月光の多層性
あー、どもども。どーも更新に間が開いちまうな。そうそう書くネタもなかったり副業パタパタしたりしているのだが。
ちょっと今日はややデンパよりな話を。
月。
夜空に浮かぶアレな。最近、あの光を観察しながら、つらつら思うことがある。
月光には―いや陽光もそうなんだが―いくつかの層があるんだな。
一つは、人間のファンタジーを刺激する光。いわば詩人をインスパイアする層の光だ。これ良い意味で、ルシファー存在系の波動だ。人間は夜にこうした光を受け取ることで魂を自由に飛翔させる衝動を受け取る。それは唯物論的な硬化された世界へと落としこまれることを避ける光だ。
月光は、人の精神を柔軟にすると言うことができる。
受け取るすぎると耽美的な夜の住人へと向かっていくが、概ね、それは良い意味の刺激として人に働く。
一つは、霊的存在をからめとる光だ。月に吸い込むような、ある種の引力的な光だ。日本の話でさ、名前を忘れたが、ナントカ童子ってコワイ存在が月にはいて、地上で悪さする霊的存在を月の牢獄へと連れ去っていく死神みたいなヤシがいるらしい。
ダスカロスの話でも、月には悪霊の牢獄のような世界があるそうなので、多分、古代日本人が感得したものと同じだろう。月は、霊的に孤独な牢獄として機能している世界がある。多分、月から感じる死に通じるような冷たい部分の波動は、この世界あたりの波動だとは思う。
さて、その一方で。
月からは慈母的な生命を育む光の層がある。太陽が男性的で強い生命力を生み出す波動なら、月はまったく女性的な生命を育む層の光だ。
もし植物に関して詳しいヤシがいたら教えて欲しいのだが、植物って、月の光って育成になんか影響あるんじゃねぇの? 表面的な成長速度が変わらなかったとしても、月光を浴びていなかったら健全さを何かしら損なうというか。
そういうのがなんかあるはずなんだよな。そしてその健全さは、死へと同時に通じているはずなんだ。生命は、死という出口を持たなければならない。ああ、書いていて思った。そうだ、衰微だ。言葉として矛盾しているんだが、生命体のうちに健全な衰微を育てる光、とでも言えばいいのかね。
月は、健全で正しい死を地上の生命にもたらす。
そういえるはずなのだ。
そのプロセスの詳細をもう少し観察していこうかね。
ま。そんな話だ。
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