この世に何を遺せるのか
一人の先輩であり友との別れ
※今回の話はもう何年もまえの出来事とメルマガをもとにしているので、お悔やみとか不要だからね。
どうも。なつきちです。
ちょっとすまないが今回は少し暗い話だ。
最近、過去メルマガをリライト&記事化してブログに遺している。
その流れで今回の記事も4年ほど前に配信した内容だ。
それを今の気持ちも含めてリライトしてみたい。
さて。とても近しい、大切な人を亡くし、かなりへこんだものだ。
風化もしたくないので話題にしよう。
共に薔薇十字の道を学んだ学徒でもあるしな。
さて、こうした道にいる以上、もちろん、おれはこの次元での別れは一時のものであると知っている。
確信もしている。
また日本語では、
「他界する」
という言葉がある。
文字通り、異なる世界へと先にいった、ということだな。
広義の引っ越しのようなものだ。
海外にいったようなものだ。(笑)
ま。ネットどころか、手紙ひとつ寄越してくれないけどさ。
まったく、先輩だからって、そりゃねぇよな。
なんとなく存在を「白く」「薄く」していっているなと思ってはいたが、マジで先にいきやがった。
あのヤロウ、、、
しかも、
神秘学講座ではさ、その年の中級の研究発表(プレゼン)の予定者だったのに!!
逃げやがったな・・・。
あの世にまで逃げるとは。
先にやらしておけばよかったぜ。。。
さてと。
それでさ、おれはほんとに思った。
その先輩はさ、すんごい人格者で、滅多なことでは怒らない。
愚痴も言わない。
おれの知る限り、一回程度だ。
あとは何があっても、柳のようにいつも温和で、ただ静かにそこで微笑んでいた。
彼がいるだけで、おれは自分の進め方、
教え方が間違っていないと思うことができた。
そんなコンパスを失い、どうしよう?
と途方にもくれた。
その先輩が、社会的に何を遺したのか。
そのこと触れるのは今はやめておこう。
そしてあまり意味がない。
ただ少なくとも、おれたちのような存在にとって、
ともし火のような人だった。
そのともし火は、おれも持ってるし、
薔薇十字の学徒としてともに掲げたものだった。
消さないように、ただ伝えていこう。
きっと、いつもの柔和な笑顔で、おれたちのことを見守り続けてくれると信じている。
いつかおれがそっちに行ったら、今度は向こうが先輩だ。
色々と教えてもらおうと思っている。
また会うその日まで。
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