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VOL.41―書評号の補足号『コレが自分の価値を変えるってことさ』

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■VOL.41―書評号の補足号『コレが自分の価値を変えるってことさ』
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はい、どーも。
ぽまいら元気?


先日のメルマガでさ、
マーケティングのリクツにおいて価格(価値)を決めるということは、
自らの価値を自ら決めてプロデュースするというプロセスに通じる、
ということを書いたよな。


書籍はこちらをもとにしてさ。
『世界一ズル賢い価格戦略』



で、今回はまさにその良い実行例という人がいるので紹介したい。


このメルマガでも相互紹介を何回かさせてもらっているので、ご存じの人もいるだろう。


イトーホエさんだ。
メルマガ『インディゴレター』

を日刊で書いてる。
あの量をよく日刊で出せるな~と感心しちまうよ。


さて、ではなんで彼女が前回の「自分で価値を決める」ということのいい例かというとだ。


ホエさんだが、
客観的に自分を見たときの評価がすごいぞ。


FBページより転載


ママじゃない、主婦じゃない、キャリアない、
スキルない、
経済力ない、人脈ない、家族いない、
友達いない、社交性ない、
モテない、家事できない、女らしくない、
常識ない、
オタクというほどではない、
政治、経済、税金、保険、
IT、教養、知識全くない、
ほとんど本読まない、
規則正しい生活できない、
根気ない、根性ない、集中力ない、
行動力ない
ダイエットできない、お化粧できない、
流行についていけない、
ファッション美容に興味ない、
物欲がない
片付けできない、
人ごみが耐えられない、
団体行動に合わせられない、
順応性がない、協調性がない、
記憶力がない、
臨機応変さがない、気配りできない、
感情が隠せない、小さい声で話せない、
華やかな場、公の場に似つかわしくない
交渉力がない、計画立てられない、
ボキャブラリーがない、
信じられないくらい手先が器用じゃない、
地図読めない、車の免許ない、英語を話せない、
信仰心ない、虫が耐えられない、
はみ出しきれない、etc…(T▽T)

~ここまで~

彼女は上記のとおり、
大よそ資本主義社会の中で、
「自分の価値なんてない」と自分を見事に否定していた。


多分、絶望の中で死ぬことだって何度も考えただろう。


思わず、マーケッターとしてのオレさまもいきなりこんなコトを自己紹介で出されたら、
「うぉい、どうプロデュースしろっていうんだ……」
と思ってしまうほどの自己否定っぷりだ。


ところが、
ここからは想像も入るが、
そうは言っても「自分はこうして生きているじゃないか」と。


人生のどこかで、何かしらの発想の転換、
大きな気づきがあったはずなんだ。


そうすると、もちろん時間はかかっても、
世界が変わる。


これまで「自己否定」として列挙されていたすべてが、
実は「価値の源泉」として、
自らの意志で再定義ができる。


そう、彼女は何の知識もスキルもないのに、
絶望から這い上がった。


絶望こそが、価値なのだ、と。


そう自分を再定義してしまえば、
アラ不思議。


過去の絶望の要因が多ければ多いほど、
どんどん彼女の価値として輝く。(笑


目線ひとつで、
絶望が希望へと逆転してしまうんだ。


価値とはまさにそんなもんだ。


よく言われるが、
イヌイットの民には冷蔵庫はただのガラクタだ。


だが、
オレさまたちには生活上欠かせないツールだ。


しかし、イヌイットに丈夫な「鉄の箱」、
しかも「中が区切られていて収納ケースとして便利」、
かつ「デザインも秀逸」なんて価値を認めさせたら、やっぱり高価格商品としての価値を産むかもしれない。


そんな風に、
自分の価値なんていくらでも見出していくことができるわけだ。


現に、「絶望の代名詞」のように自分を扱っていた彼女は、今やかつての自分と同じように苦しむ人たちの「友」として寄り添うように、
心温まるセミナー等を主催している。


興味あれば登録してみるといいぜ。

メルマガ『インディゴレター』



と、自分で自分の価値を決めるということ、
そんな生きた事例が、まさにホエさんというわけだ。


もちろん、
暗闇の中、手探りで自分の価値を再認識・再定義
できることは素晴らしいが、
大変でもある。


同じように苦しむ人は、
彼女と知り合うのもいいだろう。


先輩からの助言や励ましは、
暗闇の中の指針だ。


あるいは、知識・メソッドとして取り入れてしまうのがてっとり早いとオレさまは思う。


だから前回のダン・ケネディの価格戦略を参考にしてみようぜ、という書評号になったわけだ。


マーケティングってのは、
単にモノを売るための技術ではなくて、
本質的には「価値を生み出す」ということにもあると思う。


そうした知識・スキルは言い方を変えれば、
この社会で生きていくノウハウそのものだ。


オレさまが神秘学徒であり、
マーケッターでもあるがゆえに思うのかもしれねぇが、
それはときに何よりも大切な生きるスキルとは言えまいか。


そしてヘタなスピリチュアルに頼るよりも、
実証科学として確立したノウハウであるがゆえに、
その効果は大きいと思う。


そんなわけで、
『世界一ズル賢い価格戦略』

を勧めたというわけさ。


おまいさんの人生に役立つことを願ってるぜ。

ま。そんな話だ。

次回はまた、
より神秘学的にしていくぜ。


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■編集後記
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いやね、前回のメルマガを発刊したときに、
「今回の内容はいささか概念すぎたかなー」と、
ちょっと反省していたのな。


せっかく良書なのに、
ただの知識紹介で終わったら残念だ・・・と。


そんなことをモヤモヤ悩んで帰路についてたら、
「そういえばホエさんという生きた事例がいるじやねぇか!このケースに最適(笑)」と思い至った。


閃いたねー。FBで速攻メッセージ送ったら、
即レスでOKきたぜ。(藁


というわけで、生きたケーススタディになってもらった。ありがとよ、ホエさん。(笑)

まぁ、正月休みにでも、
ゆっくり読む分にはちょうどいいと思うぜ。

ダン・ケネディ
「世界一ズル賢い価格戦略』









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