叡智と真理を探究する者のために

人に「自由」を与えた存在とその意味とは? 大天使じゃ自由はムリという話

あー、ども。

ぼくちゃんです。


前の記事で「悪魔はどんな風に人に影響
があるの?」という問いに触れた。

 


今回からは、
そもそも論に立ち返りながら、
この意味について触れていこうと思う。

 

神々の影響と悪魔の影響


人って進化の歩みにおいて、
いわゆる「神々」の導きを受けていたのな。


物質的身体を与えられ、
エーテル体が与えられ、
アストラル体が与えられ、
そして自我(意識)が与えられた。


人は少しずつ人へと成長していった。

 

さて、
このプロセスに「介入」があった。
介入してきたのが、
まず「ルシファー」だった。


ルシファーの力は、
アストラル体(心理/感情を司る)に浸透した。


ルシファーは、
「自由」を人に与えた。


その結果、
人は地上的事柄、
感覚的快楽、
喜び、
情熱を強く感じ、
自由に選びとれるようになった。

※このプロセスが、
聖書の知恵の実を食べたってヤツだな。


だが、無論、そこに埋没し、
堕落する危険も伴った。


しかし、
もしこの介入がなかったらどうなのか?


人にアストラル体と自我を与えた
神のように美しい性質を持ち、
迷うことなくその神へと近づいたことだろう。


だが、人は「永遠に神に従属する存在」になっていた。


ルシファーの介入は、
「人を“神への隷属から独立”させた」事件でもあった。


人の本来の役割上、
そのことが必要ですらあった。

より具体的に言うと、
三次元のという相対性の中で、
善悪の二極性を知るという学び(進化)のチャンスを得たんだ。

 

それは「悪」を知った上で、
自らの自由意志によって「善」を選び取ろうとする学びだ。


システマチックに、
「法」のように機能する「神々」(大天使)では、
そんな機能は性質的に人に与えることはできなかった。

逆に言うと、
そんな学びのチャンスを与えた「ルシファー」は、
相対性の中での表現(機能)は「悪」だが、
それは役割上の分類でしかない。

彼もまた、「堕天使」と言われるが、
大天使そのものなんだ。

そして人に自由を与える役割を担ったたということ。

 

これもまた神聖な神の計画ってヤツの一つだ。

 


もしこの影響がなければ、
人はいつまでも純粋無垢であり、
そしてこの地上の事柄には関心を示さず、
かつて降りてきた霊的領域への憧れだけをもって生きたことだろう。


それはそれで夢想的な詩人のような生き方かもしれないが。(笑)

いずれにしても、
実はここで初めて人は自由を得た。


神話的には「悪魔」とされるルシファーのおかげでさ。

 

しかし、学びはハードコースである。


さて。
もう一つ、
実は人類がこのとき得てしまったものがある。

 


感覚的快楽は強力だった。
地上世界への強い関心も生み出したが、
サルのようにそればっか追い求めてしまうほどに。


これじゃ進化も成長もなくなってしまう。


それはそれでマズい。


それで人には、
本来なかったものが、
感覚的喜びへの対抗手段として与えられた。


それが、
「病気と苦しみ」だ。


人が過度に感覚的享楽に耽らぬためのものなんだ。


それゆえ、
感覚的世界への欲望と、
病気・痛み・苦しみは、
等しくバランスを取るように存在するのだ。

 

ゆえに、
病や生きる上の労苦は存在するのさ。

 

と、今回はここまで。

ここからさらにカルマの法則などの話にもつながっていく。

 

 

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