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<日中首脳会談>実現へ最終調整とは言うけれど、それが日本孤立化への幕開けになる?

画像出典:Yahoo!ヘッドラインニュース

おっさん画像ですみません。

土曜の朝から、社会系スピリチュアル@夏樹です。

さてさて。日本は安倍首相になってから、
経済面はあかんかったが、
外交・安全保障面は上手くやってきたと捉えていた。

そしてここにきて、とんでもない失敗を犯そうとしているのかもしれない。

 

1.世界は今、欧米VS中露

 

すごく簡単に書くと、

世界の構図は、欧米VS中露という軸で経済手段による「戦争状態」に突入している。

 

ロシアによる、
ウクライナ領「クリミア自治共和国」と「セヴァストポリ市」の併合と、
その行動に対する欧米の経済制裁。

中国はこの制裁に反対し、不参加。かつロシアから不買となるガスをその分、
中国が買うというカタチで協力。

日本も欧米の制裁に緩めですが加わった。

また、ロシアとは北方領土の問題もあり、

水面下ではイロイロと動いているようだ。

これはむしろイイコトだ。

日本の最大の仮想敵国は、中国。

中露分断できる策はなくてはならない。

 

2.その独自路線、孤立してないか?

しかし、サンゴ礁問題に屈したワケではないと信じるが、

本記事タイトルにあるように、

習近平氏との会談が水面下でセッティングされている様子。

安倍総理は、

集団的自衛権の容認により、

・日米同盟強化

・英国、豪州との連携強化

・中国周辺アジア諸国への安保面連携強化

を成し遂げた。これはすごい成果だ。

仮想敵国中国への封じ込めと、
欧米VS中露の世界に対して、
明確に「私は欧米側です」というスタンスも示した。

 

3.コウモリは死す

 

しかし、だ。

ここにきて、
中国への接近・和解路線が見え出してきた。

親中派の策謀と疑いたくなるが、

最近は北朝鮮やロシアとも必要以上に媚びてないか?
甘くないか?

という姿勢が見えることもある。

これは欧米陣営から見れば、
「日本不信」となって映る。

コウモリ外交がロクな結果にならないことは、

お隣のK国がよく示している。

中国・米国の狭間をフラフラ。

日本は米国との安保条約を結んでいて、
それが最上位なのは間違いないし、
今はそれでいい。

 

同盟政策の失敗は、
国を滅ぼす。

 

昔、学んだ通りであり、
国際政治学の不変のセオリーだ。

 

米国は衰えたとはいえ、
まだ覇権大国だ。

そして中国は、
周辺諸国への侵略・虐殺・弾圧を未だ繰り返している国家だ。

大義の上でも、現実的な面からも、
宥和すべき時を間違えてはいけない。

それは欧米陣営からすれば裏切りに等しいのだ。

集団的自衛権容認で「軍靴の音が・・・」ではない。

この孤立化につながりかねない外交こそが、
「いつか来た道」となる。

 

4.アベノミクス失敗!!

 

ここにきてこの外交の失敗?は、

アベノミクスで失敗した安倍氏にとって、

さらにひどいことになりかねない。

いや、正確にはオレたちの生活が、だけど。

アベノミクスは、
日本経済最大の強み「内需拡大」で失敗した。

日本経済がイマイチ不振なのは、
海外でモノが売れないからじゃない。

日本経済85%を占めるこの途方もない、
「内需」を刺激しなかったからだ。

そ。消費税増税。

ほんとに今すべきではなかった。

しかもまたあげるのかね。

やれやれ。

これで10%にあげるなら、
歴史には「安倍政権は失敗内閣」と刻まれるだろう。

やれやれ。

そして庶民はいつだって、
自衛しなくちゃならないというワケさ。

と、今回は、スピ抜きの社会派トークでした。

 

ま。そんな話だ。

 

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