叡智と真理を探究する者のために

エゴイズムと向き合う

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エゴイズムについての記事

どーも。

夏樹です。

おまいら、生きてっか?

わしはそろそろボヤッキーになりそうばい・・・。

アレだね。

「スピリチュアルな学びしてるのに

 内省しないってどうよ?」

と人に言っておきつつ、

最近自分がちゃんとできてねぇぜ・・・。


いかんばい。

とてもイカンばい!!

毎日の在り方も、人生の在り方も、

本気で見直しかけんと。

 

というわけで、改めてエゴイズムについて

ほんでな。これは繰り返しになるけどさ、内省はスピリチュアルな学びを

するものにとっては、最重要の日々の勤めだ。


それはヒーラーだろうが、なんだろうが、同様だ。

このブログ読んでるぽまいらなら、

もう理由はわかってるばい?


そう、スピリチュアルな発達を妨げる最大の罠が、

エゴイズムだ。

 

このエゴイズムを減らし、

滅却する心の行法が内省だからだ。

 

ほとんどの伝統的宗派の行法において

内省・内観に類する行法が存在しているのも、

それが理由だ。

 

道は違えど、行きつく点が似ているものだ。

 

お勧めできないスピリチュアル


それで先日、「おすすめできないスピリチュアルのセミナーや

講座の特徴ってなんですか」

と問われた。

だから当然オレとしては、

一言でいうと、

■アホみたいに高額で、資格制で、だんだん値上がりしていく

■特定スキルをウリにして、
 スピリチュアリティの向上に
 取り組む内容が二の次

と答えておいた。

とくに後者な。


古い読者は耳たこだろうが、

ここは何度も繰り返すよ。


・ヒーラーになりたい。

・ヒーラーとして活動したい。

etc…..


そんな一見美しい動機の背後には、

利己的な、エゴイズムが潜んではいないのか。

 

・単に好きなことで稼ぎたい
・ラクに稼ぎたい
・ヒーラーである自分への自己陶酔
・「他者癒せる私ってすごい」
・自分より弱者への優越や支配欲
・頼られることへの依存(承認欲求)

そんな動機はないのか。

隠れていないか。

自分をあざむいていないか。

常にチェックの必要がある。

さらに高次の諸力の導管として、

神の道具として己を律し、

内省によって常に魂の浄化に努める。


それがなくては、

サビた水道管が汚れを人にもたらすように、

注がれるエネルギーも汚れたものになってしまうからだ。


こうした意味でも

スピリチュアルな道にいる者は、

常に自分を内省し、

自己分析し、

浄化を続けることを求められる。

 

エゴイズムと対峙する瞬間


話はやや変わるが、「秘儀参入」のプロセスにおいて、これまで自分の育ててきた自己の分身との対峙がある。


境域の守護霊とシュタイナーが呼んだものとの出会いだ。

 

霊的世界に正しく参入するとき、

人はまず「自分が育ててきた自分」との出会いがある。

もっとシンプルにいうと、自分の本当の姿との出会いだ。


「超感覚的世界への参入の瞬間には
 本来何が生じるのであろうか。

 自分であった存在を見るのである。
 今この存在は感覚界からは見えない。

 

 幻想を混じえることなく、
 この存在の真の姿を霊界から見るのである。

 

 この存在を見ることによって、
 自分の霊的価値を判断する認識の力に
 よって全身を貫かれたと感じる。

 

 このような観察から、
 なぜ超感覚的世界へは
 畏怖を覚えることなしには
 参入できないのかが明らかになる。

 

 霊界参入に対して持つ力の度合いが
 示されるのである。

 

 思考存在としての人間が
 いかに超感覚的世界から遠くに
 いるかを知るのである。

 

 詳細に自己を洞見すればする程、
 意識を以て感覚界に
 留まろうする傾向が強く現れてくる。
 この傾向を認識しなければならない。

 

 認識することによってのみ、
 この傾向は克服できるからである。

 

 だが、認識しようとする時、
 この傾向は特別の力を持って魂を
 征服しようとする。


 魂はこの力によって底知れぬ深みに
 引きずり込まれるように感じる。
 
 自己認識の瞬間は厳粛なものである。…」


 Rシュタイナー「霊界の境域」より


人は自分を本当の意味で認識することは怖いものだ。

 

