叡智と真理を探究する者のために

【スピリチュアルの学び方】本当に正しいスピリチュアルを学びたい方へ

 

この記事は次のことが学べます。

・本当に正しいスピリチュアル
・偽物のスピリチュアルの特徴
・正しいスピリチュアルの学び方


やや長めです。
時間のないときは「8 そこで本物の「スピリチュアルの学び方」を教えてくれる良書を伝えたい。」から目を通すのもOKです。

 

 

 

Contents

本当に正しいスピリチュアルを学びたい方のために

この章は、本物のスピリチュアルの学び方についての序論です。
どうも。なつきです。スピリチュアルな神秘学講座に限らず、ブログ、メルマガをすでに十数年以上・・・と長くやっていると、まぁ色々と質問をいただくことも多いのです。
代表的な質問の一つが、「本当に正しいスピリチュアルの学び方はいかなるものか」というものだ。
意外と「スピリチュアルを学びたいけど、安全で正しい方法がわからない」という声があるのだ。
もちろんこれが正解だ、という決定的なものはない。
これから皆さんとシェアする内容は、あくまでも「加藤夏樹の考える正しいスピリチュアルの学び方」に過ぎない。
そこで本音としては「じゃあ、うちの講座に来れば?」と言いたい気もするw
つーか、ぽまいらにとってはそれが正解だってw
・・・と、ここで言っては手前味噌にもほどがあるだろう。(笑)
なのでそのひと言は・・・最後に譲るとしてw
 
ほんで決定的ではなく、あくまでもおれの意見に過ぎないが、とりあえずこう言えると思う。
本物のスピリチュアルの学び方は、実は大学受験のようなものなのだ。
・・・・・・。
なに、よく意味がわからない?(笑)
しゃーねーなぁ。
ほな、この意味をいっしょに考えていくとしようか。

本題に入る前に。そもそもこんなスピリチュアルを学ぶことは間違いだ。クソだ。うんちだ。価値はねぇ。

 
さて。スピリチュアルを学びたいという気持ちを持つ人に向けた本記事。
「本物のスピリチュアルの学び方とは、実は大学受験のようなものだ」と書いた。
その詳細な解説の前に、まずは「こんなスピリチュアルの学び方はそもそも違う」という逆説を挙げておきたい。
そもそもで本気でスピリチュアルな成長を求めるのなら、出家も一つの手だとは思う。
ただ、とりあえずおれとしては言いたいことがある。
市井の暮らしとその中での成長を求める方がハードコースであり、現代の学び方だと思う、と。
現代社会なんて「出家」なんつー純粋培養の世界の方が、イージーモードよ?
市井の中で、稼いで生活を成立させ、誰かと愛し愛されて家庭を形成し、家族を得て、仕事や交友を通して人との中で切磋琢磨する。
そっちの方がずっっっと、人の心の悲喜こもごもを体験し、成長できること間違いなし。
なのでそちらを推奨する。
そしていずれにしても、次のようなスピリチュアルな学び方は違うだろう。
今、溢れているけどw

やたらと高額なスピリチュアル講座とか、まずアウトじゃね?

この章では、「間違ったスピリチュアル」の特徴の1つを伝えます。
 
はい、鉄板。スピリチュアルをビジネス化しだしたら危険ですわ。
伝統的な宗教であれば、まだ社会的、文化的価値や機能があるので、「まだ」理解できる。
たとえば、葬儀の値付けはいろいろと物議を醸すが、葬儀というセレモニーを通して、故人の「死」という現実の社会的共有したり、残された側が「見送った」という文化的・心理的納得感などを得ることは、社会的・文化的・心理的価値があるだろう。
 
それらは言い値ではあり、非常に難しくはあるが、伝統的な機能や価値が十分にある。そして実施する上で、多くの人や施設を使うこともあって、それなりの費用となるのも理解がしやすい。
だが、そんなものもない軽薄な「スピリチュアル」なクセに、「言い値」やら「サービスに価値があると思ったらそれでOK」なノリで高額化してしまった、とかとか。
世のスピリチュアルな高額サービスには、冷静に考えれば、社会的・文化的価値がまるでないものが多い。せいぜい、心理的価値があるように感じてしまうものばかりだ。
いいから。金払う前に落ち着け。
カネを払えばヒーラーになれたり、霊視能力が開いたり、そんなことないからな!?

短期間でのイージーな成長が「用意」されているスピリチュアルな学びとかもアウトだ(短期間×ステップアップコースで稼ぐ仕組み)

この章も、間違ったスピリチュアルの1つの例示です。

 

言うまでもないが、スピリチュアルな道は、霊性の成長の道ですぜ。
一昔前は、宗教者らが出家し、人生をかけて追及して学んできた道ですぜ?
それをなんかの習い事のように短期間で学び、卒業できるような「学習コース」が用意されている・・・って時点でおかしいと気づきませう。
たとえ武道のように体を使うものでさえ、入門として「黒帯」になれるのに必要な時間は個々バラバラだ。
それなのに、魂のことであるスピリチュアルな道で、全員一律の時間をかけて、同じように進化発達するのだろうか?
そんな金さえ払えば成長した、何かを体得したことにされるようなシステムに、どんな意味があるのかっつーね。
人生これ自体が、壮大な学びの場だっつーの。

