ワークとしての内観―ヒーラーのために
あー。ども。黒猫イラストのバナーがかわいいと評判のようで、うれしかとです。でも忘れてもらっちゃ困るが、オレさまの正体は黒ネコだ。なので、モデルの「オレさまがぷりちーなのだ」という事実は忘れちゃいけねぇ。そこんとこ、夜露死苦。
さて。神秘学実践編で、エーテルのコントロールを練習するワークを続けている。そのとき、よく指先なら指先に、あたかも自分がいるかのように集中しろ、という表現をオレさまはする。
少し解説しておいた方がいいと思うのだが、肉体各所に対する「意識の集中」、これも内観の一種なのだ、ということを覚えておいて欲しいんだ。そして今回の記事は、「ヒーラー」に向けてもいる。
どういうことか。ここは、ダスカロスの言葉を借りて説明していこう。(『エソテリック・ティーチング』第18章内観より以下引用)
「内観、つまり内在するものを観る訓練は、肉体より始まります。最初はよく分からなくても、私たちは自分の自己認識の本質にどう意識を集中させるか学ぶ必要があります。
まずこの集中は重い物質的肉体の各部と、そのエーテル・ダブル(オレさま注:エーテル体。気の身体のこと。肉体と輪郭がほとんど重なりあっている)に対して向けるべきです。
そして意識を自分の肉体の細胞や各部分、そのエーテルダブルに容易く移動できるようになった時、私たちはこの“意志の力”を使うだけで、肉体の機能障害などを回復させられるようになります。
ただし、こうした肉体への干渉が原因と結果の法則(オレさま注:いわゆるカルマ)に相反しなければ、という条件がつきますが。」
前に記したエーテルのプラクティス。もししっかり取り組んだヤシがいれば、少しは体験できたと思うのだが、意識を集中していると、次第にその部分がなんとなく、「わかって」こないか?
最初は、ピリピリとエネルギーが集まってくる感覚が生じる。さらに訓練を続けると、今度は意識する場所が、内側から次第になんとなく把握できるようになる。
さらに続けていくと、内臓器官がなんとなく把握できる感覚が生じ、自分でどこが悪いのか観えだしてくるんだ。インナー・サイトが発達してくるんだな。
そしてさらに発達してくると、自他ともに肉体を霊視して病めるところを「観て」、適切にエネルギーを送り込めるようになるんだ。まずは、自分の肉体を内側から観て少しずつ分かるようになってくるんだ。
オレさまとしては、とくに「ヒーラー」を名乗るヤシらには、順次記しているエーテルのプラクティスを行って欲しい、と思ってる。騙されたと思って、三、四ヶ月でいいから、集中的にやってもらいてぇ。それが本音だ。
たった三ヶ月でも集中して取り組めば、これまで以上に身体を把握できはじめ、どこに集中的にエネルギーを集めればいいのか分かり始める。そして単にエネルギーを流して「ヒーリングですよ~」というレベルから、一歩進むことができる。
医者になるには、6年の過程を経て、医師免許を取得する必要があるように、スピリチュアルな意味でヒーラーになるには、どの程度でヒーラーと言うかにもよるんだが、本当はさらに長い年月の訓練が必要とされるんだ。そして年月を費やしたからといって、必ずスキルが向上する保障はない。
それでもなお、歩いていけるヤシが少しずつ前進し、他者の肉体も癒していける力を養いはじめる。そしてやがては、肉体にとどまらず、魂の傷を癒す「魂のセラピスト」として自然に歩き始めることになるんだ。
アチューンメント終了したらヒーラー、というところで終わっちゃいけねぇよ。本当に他者を癒していきたいと願ったのなら。それが「エゴ」ではなく、真実、愛から出でた願いなら。必ず、歩いていける。そういうものだ。
おまいの「ヒーラー」になろうと思ったときの気持ちが、本物であることを願うぜ。
ま。そんな話だ。
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【Contents】
はじめに-最高のヒーリングの話
【内省編】
1.内省の効果として-内省で生まれ変わった男の話
2.理性で、潜在意識という畑を耕せ!
3.瞑想と内省との違い
4.基礎的内省の実践
5.内省の必要性としての補講
【ヒーリング編】
1.エーテル(気)を感じることから始めよう
2.エーテルの機能について1
3.エーテルの機能について2
4.エーテルの機能について3 基礎的プラクティス
【エソテリック・プラクティス】
1. 秘教のスキルとして霊的防御フィールドの構築
2. 1本の赤い薔薇を
【ヒーラーに向けて】
1.魂のセラピストたれ
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