カルマ雑感1
はい、どーも。オレさまです。今回は、神秘学においてもっともナゾの領域とされている「カルマ」や「輪廻」について少し考えてみよう。
カルマという言葉を使うと、まぁ何かと仏教でいう「業」のほんとの意味は・・・ウンヌンカンヌンという手合いも多いな。そもそも仏教で認識しているカルマの法則がどこまで正しい解釈なんだよ、とツッコミたくもなるが、ややこしくなるので、ここでは「原因と結果の法則」という呼称を採用する。
この呼称のほうが誤解がなくていい。読んで字の如しだ。
良いも悪いもない。それは物理的法則のように、石を上に放り投げれば(原因)、やがては落ちてくる(結果)。そういうものだとしておこう。
そもそもなぜこうした法則があるのか。この宇宙では、根源たる【神】から放たれた光の粒子であるオレさまたち一人ひとりの魂が、やがて根源へと帰還する。
そうしたゲームしか行われてはいない、という仮定の世界観がある。そして帰還するには、根源に再び統一されるに値する進化が必要だ。
原因と結果の法則の存在意義は、魂の進化を促すことが最大の役割だ。
そして地上に存在するすべての存在が重力など物理法則から逃れられないように、原因と結果の法則から逃れられるものは存在しない。(物理的法則だって、原因と結果の法則の物質次元における顕現だ。)
困るのは、一般的な物理法則と違い、非常に観測しにくい。この法則は輪廻を越えてついて回るので、なお更、観てとることが困難だ。この法則をなぞめいたものにする大きな理由の1つだな。
さらに、仮に霊的世界観を受け入れていたり認識していたりする者であっても、あまりの理不尽な出来事に、この法則を肯定的に受け入れがたく思ってしまうこともある。
たとえば、大切な家族や友人が酔っ払い運転のクソガキによって轢かれ、命を落とした。
イカれた通り魔によって、まだ十代なのに殺されてしまった。
オレさまの身近で起きたことだが、かわいい初孫が車の後ろで遊んでいることに気づかず、轢き殺してしまった。
また長らく行方不明だったある親類が、ある大学生に車で轢かれて命を落としたことで見つかった、ということもあった。
誰からも尊敬されるような善人、誰からも愛されるような子どもであっても、理不尽極まりないアクシデントによって他界することさえある。
こうしたケースがゴロゴロしている世の中にあって、原因と結果の法則を肯定的に受け止め、それでもこの法則を定めた存在の意図を善きものとして理解することは困難かもしれねぇな。
ただ少なくとも<輪廻>を肯定できるのであれば、考えを進めることは可能だ。もし、こうした悲劇によっていのちがほんとに失われてしまうのなら、それこそ悲劇だが。
だが、少なくとも、こうしたブログを読みにきているような連中は、それぞれの信念、思想、体験等によって死後生存、つまり魂の永遠性を受け入れていることだろう。
極論してしまうと、限りない輪廻の中における「悲劇的死」の経験なんぞ、永遠の視点から見てしまえば、「たいしたことない」んだ。それぞれの「目的」のためになら、そうした状況を設定したり、原因と結果の法則によって体験したりすることは、よくある。
こうしうことを書くと、「そう思うなら、それを理不尽な事故で身内を失った者に言えるのか!」と言って思考停止する者もよくいる。
オレさまとしては、「別に言えるけど、なにか?」だが。
ただそれとこれは話が違う。大切な人を失った者が悲嘆にくれていようがいまいが、地球の重力は変わらず存在している。その「意味」を求めるか否かは、それぞれが決めることだ。求めるならば、オレさまはいくらでも語れる。意味を求めない者には、誰が何を言っても仕方がないが。
前置きがすげぇ長くなった。
人がどう思おうとも、原因と結果の法則は存在し、無慈悲なまでに(ほんとは無慈悲じゃねぇけど)それは機能している。
この前提にたって、次はより具体的なケースを考えていこうと思う。
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