“スピリチュアルとは何か”。その意味や方法論を探究するスピリチュアルブログ「魂の神秘学」―瞑想、瞑想方法、内省など多岐に渡って

生きるコトは、「シンプル」で片付くか。

どーも。夏樹です。

多分、夏樹です。

そんな気がします。

樹だけに。


あー、さて。

よくスピな定型紋きり型なメッセージには、

「シンプル」ってのがあるね。

物事、シンプルにするほど、

うまくいく、ということらしい。

 

生き方をシンプルに。


考え方をシンプルに。


心の持ち方も、シンプルに。


目標も、望みも。


とにかく、すべてをシンプルに!


・・・・


・・・・


・・・・

 


おまえは、

脳タリンか・・・?

 

シンプルにした方がうまくコトが多いのは、

確かにわかる。

人はなんでも複雑にしがちだ。

だが、それもモノによりきりだ。

言うまでもないが、

人間を人間たらしめているこの知性の高さ、

抽象的思考力は、

複雑で高度なものだ。


この点こそ、万物の霊長たるにふさわしい。


そして何より、

この世界のあり方自体が、おそろしく、複雑だ。


社会科学、自然科学。


宗教や、形而上学。


すべてがそれぞれの世界観と枠組みの中で、

それぞれ世界の仕組み、

真実の姿を把握しようと努めてきた。

難しい、難解だ、

とされるそれぞれの体系自体が、

「シンプルに」世界を把握しようと努めてきた、

先人たちの叡智の結晶なのだ。


そしてシンプルであるがゆえに、

自然科学はあくまでも自然科学の枠組みで

世界を切り取った理解でしかないし、

それは社会科学でも、宗教でもそうだ。


複雑で、理解しがたく、謎に満ちているこの世界。


複雑で、理解しがたく、困難と喜びに満ちた人生。


そしてそれを「シンプル」に描いた、

先人たちの叡智。


そうしたものをすっ飛ばして、

「シンプルにすればうまくいく」なんてのたまうのは、

単なる努力の放棄。


自らの力で問いを持ち、

生きていくことの放棄なのだ。


ぽまいら。


気をつけるんだぜ。


エセスピリチュアルは、

容易で、優しく、「シンプル」で、一見、美しい。


しかし、

ハマるものは一様に、思考力を低下させ、

人として堕ちていく。

一見美しい、

「シンプル」というメッセージ。

シンプルな真実(笑)も内包しているだけに、

タチが悪いのだ。


気がつけば、

考えることを放棄して、

どちらかさまかが垂れ流す、

「シンプルで美しいメッセージ」(笑)に依存する人間のできあがりである。

なんらかの薬物に依存する人間が心身を蝕まれていくように、

「メッセージ」に依存する人間は、

心魂を失うのだ。


ま。そんな話だ。

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  • User Avatar 加藤 夏樹 さんより(20/05/03)
    こちらも承認と返信が消えていたような・・・。すまんこって。 日々の中でいろんなケーススタディーでてくるよな。 確かに知識とハウトゥを知ってるだけでかなり違うように思うね。
    » この手は何のためにあるのか
  • User Avatar 加藤 夏樹 さんより(20/05/03)
    あれ。なんか承認と返信が消えているような・・・。 まぁそこまで深刻なというよりは、どう生きるかどう在るべきか。 自分に対しての決めの問題かなーと。
    » この手は何のためにあるのか
  • User Avatar ろこじ さんより(20/04/21)
    ありがとうございます。その後、アマゾンで「老人の取扱説明書」、「まんがでわかる老人~その行動には理由があります」、「老いた親との上手な付き合い方」など医師による著書が沢山あることがわかりました。まずは読んでみたいと思います^^。
    » 孤独なエロジジイに愛の花束を渡したいけどさ。
  • User Avatar ろこじ さんより(20/04/21)
    こちらの具体的な事例による気づきや葛藤、学びのお話、とても共感し考えを深めるきっかけになります。ありがとうございます。 日々の実践で「誠意をもって(略)隣人を愛し、彼らに奉仕します」というのは、自分ひとりでできることではなく相手があることなので結構難しいと感じます。「こちらがよかれ、と思ったことでも相手には迷惑だったらどうしよう」とか「逆ギレされたらこわいな」とか、実際にそんなことがあってあつものに懲りてなますを吹く的に人に親切な行動することをためらった経験のある方はかなり多いのではないでしょうか。 あと、本当に知識と慣れですね。以前、視覚障碍者の方から「道路が分らなくて困っている様子の白い杖の人を見かけたら、突然腕を取ったりしないで一声かけてからにしていただけるとビックリしません」とお話を聞いてから、「お手伝いしましょうか?」と積極的にお手伝いできるようになりました。 これからもケーススタディシリーズ、よろしくお願いします!
    » この手は何のためにあるのか

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