叡智と真理を探究する者のために

魂のこよみ 10/31~11/6

 霊の深みから光が立ちのぼる。

 その太陽のような輝きは
 生命意志の力となって
 うつろな感覚の中を照らし出す。

 すると魂は衝動にかられて
 創造の力となり、
 人間の事業を豊かに実らせようと努める。



最近やってませんでしたねー。

シュタイナーの魂のこよみ。

やっぱりイイこと言ってますぜ、
あのオヤジ。(笑


その人が本来為すべきことは、
必ず心魂のうちにそのカルマと共に存在している。
それはどんな形で、この現実生活の中で出会うかは不明だ。


多くは、「好ましくない事柄」として出会うことになるだろう。
それはときに、
魂を萎えさせるほどの打撃を与える。


しかし、シュタイナーは言う。


己と深く向き合い、
沈潜して魂を打ちのめす事柄に立ち向かうとき、
その身の中から魂を激しく駆動させる力が湧きあがるのだ、と。

ピンチがチャンスとは言ったものだ。

逃げずに正しく向き合い、
そして本当にそれが己が為すべき事柄ならば。

すべてを可能にする創造の力がその身を衝き動かしてくれるのだ。

歴史の中で燦然と輝く、
不可能と思われるほどの偉業を成した人々を衝き動かした力ときっと同じものなのだろう。







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  • 加藤 { すみません、今の今迄コメントに気づかず失礼! >人知を超える知恵の賜物 そうですね。そのような叡智に敬意をもって向き合える心でありたいものです。 }
  • 市川康明 { エジプトの秘儀と薔薇十字団の関連を教えて頂いまして,有難うございます. 死後の世界の理解には,論理を超えた感性が必要であり,人知を超える知恵の賜物ではありますね. }
  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }

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