詰まっている。
まぁ、あまり面白くできなさそうなら、シリーズ化はヤめる。ぽまいらも、高校の現代社会や倫理の授業、大学で思想関連を取ったコトがあるヤシらは思い出しながら、読んでいってみてくれ。懐かしい言葉、フレーズ、人名なんかが出てくるかもよ。
オレさまも記憶を発掘しながらなので、結構、ミスがあるかもしれねぇしな。
ま。そんな話だ。
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2.エーテルの機能について1
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