認定コースで資格制-アホか

その一つ前の見出しの内容的にかぶるけどね。
スピリチュアルは魂の学びだというのに、コースが段位システムのようになっているのだ。
お金を払って学んでいれば、黒帯のようなコース終了証書が与えられる。
さらにカネを払っていれば、やがて師範の資格も当たられるといしう寸法だ。

ヒーリングやチャネリング、スピリチュアルカウンセリングなどのメソッド習得系も高額化しやすい詐欺ビジネスの温床だ

はい。そんなニセモノ系は、スピリチュアル系「ing」ビジネスに集まります。
ヒーリングとか、チャネリングとか。
今はスピリチュアルカウンセリングとか、スピリチュアルコーチングとか。
やたらと語尾にingだ。
進行形なのは、おまえさんの脳みそのお花畑っぷりだっつーの。
と、これらの特徴は偽物なので近づかないが吉だ。
つか、詐欺師がワンサカといやがるわ。
スピリチュアルカウンセラーとか、スピリチュアルコーチ養成講座とか。
そんなスピリチュアルな職種で稼いで生きていこうと試みること自体が、スピリチュアルではないのだ。
たとえばルドルフ・シュタイナーのように「神秘学」の実学化を導師から与えられたミッションとして取り組むような「calling」は、
本人がイヤでも取り組むべき人のところに来てしまうものなのだ。
自分から「やろう」と思って取り組む時点で、いろいろとおかしくなる。
このテのスピリチュアルな「仕事」はそもそも「なりたい」からできるものではないのだ。
「スピリチュアルなことを学びたい」という気持ちは、とても大切だし、というかすべての人は絶対にこの衝動を持つのだ。
転生のどこかで、そう願うときがきっとくる。
そのときこそ、人は人になるのだ。
そしてせっかく芽生えた「正しいスピリチュアルを学びたい!」という大切な想いを育ててもらうためにも、社会には「正しいスピリチュアルの学び方」を提供する場やその知識が提供されてなくてはいけない。

スピリチュアルの正しい学び方―準備がすべてである

この章は「正しいスピリチュアル」の1つの例を示します。
そして実は、、、、
正しいスピリチュアルの学び方とは、この章のタイトルどおり、「準備がすべて」なのだ。
まさに大学受験と同じ。
その日そのとき訪れる試験を経て、「次」のステージへと進めるかのか、否か。それは準備にすべてかかっている。
では、なんの準備か?
それは「叡智に向き合う準備」である。
準備こそ学びのすべてである。
面白いことに、その準備においての学びは、指導者……いわゆる「導師」とは人であるかもしれないし、学びをもたらすある種の「環境」であるかもしれない。
人は霊的に正しい「準備」ができたとき、そのあとのスピリチュアルな学びを司る存在(導師)と出会うようになっているのだ。
そんな準備期間としてのスピリチュアルな学びを導いてくれる存在は、人とは限らない。「本」などの教材であるかもしれないのだ。
その準備こそ、実は一人ひとりができる霊的な学びのすべてだ。
その準備によって、人の霊界とか神界とか高次世界とか―なんと言ってもいいけど―が企図する「霊的試験」と出会うのだ。
その霊的試験を古来、「秘儀参入」とか「霊界参入」と呼ぶ。そして以後は、高次の導きのもと、学びを進めることになる。
人によって、正しいスピリチュアルの学び方は異なるのだ。

そこで本物の「スピリチュアルの学び方」を教えてくれる良書を伝えたい。

この章で、は正しいスピリチュアルの学びに必要な、霊的良書を提示します。
そこでおれが思う「本物のスピリチュアルの学び方」の代表格、それは読書だ。
本物の霊的良書を進めることで確実に霊的には進歩する。
そして高次世界との出会い―前述の秘儀参入―は近づく。
本当のスピリチュアルな学びへの扉を開けるためにも、ぜひとも霊的読書において準備を進めて欲しいと思う。
というわけで、次の本を進めておきたい。
基本的に、おれの霊統はキリスト教神秘主義なので、そちらに寄っていることは申し添えておくぜ。
神秘学概論
いわずと知れた、神秘家ルドルフ・シュタイナーの四大主著の一つだ。
薔薇十字と呼ばれる霊的伝統の導師だが、本人も言うように大きな流れではキリスト教神秘主義というくくりと理解で問題はない。
ちなみに西洋秘密結社の薔薇十字団とシュタイナーの薔薇十字は関係ない。さらにいえば、AMORC(笑)ともシュタイナーは当然のこと、おれも無縁ですので。よく聞かれるけどw
本題から逸れたけど、本書の特徴は次の通り。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、シュタイナーの四大主著の一冊であり、その思想の根幹が綴られている。肉体、エーテル体、アストラル体、自我という人間存在のヒエラルキアを解明し、宇宙論、人間論の中で、めくるめくような宇宙史の壮大な展望の下にマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人間)との関わりをあとづけ、進化の法則と意識の発達史、古代秘儀の本質、輪廻転生論、悪魔論、霊的認識の方法などを記し、過去と現在と未来についての常識をくつがえした前代未聞の神秘学大系が展開される。
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)
これもルドルフ・シュタイナーなんだが、この書がステキングなのは、本来なら「弟子と師匠」の間で交わされる会話と教えが公開されている。この点が画期的だし、まさに「本が師の代わり」となる典型的な例ではないだろうか。
その意味でシュタイナーの本書が「ばしっ」とハマった感じある人は、まさに本書が「正しいスピリチュアルの学び方」をまるっと提供してくれる実感を得られるであろう。
内容(「BOOK」データベースより)
霊学研究の諸成果に関心を寄せる人々の中には、そのような人生の高次の謎を口にする者が一体どこからその知識を得たのか、という点に疑問をもたざるをえない人もいるであろう。本書はまず第一にこのような人のために役立ちたいと望んでいる。霊学は人生の高次の謎の本質に深く係わろうとする。この霊学からの発言の根底にある諸事実を吟味しようとする人は自力で超感覚的な認識を獲得しなければならない。本書はそのための道を記述しようとしている。四大主著の一冊。
 
