人は、最初どうやって生まれてきたのか?【スピリチュアルな視点から】
どーも。夏樹です。
暑いっすな。
ぽまいらも熱中症には気ぃつけるんだぜ。
さて。で、今回は過去メルマガの再掲依頼に応えて、加筆修正して再掲します。
今回は質問から考えるシリーズ。
で、今回も根源的な問いの一つだなぁ。
そしてこれも、オレ自身の認識力の限界を超えた先の話なので、ダスカロスや師匠の見解、神秘学の伝統的回答を提示して考察していこう。その質問は表題の通りだ。
「人は、最初どうやって生まれてきたのか?」
今更だけど、この「最初」ってのは、どっちだろう。
神から別れた「人」が存在し始めた「最初」を問うているのか。
それとも、個としての、たとえば「あなた」が最初に人間を始めた瞬間はいつなのか。
それによって、大分状況は異なる。とりあえず後者から回答しよう。
個としてのアナタが人として第一歩を始めるとき。それは、「大天使」たるあなたが、父たる神のもとを離れることを決意する瞬間だ。
それはどのような瞬間か。聖書の「放蕩息子」の話を知っているだろうか。
参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E8%95%
A9%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%
AE%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E8%A9%B1
参照先の解釈は、例えばキリスト教神秘主義の神秘家ダスカロスとは全然違っていてね。
神秘家の解釈はこうだ。
父の元から旅立った弟の旅立ちは、大天使から「人間」になったことを意味している。
しかし弟は放蕩し(物質に溺れ)、財産を使い果たしてしまう。
奴隷なような生活に陥り、困難に出会い、わが身を悔い改めていく。
その中でようやく父の栄光を想いだし、悟る。
そして父のもとに帰還することを決意する。
「だが、果たして自分は許されるだろうか。いや、私はもう息子の資格はない。使用人でもいい。お傍においてもらおう・・・」
とそう思う。
だが、不安だった息子を帰還するとごろか、遠くから見つけて駆け寄り、抱きしめて許した。
息子が帰ろうと決意したこと。それだけでもう父には十分だった。
そして父は、息子を家へと招き入れ、宴を開いて迎えた。
「死んでいたのに甦った!」
と大フィーバーだ。(笑)
一方、ずっと父のもとにいて、父に尽くしていた兄(大天使)は、その様子を見て不満を抱く。
「なぁ親父。ずっとおやじに尽くしてきたのはオレなのに、弟ばっか可愛がってズルくね? そもそもおれの友人とのパーティには子羊一匹もくれなかったじゃん!」
と、ムカチャッカファイアー状態だ。
しかし、父は言う。
「何を言うか。いいから落ち着けよ。わたしの財産はすでにずっとおまえのものじゃん。制限したことなんてないよ? それに失われた弟が、学び、復活したんだから、これはもっと喜ばしいだろ?」と。
つまりさ、父の元を去るとき。
それは、永遠の愛だけの世界から下降し、「人のイデア」を潜り抜け、この形質を得たことを意味する。
これが、大天使が人になる瞬間だ。
“その時”は個々異なるが、惑星地球において、大天使存在が宿るに値する生命体が誕生した時にまで遡る。
※旧約聖書には、天使たちが人間の娘と婚姻する記述があるな。あれは天使の堕落と解釈されているが、エソテリックな学派の解釈はまったく異なる。
そして少しずつ放蕩し、学んだりを繰り返し、父のもとに帰還する。
(神との一体化)
このとき、我々はただ大天使をしていたときには持っていない「宝」を得て、大天使存在へと戻る。
その宝とは経験であり、人として善悪を知る意識だ。
通常の大天使は、善しか知らない。
コンピューター的で、システム的な思考しかできない。力であり、法なのだ。彼らは。
この辺りの神秘は、生命の樹をひも解いていくプロセスで、少しずつ分かってくるだろう。
(オレの講座だと上級者コースになるが、やれる日は来るのかなぁ。。)
いずれにしても、「愛」「光」しか知らない大天使が、相対性の世界で「経験」を得ようと願う瞬間が来る。
そのとき、彼らは人になるのだ。
そしてそれは、今「ミカエル」とか「ラファエル」とか言う名前で知られる存在たちも同様だ。彼らもいつか、別の宇宙で人間を経験する日がくるだろう。
ゆえに、大天使よりも人間の方が尊い存在だ。
本当の最初はいつか
しかし、では本当の最初はいつか。
なぜ人という存在が生まれたのか。
質問の意図がこちらなら、本当に難しいね。
これはもう、神話的回答しかできなくなる。
なぜなら、神という「絶対存在」が、
絶対であることを体験するために
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相対性を産みだした、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と答えるしかなくなってくるからだ。
それが宇宙だ。そして神であることを経験するために、神でない存在を全次元で産みだしたとしか、言いようがないのだ。
このあたりを平易で、分かりやすく、そして楽しく美しく語っている点が、例えば「神との対話」の価値だと思うな。平易なスピ本としては、オレとしては珍しくこの本の評価はそんなに変わらず、出版以来いいなぁと思っている。(最初の3部作までね)
もちろん明確に「それは違うと思うなー」という箇所がないわけじゃない。だが、100%正しいもんなんてないしね。大筋で正しい、方向性で正しい、というのがまず大事だ。その意味で、いいと思ってる。
気が向いたら、この辺りも一つの回答として目を通すといいよ。
というわけで、質問に答えるというかたちでの記事、いかがだっただろうか。
何かしらの示唆があったなら幸いだ。
ま。そんな話さ。
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