自分の善意、使命感と信じていたものが、

ただのエゴイズムだと知るのはとても辛いというか、怖い。

 

それでも、この道の歩み手の責任として、

まったく自らの意志によって自らに向き合い続ける。

 

その勤めを淡々と行い続ける者だけが、スピリチュアルな道を本当に歩んでいける。

 

道は長く、終わりはないけどさ。

 

まぁぼちぼちやっていこうぜ。

ま。そんな話さ。

 

 

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コメント

    • なが
    • 2018年 3月 06日

    わはw
    私、内省の仕方?手法?めちゃくちゃ間違ってたことに気付いたw
    自分にダメ出しばかりし過ぎて、ちょっとMっぽくなってたw

    今現在の認識だけど、
    内省って自分のエゴイズムを認めるまでがごっつ苦しくて、
    そこを突破したら内省ってこういうことか〜って分かるのかなと。

    スピリチュアルを学んでいるという優越感もあって、
    自分はちゃんとやってると思い込んでいたから、間違いに中々気付かなかったのかもな。
    ちょっとスピリチュアルから離れて、
    要するに外から知識を仕入れることを止めて、
    そもそもの自分の感情とか考えの癖とかをどんなにグダグダで利己的であろうと、
    これが自分の中にあるものだ
    と認めて見ぬふりとか押さえつけるのとかを止め始めたら、
    今まで教わったことが分かるようになってきた気がする。

    まだ、ダスカロスの内省する時の言葉の通りにはいかないけどw

    • アバター画像

      責めたらあかんな。(笑)

      >内省って自分のエゴイズムを認めるまでがごっつ苦しくて、
      >そこを突破したら内省ってこういうことか〜って分かるのかなと。

      意外とそうでもない。(笑)
      認めても分析がすすまないと、なんとも、、、だね。

      アレやらコレやらが「エゴイズムだったな」と
      気づいたら、その根っこをさらに分析していき、、、と。
      理性でどんどこ解体していくんだな。

      その過程でさらに分析対象が増えてリストアップされていく。(笑)

      単純に「難問」の回答に四苦八苦する受験生のように、
      エゴイズムを理性で解体(分析)していくプロセスがまってるぜぃ。
      なかなか満足がいく答えにたどり着けないしねぇ。

        • なが
        • 2018年 3月 06日

        認める迄が
        ↓ココ
        ー\/ーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーーーー

        ーーーーーーーー

        ーーーーーーー
        (魂?)

        なイメージかな? こんな真っ直ぐじゃないけれど。

        今の実感としては、入口さえ間違っていたから明後日の方向に行ってるのさえ気付かなかったのが、(自分に至る)入口をやっと見つけた、しかもめっちゃ目の前にあった!っていう迄が長かったから、分析・解体が遅々として進まなくても、「あ、今なんか違っているかもしれない」って気がするだけで、自分にとってすごく進歩しているように思えるの。

        で、一回「よっし!これだ!答え(分析結果)出た!」って思っても、
        次の時に同じ答え(分析結果)がどうもしっくりこなくて、
        「あれ?一回めのはなんだったん?」て戻ってみたら、更に隠れていた答えが見つかって…
        の繰り返しかな?と(今のところ)思っていて、
        正直、自分は内省をしている感ほぼ無いし(←ここにも思い込みがありそう)、
        理性ってなんなん?って思うけど(理性が分かっていないことが分かったw)、
        これは続けていくしかないな(多分そうせずにおれない)という気がしている。

        そんなだから、ダスカロスのチェック事項、まじ多過ぎる。
        とっても手がまわんない。
        ただ、それだけあるって知っておくと、
        光の当てる角度が変えられるっていうのはあるのかな?
        何度も云うけど、今の私の雑感だから、後々、
        「うわ!全く違ったわ!」となるかもしれん。
        それでも北極星が見えているだけで全然気持ち的に楽なんだな。

        自分を責めるのって、
        自分がすごく正しいことをしているような気がしてしまうんだよね。
        それでなかなか止められないのかも。

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