叡智と真理を探究する者のために

さまざまなスピリチュアルなメソッドに対して

さて。コメント欄の質問への回答を書いていたら、長くなったのでそのまま記事ネタにしちまうことにしたオレさまですが、ぽまいらはいかが棚ボタ万歳な人生をマジメなフリして生きていやがりますか。



あー。さて。つまるところ、「ヒーリング以外のスピ的手法に対してのオレさまのスタンスは?」ということのようだが。まず、メソッド自体、いま業界にはたくさんあるようだが、いまメインと思われるものを勝手にこちらで選定してみた。



・カード、伝統的占術を含めた「占い相談」

・スピリチュアル・カウンセリング(霊視相談)

・アカシック・リーディング

・除霊・浄霊などのエクソシズム

・スピリチュアル・ティーチング(霊的学習の指導)




このあたりだろう。まず占い方面だが、別にさして意見はねぇよ。技術が十分なら商売しようが、いいんじゃねぇか? 技術料だな。ただ、占いは基本的に「宇宙との戯れ」だ。当たるも八卦、当たらぬも八卦、というヤツだ。



エンターテイメント気分で、依存しなければ、かまわないんじゃないか? 「なぜ占いが当たるのか(外れるのか)」というロジックはそれなりにあるが、それはまた別の話。



オレさまの友人でもかなりリーディングがうまいヤシがいて、たまにリーディングしてくれるが、意見の一つ、というスタンスは崩したことはねぇな。本人もそのことを求めているし。



いい占い師はカウンセラーのように人の相談にも乗れるだろう。人類最古の職業の一つだけあって、存続してきたのには理由があるということだ。ただ霊視がメインなら、それは問題だ。次のスピリチュアル・カウンセリングに項目で。




<スピリチュアル・カウンセリング>


本来的には優れた霊的指導者が行うことだろ、コレは。今存在しているのか知らないが、ちゃんとした坊主が檀家の皆さんに説法を、が原型的なイメージ。もちろん金銭交換は良くないと思っている。



そもそも霊能力で専業ビジネスをすることに反対だが、専業にしているから、何万も取る必要が生まれる。数千円単位ならまぁいいんじゃねぇの、と思わないでもないが。



もっともそうしたことよりも、ブログで再三言っているように、「アストラル界を越えた霊覚者」でもない限り、役に立たない。そして日本でそのレベルに達している霊能力者など、ほとんどいない。スピリチュアル・カウンセリングを行えるレベルに達していないのに、看板を掲げているヤシが多すぎる。これが問題だ。




<アカシック・リーディング>

アカシックは、はっきり言えば神秘家の知識、レベルに応じて観えるものがかなり違う。まず単純に知識の問題。オレさまが物理学の情報を得ようとしても、グーグルでいえば検索する単語自体知らないし、検索ヒットしても、読みこなせる知識がない。



すると、頭をスルーする。よって物理なら物理、歴史なら歴史と見たい内容の深い知識が事前にいる。
 


またアクセスするヤシの霊的な進化度に応じて、アクセスできる情報に制限がかかる。それが秩序というものだ。何より、「未来」に関しては「永遠なる今」で絶えず人々の自由意志に基づいて構築中だ。



未来ヴィジョンはあくまでもアクセスしたときの現時点で、起こりうる可能性の1つにアクセスしているだけだ。イメージとしては、どんなゲームも、一枚のCDの中にスータトから幾つものエンディングまで入ってるだろ? 



だから「今」、「未来」にアクセスすることもできることはできるが、それがどれだけ起こりやすい可能性の未来なのか、見た者はそうは判断できない。幾つのエンディングが入っているのかプレーヤーは分からない。ほんとは限りなく可能性の低い未来を見ていることだってある。



つか、そもそもアカシックにアクセスすること自体、かなり高い能力だ。ほんとは。自称アカシックリーダーのうち、何人がほんとにアクセスしているのかねぇ。たいていは、せいぜい<アカシャの海>の海面に映る残像を見ているだけだ。



そんなことも考えず、アカシックリーディングできます、と商売にしているヤシらにどれだけの力がある? 倫理性がある? 宇宙の記憶は、カネを稼ぐ道具ではない。



<除霊・浄霊など>

オレさまはコレも「ヒーリング」にいれて考えている。よって無償で実施すべきものだ。拝み屋など「プロ」にしてみたら、もっとも「冗談こくな」という領域だろうが。ときに命かけるしな。 



とくに日本のような民間宗教者がいまも数多く闊歩している国では、「商売と信仰」がフュージョンして成立している面もあるので、他者のやり方についてはとやかく言えないが。ただ、力がほんとにあればいいが、単なる祓い・除霊レベルなら、オレさまだったら看板かかげて実践しない。



ケースは少ないが、実際に人霊が憑いていたときは、その霊を正しく「輪廻」の道に戻すことが、仮にも霊能力者を名乗るなら実施できる必要がある。救いの対象が、肉体もってるヤシだけ、なんて寂しい話だろ?



<スピリチュアル・ティーチング>

ここは、ヒーリングと並んで金銭と交換することにもっとも抵抗がある内容だ。霊的な学びを得たいと願う者には、門戸が開かれていなくてはならない。本人の資質に問題があるために「まだ早い」と閉ざされるのはわかるが、金銭的条件のために閉ざされることになるのは、決してあってはならないと思う。



というより、そんな条件のために学べない団体・人物など、ハナから学びにいく必要はない。このご時世、優れた霊的書物は廉価でかえる。図書館にだってあるだろう。師としての人物が必要な段階に至れば、必ずその人のもとに導かれる。


こんなところか。もっともこうしたスタンスは現時点のものだし、これから先、変わることはありうる。また、あくまでもオレさまの倫理的基準みたいなものなので、これが正しいスタンスだとは言わない。自分で考えてスタンスを決めればいいさ。



回答になったか? 補足などを求める質問があれば、コメント欄で。



ま。そんな話だ。

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