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観察力

路傍にはえていた白ゆりをかっさらってしばらく観察していたオレさまですが、ぽまいらはいかが日々目に入るものをなんら観察することなく生きていやがりますか?



さて。観察、集中、視覚化(ヴィジュアライゼーション)。



神秘学徒が修練する基本の三つだ。



極度に高められた観察力と集中力により、例えば自分や他者の体内すらも透視(霊視)しちまうようになる。ダスカロスやシュタイナーがやたらめったに上記3つを鍛えることを基本に課すのは、まともな霊的能力は、そして高度な霊的能力も、すべてこの3つの力によって達成していくからに他ならない。



それに加えて、この3つはいかなる人生を歩むにおいても、普通に大切な能力なので、それだけでも神秘学派の修行はいいんじゃないかなーと思う次第。




だいぶ前の話になるが、下記のようなことをふと知った。


ちなみに、サンマークから「記憶力」「集中力」という本が出ている。100年近く前にアメリカで出版されて、以来、このテの能力を鍛えたい学生やビジネスマンたちの間でずっとベストセラーを保ってきているそうな。



読んで見て藁った。内容が、神秘学徒の修行とほぼいっしょ。著者はオカルトに相当詳しいヤシだろうなーと思ったら、詳しいどころか。上記2冊を書いたセロン・Q・デュモンとは、ウィリアム・W・アトキンソンの数あるペンネームの1つ、という。



ウィリアム・W・アトキンソン、元祖『引き寄せの法則』を著した、表向きは弁護士の神秘家である。もともとは、いわゆる闇のエリート層が大衆支配のために引き寄せの法則だの願望実現のヴィジュアライゼーションなどなどを利用しているので、一般大衆も知らねば対抗できん、と。そうした理由で神秘学知識の利用方法を分かりやすく世の中に広めていったそうな。



まぁ確かに、そうした支配層はオカルト知識をふんだんに取り込んだ「秘密結社」を作ってきた。なんだっけ、ブッシュ元大統領のスカル・アンド・ボーン?確かそんなような名前のもんとか。数え上げたらキリがないんだろうぜ。



そんなわけで、「富の集積」「豊かになる」ための方法論は、神秘学からのスピンオフなので、世の中の書店を見ても、ビジネス系自己啓発本の類は半分は精神世界系と重なっている。そして微妙にマーケティングとも重なる。きっと、生まれが近いから違和感なく並ぶのだろう。(藁



なんてどーでもよく。



ほんとにどーでもいい前フリだな。





そんなわけでオレさま、まっとーに観察力を鍛えるために、最近は「白ゆり」の観察をずっとしていた。ひとつひとつの細かい点までのチェックももちろん大切だが、シュタイナー的にはこのとき湧き起る感情が、魂の新たな認識器官を育てていく。




つぼみの段階。咲き誇る花。そして花が散り行き、枯れていく。



このプロセスで、格段階にふさわしい思考内容と感情を魂に響かせていくんだ。

以下、引用

「ある植物の生長と開花に眼を向ける場合、彼は他の一切の事柄を自分の魂から排除し、まったこのことだけから受ける印象に没頭しなければならない。以前ならこのような場合に魂をかすめとうるだけで終わったであろうような感情が、やがて彼の内部でふくらみ始め、力強い形式を取るようになる。自分の内部におけるこの変化に気付いたなら、この感情形式の余韻を、心を鎮めて、内部に響かせねばならない。」

『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』(p55-56より)



こうした観察の訓練を始めると思うのは、なんでもいいが、1つのものを徹底的に観察していると、いかに自分が多くのものを「見過ごして」生きているのかに気付く。愕然とするほどだ。

 

多分、毎日の通勤路のことだって、まともに答えられるヤシは少ないだろう。もちろん、オレさまもだが。たとえば、駅前の店の並びを正確に答えて行けるか? 駅から家までは? 毎日歩いているはずの道なのに、いざ聞かれると思い出せないことのなんと多いことか。


人は、そうやってルーティンな生活を繰り返し、「日常をつまらない」「短調だ」と言い捨てて、魂を無気力の中へと埋没させていくのだろう。



何も、観察力を神秘的な霊的能力にまで高める必要はない。もう少しでいい。この観察力を鍛えるだけで、おまいのルーティンな毎日に驚きの発見が相次ぐようになる。そして毎日の通勤コースでさえ、驚きと冒険に満ちたものになるだろう。



そして観察力の訓練を一定期間やったとき。改めて、家族や苦手な同僚や上司を観察してみるといい。そこに、新たな発見があるかもしれない。(藁




ま。そんな話だ。

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  • User Avatar 加藤 夏樹 さんより(21/06/07)
    おっと、コメントに気づかず承認が遅れて失礼! お、うちの会社も本体事業はソーシャルビジネスなんで、 そういうのに興味もってくれるのもうれしいね!
    » なぜ投資家よりビジネスオーナーを勧めたのか。夏樹ラジオVol.4
  • User Avatar ポチ さんより(21/06/02)
    たびたびすみません。 投資家より、事業オーナーを目指すなら、宗教・精神世界に生きる人達にピッタリなアクティビストの書籍があるので紹介させてください。 7つの習慣は個人主義ではなく人格主義なあるべき論ですが、あるべき論を超えて「事業オーナー」のソーシャルビジネスノウハウ書籍です。 素敵な書籍をご紹介頂いたので、なうな書籍をご紹介返しさせてください。 (有名な方なのでご存知かもしれませんが。。。) https://www.amazon.co.jp/dp/456984913X この会社のシステムを見れば意思が垣間見れるかもしれません。 こちらをご覧ください。 https://www.borderless-japan.com/whoweare/ 経済に友愛を、お邪魔しました。
    » なぜ投資家よりビジネスオーナーを勧めたのか。夏樹ラジオVol.4
  • User Avatar ポチ さんより(21/05/27)
    「教える」は重要ですが、力はムーブメントで時代精神なので、感じる人が率先して証明するのが理想だと思います。 ファシリートは誘導の力で必要ですが、思い切りは結局は意志の力なので「覚悟を決めろ」に尽きるとやり取りで学びました。 頑張ります。
    » なぜ投資家よりビジネスオーナーを勧めたのか。夏樹ラジオVol.4
  • User Avatar 加藤 夏樹 さんより(21/05/11)
    生物多様性と霊性多様性はわりと同じ意味ってことで(笑) なんてやり取りを見ていた人から 神秘学選書講座に「七つの習慣」はどうかという声が(笑) あれをファシリテートするのは難しいねぇ。
    » なぜ投資家よりビジネスオーナーを勧めたのか。夏樹ラジオVol.4

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