叡智と真理を探究する者のために

罪と罰と煩悩

あんたたちー! 今夜も元気に年の瀬を迎撃する準備は整いやがりましたかー!


そんなわけで、家族を法的に失ってしまったにもかかわらず、元気なオレさまの登場ですよ。まぁきっとこの時期、オレさまのキリスト教神秘主義のフリをしたこのブログから発散される邪悪な魔力を日々吸収しているぽまいらは、結局新型のインフルにもモーターヘッドwにも負けずに生きていやがることだろうぜ。




つか、「除夜の鐘ごときでおれの煩悩が打ち砕かれるほど、この熱いハートはヤワじゃねぇ!」と大晦日の「対除夜の鐘、暁の死闘編」に向けて今からコスモも熱く燃焼系だろう。



しかしなんですな。煩悩と愛欲深き神秘学徒オレさまだが、ぽまいらもきっとあふれんばかりのボンノウリョクで人生を戦い抜いていやがることだと思う。



うん。いいね、煩悩力。いまのうちに特許申請しとくかね? 



いっとき、とかく「リョク」をつけるのはやったやん? しまいには「老人力」。老人力ってあーた。闘神ベジータさまのスカウターではかった日にゃ、オレさまなんて「ふん・・・。50ボケか。ゴミめ・・・!」なんて言われちまう。



あ。でもきっとif…をスカウったら「なに!? 60000ボケだと!? バカな! 宇宙で最強は、このベジータさまだ・・・!」と、オレさま男子(あ、2010年は、社会不適合TJ殿とオレさまと、ベジータが、日本でもっともナウでヤングな『オレさま』男子として草食男子の流行にトドメさすから。さくっと。そこんとこ夜露死苦)にあるまじき驚愕っぷりなわけじゃん? 



すごいわー。



if…の老人力、最恐だわー。



太刀打ちできへんわー。



って。



まー。とにもかくもだ。オレさま男子の流行は決定事項として。



煩悩・・・。煩わしい悩み。



愛(恋)であったり、モノであったり、カネであったり。なにかに執着すると生まれる。



しかし。人は、どうしたって、そのすべてから解放されることは、むずかしい。



いつかパンドラでも記事にされていたと思うが、何かを「手放す」ってよくスピで言うけど、まぁよく意味がわかりません。



それでいて、したりがおなスピな人はよくいいます。「●●への執着や不安を手放しなさい」と。



ちょいまて。



こら、まて。



仏教はじまって2500年。



欲望やら執着やら不安やらを手放すことに執着wというか粘着系で追及してきた連中でさえ、手放すのは困難。なに一言で片付けてくれんのや、と。おまいはできるのか、と。



わしのように聖人に列せられることがほぼ確定しているような聖人君子とて、おっぱいへの執着は絶てないというのに。



それを手放せ・・・とか一言で片付けられたら日にゃ、マジギレですわ。おまえはおっぱいわかってねー!(激怒 ってもんですわ。一休さんのように「気にしない気にしない」なんていえるかっての。



ましてほしのあきのようなチチが目の前にあって平静を保ったヤシを見たら、「おまえの血は何色だーーっ!」とオレさまが血涙流して絶叫系だっつーの。チチの50%は優しさ、もう50%は癒しだってのに。まさに黄金の双翼だっつーのに。



それこそ、簡単に「手放しなさい」とか逝ってるの聞くと、罪と罰を読んだことあるか、と。



てめぇ勝手な独善的倫理で、貧しい元大学生ラスコーリニコフってヤシは、強欲な金貸しのばーさんを殺害しちまったんだ。



ラスコーリニコフ、略してラスコーは、「つか、むしろいいことした」くらいに思っていたが、現場に居合わせたこのばーさんの親類までヤっちまったことから、次第に、もっそい罪の意識が膨らんでいった。最初は、このばーさんのカネを寄付だったかなんかすることで、「やっぱこれ、むしろ善行だよな」くらいに思っていたのだが。



まぁ。人の心はそんなに強くない。てめぇかってなロジックで自分を騙し続けることはどんどん難しくなる。どんどん病んでいくわけですわ。



だが、最後には、自分よりも悲惨な境遇に生きる娼婦の自己犠牲心に打たれ、改心し、自首する。このプロセスの人間存在をもかけたような葛藤。



人の心の業の深さをこれでもかというくらいに、グリグリと抉り出している。



自分で体験したことなくとも、こうしたブンガク作品とかでさ、間接体験することで人間ってのは想像力が働くわけじゃん。人間ってば妄想なイキモノなわけで。



人が抱える「不安」「心配」「執着」等々、人によってさまざまだろうが、手放したいもんを簡単に手放せるのなら、初めから葛藤はしない。




それができない。手放せないから、葛藤する。



できるなら、初めから、そうしている。誰だって、心軽やかにありたいのはいっしょだ。



それを「スピリチュアル」な側にいる(と自分では思っている)連中が、いとも簡単に悩めるヤシに、「手放せ」というのを聞くと、その耐えられないほどの「軽さ」に思わずアントニオ猪木ばりのコブラツイストをかましたくなるぜ。




宇宙よ おまえは拡大された人間そのものだ


人間よ おまえは圧縮された宇宙そのものだ




シュタイナーが言ったのかゲーテがいったのか、忘れちまった。



仮にも「スピリチュアル」な道にいるのなら。そして道を歩んでいるというのなら。人間という存在の奥行きを少しでも理解して、「魂のセラピスト」足れるような「深み」を備える必要があるんじゃねぇだろうか。それは、限りない宇宙の深遠へと歩んでいくのと同じくらいに、果てのない闇路を進むことなのだ。




ま。そんな話だ。

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はじめに-最高のヒーリングの話

【内省編】
1.内省の効果として-内省で生まれ変わった男の話
2.理性で、潜在意識という畑を耕せ!
3.瞑想と内省との違い
4.基礎的内省の実践
5.内省の必要性としての補講

【ヒーリング編】
1.エーテル(気)を感じることから始めよう
2.エーテルの機能について1
3.エーテルの機能について2
4.エーテルの機能について3 基礎的プラクティス

【エソテリック・プラクティス】
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2. 1本の赤い薔薇を


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