叡智と真理を探究する者のために

舛添元都知事と高島礼子さんに見る謝罪の違い

どもども。ナツキです。やっとこさ都知事だった舛添氏が「元都知事」になったものの、結構な額のボーナスやら退職金が支払われたりで、モヤモヤしたものが残っている都民の皆さまこんにちは。だからあれほど猪瀬のままにしとけと、他人事にように後だしじゃんけんで言い放つぼくちゃんです。横浜市民なんでどこか他人事ですw

 

さて。今年は何か謝罪→炎上という事件が目立つ。とくに不倫ネタでいろいろと世間を賑わせたものだ。ゲス不倫と言わせた、ゲスの極み乙女&ベッキー、ゲス不倫の文脈で子供を授かったばかりの元議員となった宮崎氏。そしてまたも「手も足もでない」という得意のネタでも沈静化できなかった、乙武くん。まぁいろいろとありますな。

 

一方で思うのは、世間とやらにそんな糾弾する資格はあるのかね?? 普通に会社の中では誰それが浮気だの不倫だのをしているという話は、珍しくもなんともないネタだ。有名人というだけで、正義面した週刊誌を中心に叩かれて暴かれまくっては、まぁ同情の余地もあるが・・・。

 

さてさて。そんなことよりも、舛添元都知事の謝罪会見と高島礼子さんの会見は、世間の反応が大きく違った。その違いは、なんだったのだろうか。無論、高島さんは夫で元俳優の高知東生容疑者がやらかしたのであって、本人ではない。自分自身は尿検査をするなどして、潔白を証明したうえで、会見したようだ。そんな前提がありつつも、ここには大きな違いがあった。

 

升添元都知事と女優の高島礼子さん。炎上する謝罪会見とそうでない案件の違いとはなんだろう。そこには「伝え方」の違いが、一番大きな要因としてあるのではないだろうか。我々も通常の社会生活を送るとき、「謝意の伝え方」というのは往々にして必要となるテーマだ。成功と失敗の会見からそのことを学びとれるのではないだろうか。

 

 

Contents

どこまでいっても、自分はエリートという意識の強い、上から目線の升添

謝罪とはなんだろう。その要素をあえて絞るなら、まず率直に「おわび」の気持ちを伝えることのはずだ。しかし、マスゾエはどうだったか。まず言葉の上では、「都民の皆様にご迷惑、ご心配をおかけし、また大変不愉快な思いをさせましたことにつきまして、重ねて心からおわびを申し上げます」といった言葉を繰り返した。

 

まぁこの点はいいのだろう。では次は?

 

事実関係の明確化だ。

 

社用車で都外の別荘へ週末は赴く、出張では無駄に贅沢なファーストクラス、それらはたとえばロンドン市長と比較しても「高すぎる」ことが指摘された。第三者による調査を、といって「自分で」雇った法の専門家とやらは、小渕優子の問題もうまくまとめた実績のある人だった。完全に、自分に有利にまとめようとする意図がすけた。もし、最初の会見の段階で、事実関係をすっぱりと認め、謝罪し、「違法性がない」のであれば、最後の最後に出した、給与の返金と今後不必要な高額出張を防ぐ具体策を示せば、なんとかなかったかもしれない。ただ、実関係を最後まで不明瞭にし、違法性はないだの、「なんとかこの場を逃れよう。すぐに人々は忘れ去る」というスタンスが透けて見えてしまったことが、火に油を注いだのではないかね。

 

少々頭がいいからと庶民をなめくさり、適当な対策で逃れられると思ったてたんだろうさ。しかし、民は賢にして愚。愚にして賢なのだ。そうそううまくいくもんじゃない。

 

彼は、周囲のものに「おれはこれで乗り切ったぜ。ゲヘヘヘ」ということを発覚直後の会見後にはよく周囲に漏らしていたと言う。ゲスな話はもれるものだな。もっとも、こういう情報自体が、升添と心中したくない自民党サイドの意向を受けた人たちからのリークの可能性もあるんだけどね。ねつ造の可能性だってあるしれない。しかし、「いかにもマスゾエならいいかねん」と思われること自体がね、もうダメなのだろう。

 

同様に不倫系の議員や芸能人たちの謝罪会見も、言ってることとやっていることが違ったり、なんとかこの場を収めたいという意図が透けてしまいがちだ。ベッキーもあとからウソがさらに発覚するなど、てんやわんやだ。さてさて。今後また売れるのかね?

 

しかし、高島礼子は違った

本来的なら、本人はクスリに手をだしていないなら、知らぬ存ぜぬで通すこともできたようだが、高島礼子さんは違ったようだ。夫のクスリ&不倫のダブルショックにもかかわらず、緊急記者会見では、すべて認めたうえで、「妻である私にも責任がある」と潔く言い切った。彼女の中では、ウソはつかないで全部知ってることは出してしまおう、ということにしたのだろう。その謝罪は正解だ。たとえ打算的であったとしても。

 

 

つまるところは、潔く、言い訳せずに認めること。そして一度発覚したなら、へたな隠ぺいはそれ以上はせず、誠意ある謝罪と事実確認、今後の対策や方向性を具体的に述べてしまう。こんなスタンダードなことが、一番ひとに届くのだろう。

 

「違法性はない」だのヘタな言い訳や、メディアに対してのおざなりの対応は余計な炎上を招く。「反省するつもりなんてないじゃん!」と思われるんだな。

 

 

最高のリスクヘッジとは

以前の記事でも書いたことあると思うんだけど、これは我々通常の社会人でもあると思うが、結局のところ、最高のリスクヘッジは、誠実に対応して、ウソ・隠し事をしない。これに尽きるのではないだろうか。

 

人間ってさ、ウソの空気ってやっぱり微妙に感じるんだよね。そして言い訳が過ぎるとやっぱり「反省してないじゃん」と火に油を注ぐ結果となる。

 

そしてようやくこのブログ本旨としてスピリチュアルな視点も入れると、詳細は別途書きたいが、「ウソというのは魂に対して途方もないダメージを与える」ということを知った方がいい。ウソと方便は使いようというけど、だれかを痛みから守るための方便など、利他的なものでない限り、やはりウソも方便も、使わないに越したことはない。

 

事実と真実に基づき、すべてを開示する。開示できない何かがあるときは、やましくて隠したいなにかがあるのだから。

 

おれたちがこの一連の事件から何かを学ぶことがあるのなら。

それは仕事でも人間関係でも、「誠実にあろう」という一点の大切さの再確認ではないだろうか。

 

小さいころ誰もが教わった、「ウソはついたらいけません」「ウソつきは泥棒の始まりです」という教えは、時代を超えて真実なんだろうさ、と思った次第。

 

ま。そんな話さ。

 

 

 

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