叡智と真理を探究する者のために

霊視を超える認識を目指して【スピリチュアルと傾聴】

さてさて。今回はメルマガバックナンバーの加筆修正記事。

俗にいう「霊視」という認識方法とその先についての話をおれんところの講座受講生の話を交えつつ。

ではでは、どうぞ。

 

連休が終わることにチカラいっぱい抵抗してみたい昨今、

「明けない夜はないのだ・・・」

なんて出勤日の早朝にボヤいているオレさまですが、ぽまいらはいかがワーカホリックしてますか。ホリックといえばCLAMPですね。侑子さんとワタヌキくんとの再会はあるのだろうか・・・。

 

なんて言いつつどうも現実逃避気味です。


さてさて。

 


それはそうと、視覚化(ヴイジュアライゼーション)ね。この訓練の重要性をここのところ何度も何度もしつこいくらいに言っている。

 


■対象をじっくり観察する。

■対象に沈潜する。

 

※沈潜とは対象を記憶像として心中に想起し、じっくりと観察し、自分と波長を合わせるコト。

 

もっと簡単に言うと、「ガタガタ言わずに心の中で、細部まで思い出せ!」ということ。


■集中し、ひたすら沈潜する。

 

このプロセスをすると、対象とのアチューンメントがおき、対象物のことがなんとなく分かる。知らないハズの情報まで、なんかピンとくる。そんな瞬間が来るんだ。


これは霊視訓練の第一歩だが、同時に、霊視(イマジネーション認識)の次の高次認識、霊聴あるいは霊的読解と呼ばれる霊的認識(インスピレーション認識)の萌芽となる。

 

インスピレーション認識とは何か

では、インスピレーション認識とは何か。ミヒャエル・エンデの「モモ」を読んだコトがある人は話が早い。モモは、人に耳を傾け、話を聞くだけで、人々は自分でも想像もつかなかった答えに辿りつく。ふと心に湧き上がるいや、人だけではない。

モモは批判も判断もせず、ただただ、耳を傾ける。

モモは批判も判断もせず、ただただ、耳を傾ける。

 

 

世界が、宇宙が、モモが耳を傾けると、

 

「自分の秘密を開示する」。そして秘密の詩を奏でだすのだ。

 

聖書にもあるだろ?

 


口はひとつだが、耳は二つある、と。この意味は実に深い。

 


いわばこのインスピレーション認識は、傾聴の高次版なのだ。

 

「愛と癒しのコミュニオン」著鈴木秀子さんが本の中で、シュタイナーとモモに触れながら、インスピレーション認識と傾聴の関係性について触れていたが、まったく同意だ。


「本当に人の話を聞く」

「存在(対象)に耳を傾ける」

 

魂をもって聞くとき、存在は本当の姿を開示する。

ゆえに霊的読解ともいわれる認識なのだ。

 

そしてとくに自然の物(者)たちは、耳を傾けられるそのときを待っている。

 

野の草花は、本当は人に自分の力を伝えたい。役割を伝えたい。

 


宇宙の星々は、地上のいのちを反射するその意味を伝えたい。

世界は、あらゆる存在の命の歌で響きあっているのだ。

本当に聴く意志ある者が、それを聴くことができる。

 

 

視覚化の練習は、本当に色々とスピリチュアルなスキル、認識へと発展する。


その土台だ。

 


時間はかかるが、じっくり養っていこう。


ちなみに、講座では、自然物を対象に視覚化して、なんとなくわかったことをあとで調べて確認すること、とやった。

 

すると、こんな成果を出した人がいた。

 

たとえば、レモン。

持っていた知識では、ビタミンC、肌にいい、くらいだったが、沈潜していくと、目に良い効果がある気がした。

 

調べたらその通りだった。また、こんな風に詳細を送ってくれた参加者もいた。

 

 

■散歩で見かけた花を対象に沈潜した。
※後で調べて「蔓日々草」と確認

 

印象:フレンドリー、友人、親しみ
効用:すりつぶして塗ると擦り傷に効きそう。煎じて飲むと胃に良い作用がありそう。

 

■調べた結果。
名前:蔓日々草、ツルビンカ
花言葉:朋友、優しい思い出、幼馴染み

効用:傷薬(モルヒネのような役割)、腸出血などの止血に薬用にする。
   毒性があって催吐薬に用いる。

効用についてはまあまあだが、面白いのは、「花言葉」の意味がほとんど正解という。(笑)

 


もしかしたら、花ことばというのも、感受性の高い人が、花の印象(霊的意味)を読み取ってつけていったものもあるのかもしれないな。

 

と思ってふと調べたら、元はギリシャ・ローマの神話からだそうだが、近年のものも、国々で意味等が違えども、「象徴言語」的に広まっていったそうだ。まさに、インスピレーション認識の

産物なのかもしれないな。

 


そんなワケで、霊視・霊聴を発達させることで、この世界、宇宙の言葉、詩、メッセージ、叡智、そして「存在」の謎をひもといていく。それが真理を探究する者って話さ。

 


ま。そんな話だ。

 

 

 

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