叡智と真理を探究する者のために

「存在神秘の哲学」を語るゲスト

Contents

昔、最近コロナでできていない夏と冬の特別講座の思い出

ども。夏樹です。

最近特別講座をしていないから忘れがちですが。

夏と冬の特別講座ってゲストを招いて講座をしてもらうことがある。

で、今回記事にするのは、ある作家。

「アトランティス」の著者の佐々木先生だけど。

 

そういえばすげー反応よかったな。

そのことを書いたメルマガがあったあったので、記事に再編集してみた。

 

ゲストの謎の作家を招いて後半戦で講演してもらいました。


参加者の反応もよく、早くも続きがまた聞きたいという

声も多かったので、年末の打ち上げのときにあわせて再訪をお願いしておきました。

 

元々、宗教研究者並の知識人


さて。今回招いた作家さんはさ、キリスト教、神道、仏教、道教、、、ほんと多方面でめちゃめちゃ造詣が深いのな。


そして人生で実に多くの艱難辛苦の果てに、いまがある。

 

講演ではわりとライトにそのあたりは話してないが、まぁなかなか苦闘の多い方だ。


そんな彼が、人生の荒波を乗り越え、

それでいて、ふと始めた禅の道における実践から得られた経験を伝えてもらった。


彼の話は膨大でとても書ききれないが、おれは二つの点が、とても心に残っている。

 

「存在が表現している」


彼はあるときから境に、身の回りの人のモノまで含めて、

そのすべてが、ある「存在」が一時的にこの場に顕現して、

存在としての表現をしているという感覚を得た。

 

本来交わらないはずの「存在」が、個々の存在の地平を重ねている瞬間だ。


その領域に知覚が及んだとき、彼のまわりで世界が、大きく転換を始めた。

 

たとえば、

道行くおばあさんを見て、彼は言う。


「そのとき僕は、

 ああ、存在が、ここで一時的に、

『おばあさんを表現しているんだ』

と。その場にいれたことに、

僕はいたく感謝して、

それだけでありがたさが止まらなかった」

 

この「存在」というものは、聖書においても最大級の神秘だ。

 

名を問われた神が、

「私はある。在るというものだ」

(I am that I am.)

と答えたように。

 

存在を歌うカラス

またある朝は、カラスの歌が、

存在の歌を奏でた。


かー

かー

かー

かー


といういつもの朝のカラスの声。


それがいつしか、

「真理は在る

 真理は在る

 真理は在る」

と、こだまする。

そして最後にもう一声、「かー」とくる。

それはこう響いた。

 

 「それは私だ」

 


この世ののすべてのものは、仏性がある。


その仏性のすべては、互いに真理を伝えあい、存在というメッセージを放つ。


ゆえに般若心経の最後の真言の

羯諦羯諦ぎゃーていぎゃーてい
波羅羯諦はーらーぎゃーてい
波羅僧羯諦はーらーそうぎゃーてい 
菩提薩婆訶ぼーじーそわかー
般若心経はんにゃしんぎょう

の部分は、

行こう行こう、みんなで

彼岸(悟り)の彼方へ行こうよ、

という意味とされる。


存在の地平にまで認識が及びだすと、

いろいろなことが一つになりゆく。

 


世に在る数多の叡智の道は

結局ひとつだし、

結局この世界は、

スピリチュアルなことしか

大切なことはないと見えてくる。

 


やがて、幼子がおもちゃをそっと

わきに追いやるように、

おれたちもまた、

「カエサルのものはカエサルに」

返すようになっていくのだ。

スピリチュアルに限らず、本質的なことを掴むのは、なんだって難しい。

しかし本質はシンブルだ。


しかし、数多ある「枝葉」の部分に惑わされることなく、

お互い歩んでいけたらと思う。

 

たとえメルマガやブログといった縁でアレ、縁は縁だ。

 


こうした縁の紡がれた結果としてもたらされる学習の場をこれからも続けていきたいもんだと改めて思った次第。


ま。そんな話さ。

 

追伸

この作家さんは、

朝、座禅を組むとき、禅の作法にのっとって、たとえ一人であっても、共に学ぶ(座る)方に向けて、御礼をするそうです。


共に学ばせていただき、感謝します、と。


こうした作法に則ると、たとえ一人で行をしていても、まったく孤独という感覚からは遠く、共に学ぶ方がいるという気持ちで包まれる、と。


今回の講座にも、講演をするという上から目線は全くなく、学びの場の末席に加えていただき、

ありがとうございます、という気持ちでこれられた、ようです。

また彼から見たら若い方や女性が多くて、とても驚き、尊敬した、と。


そんなことを追記しておくぜい。

 

編集後記ーオマケの雑感

存在の地平に達するとき、なぜか動物ではカラスがその

先ぶれになることが多い。

なぜだろう・・・。


カラスの賢さはもしかしたら動物にはないはずの個我があるからなのかなぁ。

そんなことをふと思ったとさ。

 

 

 

まぁ、何とはともあれ、今年も好評の特典つきのメルマガを下記からどうぞ。

 

 

第一部<スピリチュアル編>
【霊的成長編】

1通目:人格主義=霊的成長。それが前提
2通目:天国へと至る 5つ黄金の鍵とは何か
3通目:内省はすべてのベース
4通目:我々は真理の現れも観察する
5通目:集中力なくして達成できるものは何もない
6通目:霊的成長とは何か
7通目:もっとも重要なスキル—視覚化—
8通目:瞑想でこの世界を超越する
9通目:【重要】なぜ学ぶのか―魂のパトス—
10通目:お仕事編の学びを進めますか

 

【第二部お仕事編】

【spiritual&marketing】
1通目:真・善・美からそれないこと。
2通目: 個の時代の到来をはき違えるな
3通目:あなたの強みを具現化するということ
4通目:100年食いっぱぐれない力とは何か
5通目:非成長型社会を乗り切れる人種は〇〇
6通目: 再びモノづくりの時代へ
7通目: 日本人に最適な働き方

※第二部の配信はクリックした希望者のみ。
※icloudのメアドは使えません。

 

魂の神秘学『風の時代で成功するための神秘学』

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特別講義

おすすめカテゴリー

MYブックマーク

カテゴリー

最近のコメント

  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }
  • 市川康明 { 何時も,魂の浄化をさせて頂いております. 有難うございます. }
  • 加藤 { こちらこそ目を通していただき、感謝です。 }
  • 市川康明 { 何時も有益なお話を有難うございます. }

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

RSS

twitter