過去世、現世、来世
さて。タイトルの仕組みや真偽についてウンヌンは言わない。いちお、神秘学系ブログ。今さら、そうした議論はしない。
在るという前提で様々な議論を展開はするが。今回はちと違う。モノの記事で読んだのだが、江原氏氏に対して、占い師からクレームがかなりあるらしい。
巷ではまだまだ占い師と霊能者の区別が曖昧で、占い師に来世はどうなる、とか占って欲しいと来たりするそうだ。そのうち、来世に期待して自殺なんてヤシも出たりしないだろうな、とその記事ではあった。
別に江原氏に限らず、そんな来世に期待して自殺なんてバカげたことをすればトンデモないカルマになるということくらいは述べている。普通に彼らの言説を受け止めれば、現世をマジメに生きなきゃいかんな、となりはすれ、逃避の自殺なんてむしろ減るはずなのだが。
さて。そんなことよりも、過去世について安易に教えることについて、オレさまはむしろ警戒する。ダンブルドアは一応、このテの学びの道にいる弟子たちには、準備があるとみなして語ることは多々ある。オレさまはあまり過去世には関心がないほうだが、自分の覚えているものや「こうじゃないかな」と思しきものについては聞いたりしている。
以前、ひょんなことから観てもらった別の霊能者も同じ過去世を指摘していたので、まぁ間違いはないだろう。ディティールが同じだったので、さすがに偶然はあるまい。
だが、「準備」ができていないときには、自分で思い出したならともかく(それこそ準備が整ったという一番の兆しなんだが)、別の人に教えてもらうと、あまりいいことはない。ましてや、それが歴史上の人物だったり、今と比べて華やかな人物だったりした日には、そっちにばかり気をとられてしまうのだ。先祖がえりならぬ過去世返りをしてしまう。
本当は、どんなに華やかな過去世があっても、「今」がもっとも進化している。あるいは、霊的な償いの道に在る。わざわざ過去の自分を顕在化させてしまうのは、退化に他ならない。いま、過去の自分を思い出していないというのは、そうである必要があるからこそ、覚えていないのだ。それはこの世界のシステムをくみ上げた神の恩寵ですらあるのだ。だからこそ、過去世について教えるのであれば、弟子などその人物をよく知っていて、教えても大丈夫だろうという確信があったり、いわゆる過去世療法のように、あえて過去世を知ることで、学びや癒しにつながるだろうと考えられるケースに限ったりした方が良いと思う。
すぐれた神秘家はいわずもがなで行うことだが。知らぬべきことは知らせないものだ。ダンブルドアを見ていても、そう思う。
一方、江原氏の番組とかだと、おかまいなしにタレントたちに教えているそうだな。エンターテイメントである以上、そうした要素が欠かせないのは分かる。しかし、安易に過去世はなんだかんだと語りまくるのも、本人にとって(またテレビという万人が見てるメディァとして)、いかがなものかと思わないでもない。
精神世界文化(伝統的なものではなく、今“スピ系”と言われるもの)が黎明期に在る以上、ゆっくり適切に育って欲しいもんだぜ。そうでなくては、まだまだ根強い唯物論の潮流に飲み込まれ、人類にとっての不幸を招きかねない。
ま。そんな話だ。
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