内観の章―さらなる続き
さてと。気合入れなおしてまともな記事を書くか、というボクちゃんです。もっともこの記事が投稿される頃は、新年会であひゃってる最中でしょうけども。ってなわけで、ぽまいらは新年会だなんだと理由をつけて呑んだくれていやがるかい。
では、早速、前回同様「エソテリック・ティーチング」18章「内観」より、続きをまた抜粋する。
「私たちが形態の世界のとしてすぐさま感知できる、この物質界であっても、絶対存在の全なる知恵なくしては、ありえません。
この世界もまた、サイコ・ノエティカル超素材が入った瞬間に形態化が始められるのです。私たちのエクササイズも、サイコ・ノエティカル素材を活用して行います。
真実の父の子であり、共同創造主である人間は、ノエティック・ライトを活用したり、サイキカル界(アストラル界な。幽界とか)で存在化するサイコ―ノエティカル・イメージを形作る力を与えられています。
こうしたイメージは、その後、重い物質界で物質化され、触れることのできるさまざまな形になります。」
一旦、ここでとめる。
この流れで説明しているのは、よくスピ界で「この物質界は、アストラル界の反映である」とか「神界で起こったことが人間界に反映される」っていうのを聞いたことがあるだろ。
あながち間違いじゃない。天にあるように、地にも、という言葉も示すとおりだ。「創造」という現象の過程では、思考の現実化とも言われるように、まずは思考・イメージが先にある。この思考・イメージの世界がアストラル界だ。ダスカロスはサイキック(心理感情)界というけど。
言葉はなんでもいい。そして思考とかイメージってのは、「素材」なんだ。シュタイナーなんかは四大元素だと言っている。つまるところ、想像が創造するのも当然なんだ。それは、物質(現象)をまずこの三次元世界よりも上位世界で行っているということなんだ。
だからイメージしたものは、強ければ強いほど確固に創られ、この物質界にまで降りてくる。ヒーリングとかでも、色んなエネルギーが降りることをイメージするのは、そういうわけでもある。
引き続き、抜粋。
「同じようにして、万物の父は絶対なる超知性としてイデアを投影しています。そうすることで、マインドを使って宇宙を創造し、キリスト・ロゴス、聖霊としてご自身を表現しているのです。
実際、人は父を彼の御業(新約・ヨハネ4-34)の中に見出し、子として父のしていることを学び始めるものです。私たち自身もまた父と同じ方法で、すでに父によって与えられた形態そっくりのイメージを、重い物質界で認識可能なサイコ―ノエティカル・イメージとして形作ることができるのです。」
つまるところ、オレさまたちが想像し、創造するというこのプロセスは、「神」が行うことのミニチュア版だ。オレさまたち人間は、神の似姿として、本質的に同じ創造力をもち、少しずつその力を発揮していくプロセスの途上にいる。
ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」とか、最近流行の「引き寄せの法則」とか。神秘学の世界じゃ古典とオレさまは言った。つまるところ神秘学は一言で言うと、神と一体化できる思想体系なんだ。
だから、神へと向かって歩いていく中では、必然的に「創造」という現象についても、踏み込んでいく。その中では、とうぜん、思考(マインド)による現実化とか、「引き寄せの法則」のようなものが成立するシステムを学んでいくことになる。
端的ではあるが、上記の抜粋部分は、思考の現実化のシステムなんだ。
そして同時に、オレさまが引き寄せの法則だのといった願望実現系スピの理屈を嫌うのもわかるだろ?
オレさまたちに与えられた「現実化」の力は、神の共同創造者としての力なんだ。もちろん、この文明社会を見てわかるように、その力をオレさまたち人間は必ずしも適切に使ってきたわけじゃねぇ。今も人は、少しずつ学んでいる段階だ。
そうかといって、「宇宙はなんでも望んだことを与えてくれる」といったシステムを「逆用」するかの使い方を広めるのは、神の創造力の乱用を煽っているように、オレさまは感じられるんだ。無思慮に願望をひたすら実現しあってきたのが、今の社会じゃないか。
いつかの記事と同じ結論の繰り返しになるかもしれない。だが、何度でも言おう。「スピリチュアル」あれば、人として何を望むのか。より理性的に、適切に自らの願いを決めていける霊性を養っていくのが霊性の道だ。その土台が先じゃねぇか。
そのプロセスをすっ飛ばして願望実現を前面に出してくるのは、はっきりいって、黒魔術だ。希代のダーク系魔術師アレイスター・クロウリーが言っていたぞ。「汝の欲するところを為せ」と。w
現代社会は、玉石混合ながらも、より高き次元の法則、情報がおりてくる時代だ。そんな時代だからこそ、少しでも適切な取捨選択をする理性、そして正しく用いることのできる霊性を養っていくことがまず求められる。オレさまは、そう思うぜ。
ま。そんな話だ。
・・・また予定よりも手前で終わってしまった・・・。そんなワケで、内観の章、続きます。w
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【Contents】
はじめに-最高のヒーリングの話
【内省編】
1.内省の効果として-内省で生まれ変わった男の話
2.理性で、潜在意識という畑を耕せ!
3.瞑想と内省との違い
4.基礎的内省の実践
5.内省の必要性としての補講
【ヒーリング編】
1.エーテル(気)を感じることから始めよう
2.エーテルの機能について1
3.エーテルの機能について2
4.エーテルの機能について3 基礎的プラクティス
【エソテリック・プラクティス】
1. 秘教のスキルとして霊的防御フィールドの構築
2. 1本の赤い薔薇を
【ヒーラーに向けて】
1.魂のセラピストたれ
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