叡智と真理を探究する者のために

ダスカロスのジョシュア・イマニュエルの話

ダスカロスのジョシュア・イマニュエルの話

どうも。なつきちです。


2017年、日本語版が出たので、ダスカロスの

ジョシュア・イマニュエル」を

再読している。

簡単に言うと、

神秘家ダスカロスの視点で

描かれた、

イエス・キリストの生涯だ。


興味があるヤシは読んでくれたら

いいけど、

そもそもクリスチャンでも、

最近は受け入れないことがいろいろと

書いてある。


そのさいたるものが、

「イエスは、神である」

ということ。


スピリチュアルに関心があるヤシでも、多くは「イエスはすごいレベルのマスターだった」という視点になってしまうんだな。

 

地上に、神が受肉した、「神ー人」であるということがどうもわからない。


それはまぁ仕方がない。


しかし、一度、

「神が地上に受肉して人として生きる」

とはどういうことなのか。

 

その具体的な例と向き合いたいときは

一読を勧めるね。

キリスト教の最大の神秘はまさにこの

「神が人として生まれたとはどういうことなのか」


と向き合うことだと言ってもいい。

いまや教会も直視していないこの神秘から、

神秘学派は逃げない。

むしろ積極的に向き合ってきた。

 

だから神秘主義の定義は、昔どこかの学者がひと言で言い表していた。

「神と一体化できると考える思想」と。

上手いね。洋の東西すら問わず、すべての神秘主義に該当する。

すると一見遠いと思われているキリスト教も神秘主義でなくとも、「テオーシス」の思想のある正教は神秘主義といえてしまう。


つまるところ、神秘学とは、人が神へと至るためのシステムを説いているのだ。


ま。そんな話さ。

 

編集後記

ちょいちょい聞かれますが『神秘学講座』は、2年かけて一周するしステムでぐるぐると回転させています。

ですのでいつどの回からの参加も歓迎です。

詳細はこちら。

※日時はチェックしてください。毎月第三土曜日開講。1週間ほど前に申し込みフォームが新しくなります。

 

 

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  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
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