名古屋が熱い
今日は政治向きな話を。民主王国愛知で民主党がトリプル惨敗。報道されているとおりだ。
愛知県知事で大村氏、名古屋市長に河村氏、名古屋市議会の解散。
民主党は地方愛知の造反的動きにまったく抵抗できなかったわけだ。
なかでもおもろいのが河村氏な。減税日本とかいう名称=マニフェストともいうべき政党。わかりやすい。この時点で勝利したも同然だろw
で、オレさまが河村氏支持なのは、その政策が今の時代にマッチしているからと思うからだ。
管内閣は与謝野を招きいれたことでも明確なように、増税路線。財源がないだのなんだの言って、何かと「増税は避けられない」ネタを報道させている。
少しずつ、「確かに財源がないと、社会保障関係立ちいかないよな・・・」という雰囲気を醸成しようというハラづもりだろう。
しかし、いつかはそれでもいいかもしれんが、この経済状況下でそれはいかがなものか。
増税すると、経済は失速し、財源はむしろ減る。そのことは歴史が証明している。
そのことを「PRE ロシア政治経済ジャーナル」の北野氏が書いている。コピペOK!とのことなので、キモの部分をコピペする。
以下、抜粋
不況時に消費税を上げ、景気がボロボロになった過去の例もありま
す。
日本の消費税は、1989年に導入されました。
当時の税率は3%。
これを橋本さんは、1997年に5%まで引き上げます。
そしたらどうなりました?
見事に消費減 → 生産減 → 投資減の縮小スパイラルに入って
しまったでしょう?
もっと具体的に数字をあげて。
日本の名目GDPは、バブルが崩壊した1990年、約440兆円でした。
すべての人が「バブルは崩壊した!」といいましたが、その後も少し
ずつGDPは増えていたのです。
91年468兆円
92年480兆円
93年484兆円
94年 486兆円
95年 493兆円
96年 504兆円
97年 515兆円
数字をじっくり見てください。
GDPは、少しづつですが一貫して増加しています。
ここで●橋本内閣は●消費税を2%引き上げを決定します。
98年 504兆円
99年 497兆円
00年 502兆円
01年 497兆円
02年 491兆円
03年 490兆円
04年 498兆円
05年 501兆円
06年 508兆円
07年 515兆円
08年 494兆円
↑
どうですか、これ?
消費税引き上げ前と後で、明らかな違いがわかるでしょう。
消費税引き上げまで、ゆるやかな成長。
その後は、500兆円をはさんで上がったり下がったり。
で、肝心の税収は増えたの?ということです。
消費税が引き上げられたのは97年。
98年の消費税収は96年比で4兆円増えました。
しかし、所得税収は2兆円、法人税収は3兆円減った。
つまり、税収全体では1兆円減ってしまったのです。
どうですか?
私が冒頭で「消費税引き上げで日本経済は『壊滅する』と書いたわ
けがご理解いただけるでしょう。
税率をたった2%引き上げただけでどうなったか、私たちは忘れては
いけない。
それを、5%から10%に引き上げた日にゃあ・・・。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本経済は、まさに「壊滅」します。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ってなもんだ。
財政の健全化を目指すなら、こーいう時期はケインズ理論だ。つまるところ、内需拡大。政策としてこっちの方向を向いているかどうかで判断すべきだろう。
だから必然的に、大規模な公共投資、減税はOKなのだ。結果として、政府税収も増える。財源確保のために増税を今の時点ですれば、さらに財源が厳しくなるということを歴史は示している。
「名古屋を日本一税金の安い都市にする!」
その点、この政策は間違ってない。正しい。それでいて、アピール点も簡潔でわかりやすい。一方、ワケのわからん大義名分をごちゃごちゃいって国民に「理解を強要」しようとしてくる民主党。
分かりやすく、「正しく」、心情にも届きやすい河村氏の主張と比べたとき、どっちが勝つかなんて明白だな。
「チェンジ!」の一言で勝っちまった大統領もいるようにw、わかりやすさは選挙では大切だ。それでいて正しいともなれば言うことはあるまい。
まぁ河村氏の人となりのほんとのところはわからんが、もともとが会社員として、商売に勤しんだ経験もあるように、日本の中華帝国と言われる名古屋にはピッタリな人材だろう。
中央集権から地方分権が進まなくてはならない今後、こうした人物が昇ってくると、面白くなるな。せっかくだから、東京も、パワーだけじゃなくて知性ももう少し上品な人物に知事になってもらいてぇもんだ。
ま。そんな話だ。
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