叡智と真理を探究する者のために

ため息ついて、アートな視点で世界を見ると、キレーに見える気がする。

あー、どもども。夏樹です。

ところでなんですね。

スピリチュアリスト、神秘家なんてやってると、

ネガティブ思考なんてものとは縁がないのかというと、
そんなことは無論なく。

むしろ腹立たしいコトも結構あるわけですわ、
この「業界」的に。

やれやれ。

そんでふと思い出すこともあるこの言葉。

 

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
 意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい 」

 

夏目漱石の「草枕」の冒頭の言葉だな。

これ結構、好きな言葉のひとつ。

なんつーか、すごく「ふー、やれやれ」って

ため息が聞こえてきそうじゃね?

で、おれも詳しくは知ってるわけじゃないんだけども、

草枕ってのはつまるところは芸術論で、
主人公はこの言葉のあとに、
「どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画が出来る」

と言う。で、

「住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、
難有い世界をまのあたりに写すのが詩である、
画である。あるいは音楽と彫刻である」と語る。

まぁつまるところ、
わずらわしいモンを取り払って世界のイイところを映し出す芸術ってよくね?
ということだろうか。

そんなわけで、
ちょいと夕方の空でも眺めつつ、
詩でもひとつ・・・と自分に問いかけると、
フシギと世界の綺麗な姿を観ようとする。

ほう。これはいい。

なんでもいいもかしれないな。

自然でも人工物でも、
大好きな人でも。

観つつ、思いつつ、触れつつ。

 

「はい、詩をひとつ」

自分にそう言ってみる。


できなくても、
詩的に、アートな目で見ようとするだけで、
いつもよりきれいな点にもっと目が行く。


すると少しだけ、
いつもよりリラックスして生きてる自分に気付く。


うん、これはこれで、
アートな生き方かもしれない。


なんつーか、
さっきついた「やれやれ」のため息さえ、
今はすると、もっとアートっぽい気がするぜ。

おまいさんはどうだい?

共感できてもできなくても、
それも人生。

リラックス猫

 

 

ま。気楽にいこうかね。

 

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