エソテリック・プラクティス―キリストが遺した瞑想法とエクササイズ
 
いやもう、キリスト教神秘主義のマスター、ダスカロス。
20世紀最高の霊的ヒーラーであり教師ともいわれる。
今、おれが講座で伝えさせてもらっている体系もダスカロスのものが多い。
そして実践のための書。理論は少ないが最低限必要な量が語られ、あとは実践教科書。実は大半の人間が今世で取り組むべきスピリチュアルな内容は、ほぼこの一冊で十分だと思う。
正しいスピリチュアルを学びたいなら、これを手元に置いておこう。
残念なことに、中古本(しかも足元みて定価より高いよ)しか今ないようだが・・・。
※「エソテリック・プラクティス」を読み終えて余力があれば、ダスカロスの理論編でもある「エソテリック・ティーチング」も薦めておく。
内容紹介
キリストが12使徒と70人の弟子だけに与えた秘儀!
霊的真理とその独習法をまとめた稀有な一冊
2000年の時を経て、ダスカロスによって明かされる!

ダスカロスの教えの多くは、キリストの12使徒の一人であり、
新約聖書の福音書の著者であるヨハネから与えられたものであり、
その教えはまさにキリストの教えと言っても過言ではありません。

ダスカロスは「神人」であったキリストの生涯・目的・教えを正しく理解することにより
その真理を説き、生涯一個人として兄弟姉妹である私たちと分かち合うために活動し、
求める者には常に無償で提供することを貫きました。

本書は、キリストの最も基本的な教えを著したもので、
「理論編」とエクササイズと瞑想を紹介した「実践編」との2部構成になっており、
導入書としての役割を果たしています。
正しいスピリチュアルを学びたい人が読むべきその他のオススメ良書
そのほか、個人的にオススメしたい良書。
この辺を読んでおけば間違いねーよ、みたいな。
内容紹介
ヨガを行ずる者をヨギという.本書は,ヨガの聖者,パラマハンサ・ヨガナンダ師が,波瀾に富んだ自己の生涯,インドの偉大なヨガの聖者たち,ヨガの数々の奇跡を近代科学の言葉で記述した興味つきぬ自伝.読者諸氏は,師の魅力的な人物,生涯,そしてヨガが有する霊的世界に,必ずや引きこまれるであろう.
聖書とヨガの真理を比較して語る、ヨガナンダの師である聖者ユクテスワ師の教え。
いやもう、すげーっす。
内容紹介
An autobiographical account of an early nineteenth-century yogi as he reaches self-realization, identification with his larger self, mankind, and union with his God
古典中の古典! というわけで、ここでは東洋系ってひことで、ヒンドゥー(ヨガ)の叡智から伝えさせてもらった。
内容紹介
インド古典中もっとも有名な本書はヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典であり,古来宗派を超えて愛誦されてきた.表題は「神の歌」の意.ひとは社会人たることを放棄することなく現世の義務を果たしつつも窮極の境地に達することが可能である,と説く.サンスクリット原典による読みやすい新訳に懇切な注と解説をくわえた.
以上、上記の各本の「内容紹介」と「表紙画像」については、各リンク先より転載。

終わりに―それでも正しいスピリチュアルを学びたいけど、学び方がわからない方へ

この章では、霊的学習として正しい講座形式を追求した例を提示します。
まぁ、本記事の著者が主催する講座ですけど。

 

 
とまぁ、そんな風にいろいろと書いてきたが、それでも本とかだけじゃ満足できない、学んでいける自信がない方・・・。
そんな方は、おれが月イチで開催している神秘学講座へどうぞ。
このテの学びを継続して行うためにも金額が壁になってはならない、と考えるため、基本的に廉価で済ませている。
運営費としとて赤字にならなければいいやという程度の金額と冷やかしとかを避けるための金額-もろもろのせめぎあいで多くの人の意見を取り入れてこの金額にしている。
共に学んでいければ幸いだ。
 色々と長く語ったが、そんなところかなー。
ま。そんな話でしたとさ。

 

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