“スピリチュアルとは何か”。その意味や方法論を探究するスピリチュアルブログ「魂の神秘学」―瞑想、瞑想方法、内省など多岐に渡って

今更聞きづらいハロウィンの起源とスピリチュアルな意味【サタニズムか自然崇拝か】

あー、ども。夏樹です。ハロウィン、ここ数年、谷はスゴいことになっているな。

もはやコスプレ+ウェーイ系のクソ祭りだw

おまいらはお菓子強奪やらコスプレで楽しんだかい? 

 

さて。すっかり仮装パーティとして定着し、今やバレンタインデーよりも市場規模がデカくなった(結局お菓子市場としてはたいしたことはないが)ようだが、このハロウィン、キリスト教圏では、本日11/1日の「万聖節」(オール セインツ デイ)の前夜祭的な位置づけだ。

 

今や、スピリチュアルな意味も何もない気がするが。(笑)



しかし、そんな商業主義的に楽しまれる一方で、
キリスト教圏の国では「ハロウィンは悪魔崇拝!」とか、日本人の間でも「サタニズムの風習を日本人持ち込もうとしている」と、オルカルトめいた陰謀論も囁かれている始末だ。

さて、どうだろう。

 

そもそものハロウィンの歴史

ハロウイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ハロウィン。

元来はケルト人の2000年以上前のドルイド教の祭りだ。

彼らの暦では10月末日が、一年の終わり。大晦日だ。

そしてこの日、死者(ご先祖とか)の霊が家族を訪ねてやってくるという、日本で言う「お盆」のような日でもあったわけ。

で、このときに悪い霊もいっしょに来る可能性があると考えたケルトの民は、魔除けとしての仮装を行ったりした。

これが今に通じる「ハロウィンのコスプレ」だ。

 

 

ハロウィンは悪魔崇拝か?

ハロウィン悪魔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドルイド教のような自然崇拝系の宗教は、現代的価値観からすると、
悪魔崇拝的に見える要素はあるのだろう。

 

しかし、ハロウインのシンボル「カボチャのお化け」など、
日本の鬼のように「畏怖すべき力で邪悪を退ける」といった考えなど、
自然それ自体を信仰の対象にしたり、
神的力の宿りを感じる感性を持つ民にとってはそれほど「禍々しいこと」ではないだろうよ。

そしてとくに誤解されがちな生贄の儀式。


簡潔に書いてしまえば、「生命と生命は等価である」とする思想が背景にある。

一人の命を救いたければ、別の一人の生者を捧げよ。

豊かさ、豊穣が欲しければ、生命を捧げよ。

といったカンジ。めっちゃおおざっぱに言うとそんなカンジだ。

 


そこには、
生命への畏敬があるがゆえに、
新たな生命の糧を得るために、
生贄という儀式を生み出した背景がある。

 

現代に生きる我々としては、今さらいけにえという行為は決して肯定はできないが、その思想的背景としては、先述の「生命への畏敬」があるということは知っていた方がいいだろう。

そうして知るだけで、現代的価値観から一方的に「否定する」ことはまたできなくなるはずだ。

我々は自分たちの価値観の正しさの一面性を絶対性にしたとき、他者を用意に否定し、断罪し、裁くことをしてしまうからだ。

正しさとは、時と場所によって変わるのだ。

 

神秘家のルドルフ・シュタイナーは面白いこと言った。

「悪とは時代と場所を間違えた正義のことだ」と。

 

いささか話がそれだが、そんな風に生命への畏敬があるがゆえに現代的価値観からすると残酷な行為を執り行った例というのは多い。

それは古代ケルト人に限らず、
宗教的生贄を実施した民族に通底するものだからだ。


そして生贄をただ残虐で、
オカルトめいたものにしてしまったのは、
むしろ「近代的な価値観」のほうだろう。

 

こちらの価値観もキリスト教徒によるネイティブ・アメリカンやメキシコ先住民への支配・虐殺・虐待のように、「残酷」な行為につながるのだ。

 

 

異民族の信仰を「悪魔崇拝」と呼ぶ感性は?

お盆

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁいささか話が大きくなってきたきらいがあるが、このハロウィンとスピリチュアルに関する記事の総論としては、
ハロウィンは、ドルイドの民による、
お盆的な祭祀+収穫祭の融合したもの、というあたりだろう。


そして自然崇拝系の祭りは、日本の祭りもそうだが、「乱痴気騒ぎ」的なノリがあったり、無秩序で、雑多で、隠避な面がある。

そこにあるシャーマニックな文化の「夜」の面はオレはキライじゃないが、
キリスト教的感性から見れば、禍々しいものだった。

まどかマギカじゃないが、ワルプルギスの夜とかなw

 

しかし、おれとしては、キリスト教化できなかったからと、「悪魔崇拝」と決めつけるこのテのノリのほうが、よほど怖いんだがね・・・。


文化は、「夜の香り」の妖しさがないと。(笑)


ただ厄介なのは、欧米では、先に触れたハロウィンのかつての生贄的な、ダークな面に乗じて、ホントにサタニズム的な行為をする連中まで出ている。

 

まぁ、オレが思うのは、ハロウィンに「サタニズム」を融合させてそんな行為に耽る連中は、ハロウィンを観て、「これは悪魔崇拝だ」と言う感性の連中なんだがね。(笑) 

一市民としては「クリスチャン」の顔をしている連中だというねwww

 

面白いのは、ハロウィーンを「悪魔崇拝」「生贄儀式」「退廃的商業主義」等々ののしるのは、過激な「キリスト教」「陰謀論者」ばかりなのはこれいかに。(笑)
むしろおれからすると「おめーらの方が邪悪なんだが」と言いたくなるような連中こそが、やいのやいの言うもんだから、余計に勘ぐってしまう。

(・・・退廃的商業主義とは確かに言いたいがw)

 

しかもそういう連中の方こそが「悪魔か何かと契約して、願望を叶える」とか言って、実行してるんだぜ。世も末だ。


そしてそういう連中こそが、魔女狩りのようにかつてドルイド教とかを「悪魔崇拝め!」とののしり、森と魔女の文化を駆逐していったんだろうぜ。

異民族の文化をそういう文脈でしか読み取れないんだな。知性そのものが低い。やれやれだ。

と、ハロウィンにからめてスピリチュアルなようであまりスピリチュアルではないことをつらつらと書いてみた。

 

ま。そんな話さ。

 

 

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コメント

    • ぴろ子
    • 2019年 10月 31日

    せっかくなのでFBにシェアしときましたwww

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