叡智と真理を探究する者のために

なぜ生きることが辛いのか【7】潜在意識と願望達成の関係性

はい、どーも。
ぼくちゃんです。
ボクです、ボク。


あなたの夏樹です。


ボクボク詐欺なんて新ジャンルを
確立しようとしているわけじゃありませんw


さて。シリーズ第七弾です。

まず軽く復習。

前号で、
正しく願いを叶えていくために、
下記のように書いた。
(未読の方は、
 「なぜ生きることが辛いのか」という問い【6】~引き寄せの法則の失敗~
  をどうぞ。)


理性の光のもとで倫理的にも納得し、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
潜在意識に届ける。
~~~~~~~~~~~~~~~

このプロセスを経ているか否かが、
決定的に違いを産む。


・何度アファーメーションしても実現しない
・どれだけ強く願っても実現しない
・どれだけ目標に向かって取り組んでも実現しない
・実現したと思ったら一時の繁栄で終わった
etc

そうした引き寄せ系にありがちな失敗を覆すことになるのだ。


そのワケは、
潜在意識の仕組みとカルマ(原因と結果の法則の多層性)にある。


ここまで。


さて、
今回はまず、
潜在意識を説明していこう。

 

Contents

潜在意識と願望達成の関係性


世の中、
潜在意識に願望を刷り込めば、
「眠りながらでも成功する」
というマーフィーの法則的言い回しもあるよな。
※そういうのに疑問を感じると連絡し、
FB友になってくれたMさん、ありがとう!


そう、マーフィー博士は、
潜在意識について聖書を引き合いにだし、
「神」を潜在意識と置き換えると成立する、
といった説明もよくしていた。


これは半分正しく、
半分間違いだ。


非常に多くのスピリチュアル系に
誤解されている。


潜在意識は、
まるですべての願いを叶えてくれる
強力なツールなのだ、と。


ここで、
上記のマーフィー博士の比喩に戻ろう。
潜在意識=神。


まず、概ねこれは正しくはある。


神秘学的に言うと、

顕在意識(現在の人格)

⇒潜在意識(永遠の人格/ハイアーセルフと言ってもいい)
⇒神(無限の存在)


メルマガなんで図説できないけど、
神という大きな円の中に、
永遠の人格としての中くらいの円があり、
その中に現在の人格としての自分の円がある。


現在の人格(意識)を少しずつ広げて、
永遠の人格の円に重ね、
同じ大きさにすること。


それが、
スピリチュアルな進化のプロセスだ。
神秘学徒・探究者は、
そう在ろうと日々の務めを実践する。


そして現在の人格の円と、
永遠の人格の円が重なる段階まで進むと
何が起こるかというと、
「三次元をマスターする」ということ。


能力的に言えば、
物理世界に関して、
原因と結果の法則から干渉できる。
(破ったり恣意的にコントロールするという意味ではない。)


聖書的に言えば、
叩けよ、されば与えられん。
芥子粒ほどの信念があれば、
山をも動かす。


それが物理的な意味で可能になる、
ということ。


引き寄せ、
願望実現系は、
このプロセスの力を利用することなんだ。


そしてこの力をマスターするためには、
「永遠の人格」に近づく必要がある。

 

マスターたちの意識の構造


では、永遠の人格に近づかないまま引き寄せを
使おうとすることは、
どういうことか。


それは「強引に」潜在意識を用いることを意味する。


以前も言ったことあるが、
マスターと呼ばれる存在は、
「潜在意識がない」。


すべてが理性の光に照らされている。
すべてが顕在意識になっている。


だから原因と結果を把握しているし、
どんな原因を起こせば、
結果が生じるか、
完全に把握している。
正しく「力」を使うことができる。


それは言葉ひとつですべてを生成するほどだ。

そのことを完全に知っていたキリストは、
すべてが叶うと知っていた。
だからその法則性を産みだした神を疑っていなかった。


そう、
潜在意識と呼ばれる意識を本当に正しく、
思い通りに扱うには、
「理性によるコントロール」が最も効率的である、
ということなんだ。


潜在意識に刻み込めはウソだ。

顕在意識に刻み込め、
の方がまだスタンスとして正しい。


じゃあみんながみんな、
マスターレベルで意識を発達させないと、
その力は発動しないかというと、
そうでもない。


「正しく意識的に願いをインプットすればいい」。


これも図説したいが、
通常、
我々の潜在意識はジャングルのようなもので、
ある願いを入れようとしても、
別方向のベクトルが渦巻いている大海のようなものだ。


まず、この段階で打ち消される。
幸いにもな。


誰かを強く恨み続けて、
その人が死んだ、
なんて経験はそうはないだろ?

誰かに「くたばれ!」と強く思う反面、
「いやいやホントに死ぬのはダメだろ」
という想いも当然ある。
それが人だ。


ネガティブな例で書いたが、
ポジティブな夢や希望であっても当然だ。


ゆえにおれたちは、
本当に叶えたい願いは、
まず自分を徹底的に見つめ、
内面を整理し、
「叶えたい願いと逆方向のベクトルを
 内面から消さなくてはならない」。


いいかい。
潜在意識─というか、
「意識」の本質は、
いわゆる「神」と、
とりあえず考えてくれていい。


神さまと言ったら、
不可能はない。
そんなイメージだろ?


でも、おれたちが住んでいるこの世界は、
三次元なんだよ。
物理法則に支配された世界だ。


ここにはこのレベルの秩序がある。
神様の力を使おうが、
それは変わらない。
その範囲において、力を使うことは可能だ。


しかし、
願いの「インプット」の段階で、
インプットが混乱していたら、
何も発動しない。


原因と結果の法則は、
この次元では物理法則だ。
ある意味厳密だ。


プログラミングでは
どこか一つ間違っていたら発動しない。
それに似ている。

ところで、
前回までの自分への問いかけ。
やってみた?


あれはどうだった?
自分は5,000万の年収が欲しい


⇒しかし、その実、それに見合う価値提供は難しい。
やっぱり無理だと思う。
そもそも僕はそんな金額に値しない。


そんな思いはなかったか?


仮に思わないでいられて、
かつ一つの願いにフォーカスし続けることが可能なら、
世の引き寄せが言うように、
確かに第一段階はクリアするだろう。


矛盾するベクトル渦巻く潜在意識の大海の底に、
その願いをインプットすることができるかもしれない。


前回で言った、
内省をして、
理性の光のもとで倫理的にも納得し、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
潜在意識に届ける。
~~~~~~~~~~~~~~~
とは、
「自分の願いと意識のベクトルから、
矛盾を消し去る」ことを意味している。


そしてそれはまだ次のフェーズがある。


そう、次はカルマの法則からの内省的検討だ。


「その願いは、
カルマの法則(原因と結果の法則)的に正当なのか。」


この検討こそが、
本当に重要になってくるんだ。
相反するベクトルを打消し、
インプットするということが、
下層における原因と結果の法則の利用法。
同時に上層からの原因と結果の法則の利用も必要。


次は、
この視点から続きを書こう。


↓↓編集後記は特典情報の下です。↓↓

 

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編集後記

次号の結論を先に書くと、
「あなたの抱くその願いは、
カルマ的に許されていないかもしれない」
ということ。

そしてそのとき、
どうするか。


諦めるか。
根性で気張るか。
ならば、いかに少しでも効果的に、
効率よくするか。


そしてそのすべてを「霊的に正しく」するためには…。

そんな視点で語られる。


もしかしたら、
今抱いている「その願い」は、
そもそも消え去るかもしれぇよ?


ま。そんな話だ。

 

 

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  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
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