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ヘラクレスの難行~ネメアのライオンについて

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怒りについての記事

どうも。なつきちです。これも過去メルマガの編集です。

連休だというのに天気が悪くて残念だ。

そんなわけで初日のうちに、ヨメちゃんと西尾維新の「傷物語」三部作の最後を見てきたわけだが。


うん、二作目はどうかと思ったが、三作目は良かった。

 

 

というところで本題。ヘラクレス12の難行

ところで、

以前、ヘラクレスの難行について書いた。

>で、昔から読んでる人は

>聞き覚えがあると思うけど、

>この道での学びに、

>「ヘラクレスの難行」ってのがある。

>覚えてっか?

>そもそも英雄ヘラクレスの神話。

>知らない人は下記を参照。

>wiki
>ヘラクレスについて

>簡単に言うと、

>とっても困難な12の仕事を

>命じられたヘラクレスが

>それを果たしていく冒険物語だ。

>これは秘教的には、

>魂の成長を象徴した難行だ。

>おれたちが成長していくためには、

>このプロセスを経なくてはいけない

>ということを神話の中に、

>秘教の先人たちは込めて残したんだ。


で、この行を修めた人にはどう

変化が訪れるのか、

具体的に教えて、ときたんだ。

そこでもう少しその点について

書いてみたい。

 

神話では、ヘラクレスは退治した獅子の皮を自分で身に着けて鎧とした

さて、神話だと、ヘラクレスはこの獅子を絞殺して退治した。


ここは、

理性によって自らに巣くう「怒り」を内的に滅ぼすことを象徴していると書いた。

人が霊性を高めるときに、まず障害になるのが怒りだからだ。

怒りとは厄介でね。


人は色んなことで、怒りをすぐに覚える。


・自分は冷遇されている。

・もっと尊敬されていい。

・バカにするな。

などなど、

承認欲求やプライドに基づくものから、あらゆる生理的欲求に基づくものが叶わないことなど。

 

つまるところ、「エゴイズム」が満たされない、

不当な攻撃を受けたと感じたときに主に発動するわけだ。

 

つまりネメアのライオンを殺すとは、このエゴイズムのある面を内的にうち滅ぼすことを意味する。

 

その後、ヘラクレスはこの革を身にまとったが、それはどういうことだろう。

 

 

神話では、獅子は、あるゆる攻撃を跳ね返す強靭な皮だったという。


まさに鎧だ。


これを内的に怒りを克服したものがまとうとき、その強力な鎧は正しく自己を守る鎧となる。

 


人はときに、自己の尊厳や社会的な立場、愛する家族や友人など、

「守るべきもの」を守るために、

「ただしく行動する勇気と知恵」を

発揮しなくてはならないときがある。

 


ときにやさしさとは弱さと=となり、

不当な攻撃や目にした悪を見逃すことになる。

 

それではダメなんだ、ということなんだ。

たとえば、町中でチンピラにからまれたら?


冷静に暴力をふるうことなく、弁舌で退けることが正解のときもある。

 

いきなりダッシュで逃げるべきときもあるだろう。


それを目撃したときに、われ関せずではなく、まずはせめて警察に通報したうえで、割って入ることが求められることもある。

 

電車の中で迷惑行為を働く輩に注意する勇気だっているかもしれない。


そのときの「正しさ」は状況や個人の持てる能力によって異なるだろう。


いずれにしても、逃げずに正しい行いを行おうとする勇気。


それが、獅子の革を鎧としてまとう、ということの意味だ。

・・・・おれのように、

「・・・正中線を守りつつ相対し、

いかに水月にひじ打ちを叩き込むか」

と脳内で戦闘シミレーションをするのは間違いだ。(笑)


怖い。

面倒ごとはゴメン。

何言ってんだ、コイツ。

ふざけたぬかすんじゃねぇ!!


などなど、

怠慢や過剰な怒りに我を

忘れて正しくない行動を避ける。


この行をやり終えたものは、何よりも自己の思う責任から、逃れなくなるのだ。

 

ちなみに質問者は例として、なんか前にみた映画で、修道士が異教徒からイヤミを言われたとき、それをウィットに富んだジョークでで言い返し、お互いがほっこりするというシーンが脳裏に残ったという。

良い例だと思う。(笑)

 

「敵」とすらも、打ち解けてしまうのだから。

 

エゴイズムを鎮静化させる方法は結港ある


不当な言われ方だから。と激高もせず、追い払いもせず、傷つけるつけるように罵り返すこともない。


完璧に己の「獅子」を制御した返しといえるだろう。

 

人生のあらゆる局面で、そんな対応が取れれば最高なんだがね。

 

・・・最近(2020年)は2回もうちの会社の顧問弁護士に相談することがあり、われながら「確かに勝てればいいというもんではないよなぁ」と思うことも体験した。

人間考えるべきことはほんと事欠かないな。(笑)


ちなみにヘラクレスの難行は、ひとつの人生で終えられるほど簡単ではない12のステップで構成されている。


道は長いぜ。


ま。そんな話さ。

 

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