叡智と真理を探究する者のために

人生を切り開くセレンディピティを高める方法

Contents

【本記事の要旨】

一時流行ったセレンディピティという言葉。単なる偶然性を超えた、ひらめきの、ちょっとスピリチュアルな事象。今回は、そのセレンディピティを意識的に活用するには、ということをテーマとした記事です。別に同名のタイトル映画の画像を使ってるからって、映画とはなんの関係もありませんw

 

そもそもセレンディピティとは何か

どーも。夏樹だぜぃ。今回はわりとライトなテーマ。


セレンディピティを高める方法についてだ。

 

セレンディピティ(serendipity)とは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見する「能力」を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得、幸運をつかみ取る能力のことである。

(出典:wiki)

 

つまるところ、セレンディピティが高まると、まぁ早い話、色んなことがラクになる。答えをフッと発見する能力が高いので、答えを得やすくなるんだ。


そんなセレンディピティは元来、「偶然的発見」とされてきた。

 

歴史や科学の発見の多くは、そんな偶然性に基づく発見が実に多い、と。最近では大学や企業までセレンディピティの能力を高める研究やワークショップやプログラムを開発しているとか。

 

なるほど。


まぁメルマガ(※過去メルマガ編集記事です)であんまり長くするのもナニあれなんで、結論から書いてしくおう。

 

セレンディピティとは、無意識の“メディチ・インパクト”だ

メディチ・インパクトという言葉を知ってるだろうか。


本のタイトルでもある。


Amazonからの抜粋だと、本書はイノベーションを目指すための自己啓発書である。

 

「その昔、中世ルネッサンスのフィレンツェにおいては、垣根を越えた様々な芸術が集まることで、専門領域を越えてお互いに影響を与え合い、技術や文化がめざましく発展を遂げた。本書では、その繁栄を「メディチ・エフェクト」と名づけ、イノベーションにおいても異文化・異分野の枠を越えて接点を見出してこそ次々と斬新な発明・アイデアを生むことができる、と説く。」


(以上引用)


で、さらに簡単に言うと、


■古いモノ×古いモノ

■既存のもの×既存のモノ


これが、創造・イノベーションの正体だ、と。

同書では、たとえば異なる国同士の料理を融合させて生まれた料理のイノベーションなどを例にあげる。

 

しかし、だ。

思い出してほしい。


元来、セレンディピティは、


「学問上の発見の多くが偶然性に基づいていた」


という点から出発している。

そ。


元々、膨大な知見・知識を持つ人が一心不乱に探究し、その果てに「フッ」とした偶然に出会っているのだ。


これをおれの言葉では、「思考の余白」と呼んでいる。

 

考えて考えて考えて、それでも答えはでなくて。

しかし、ふとした偶然が解決する。

 

これは元々、膨大なインプットを持つ者に訪れやすいんだ。

 

顕在意識では整理・抽出しきれなかった回答を、潜在的に整理してしまう。もう一つの高い自己の仕事だ。顕在意識の頭がいっぱいだと、高い自己からの回答は降りてこれない。

 

だから、緩み、余白がいる。

考えるだけ考えたら、あとは寝る。


すると、答えが向こうからやってくる。

 

ただし、それは詰め込めるだけ詰め込み、思考するだけ思考したその先の産物なのだ。


だからぽまらいらも、何かを解決するにあたり、必要な情報を集めるだけ集めて、学ぶだけ学んでもどうにもならんかったら。


あとは寝て放置してしまえ。


ふとした瞬間に、答えは向こうからやってくる。

 

そんな瞬間を体験する日がきっとくるだろう。


ま。そんな話さ。

 

編集後記

そういえば、昔の指導教官の一人が、

「考えて考えて考えて、とにかく考えていれば、なんか出てくる」

と言っていたな。


セレンディピティは、決して、何も考えないで訪れる幸運ではないってことさ。(笑)

 

ま。そんな話だ。

 

 

 

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