キリストはロゴス(神)なのか。人なのか。スピリチュアルに考える。
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神の子は、神(ロゴス)か人か
どうも。なつきです。
今回の話はメルマガ再編かつ授業からの質問が元ネタです。
さて。
神秘学講座のときなんだけどさ。
ふと思って、
「キリストは神だと思う人、
あるいは霊性が進化した人間だと思う人~」
と手を挙げてもらったら、
半分以上が、「霊性が進化した人間」という説をとる人が多かった。
おや、と。
意外とここが受容しきれないのだな、と。
そこで今回は、そのことを触れたい。
受肉した神ーイエス・キリストをスピリチュアルに考える
さて。おれは完全にキリストは、人の身にロゴス(神)が受肉した、という立場だ。
ただ別に、ただの人間と思っていようが、
ロゴスが受肉したと受け入れていようが、
おれたちのスピリチュアルの学び、進化発達には影響がない。
ただ、どう考えるか、なんだ。
三位一体説。
ってあるよな。
父と子と聖霊。
これは絶対なる神の三つの側面、
ペルソナとして独立して表現されたものだ、と。
このうち、キリストは子の面を担っている。
こうした意味を考えること自体はとても重要だ。
秘教の神秘家たちはイエス・キリストをどうとらえるか
さて。
そこで参考にしたいキリスト教神秘主義の霊性に立つシュタイナーもダスカロス。
彼らの考えを見てみよう。
今さらだが、彼らはイエス・キリスト=神が受肉した、とする立場だ。
そこははっきりと明言している。
それはそれでその意味を考えることは確かに難しい。
しかし、すごく簡単に言うと、
1.キリストは人の罪を担い、
霊性進化の道を開いた。
2.それがゴルゴダの磔刑
3.このときの衝撃、
キリスト・インパルスをもって、
人の魂は、
理性(キリストの力)によって
発達進化が可能になった。
4.この魂の進化発達の次の
ステージへの扉を開くために
愛の神は地に降り立った。
5.それは惑星の進化途上において
多分一度あるかないかの
大きな出来事だった。
ざっとこんな感じ。
このような人類という「種」の進化に対して、次のステージへの扉を開く。
このとき、シュタイナーのいう「意識魂」へと我々の魂は進化が可能になった。
「理性」という神様のカケラ的なものが発達する魂。
それだけのことをキリストは行ったんだ。
それは通常の人類には到底にしえないことなんだ。
今のスピ系どもがほざいているアセンションよりもずっと高きことがここで為された。
その秘儀の意味について、たまにはもっと考えてみてもいいのかもしれないな。
神が受肉するという考え方は、実は割とある。
ちなみに東洋、とくにヒンドゥーでは、神が受肉する、ということはわりと普通に受け入れられている。
それをアヴァターラという。
日本語だと、○○の権化、なんて言葉があるだろ。
あれ。
菩薩なんかも、仏が人へと受肉した、と考えるそうだ。
ただ、おれは、キリストはそれらとは別格と捉えているが。
キリスト・ロゴスは、まさに父たる神、絶対無限の存在の一側面なのだ、と。
しかし、聖書でも描かれているようにそんな神(ロゴス)であっても人間という身体性を持つとき、いろいろと制限され、人間としての弱さをも備える。
それほど人間をやるって大変なことなわけでだが。
この話はまた別途、考えていこう。
ま。そんな話さ。
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2. 欲求の階層を把握しろ!
3. 意識にコスモス(秩序)をもたらせ!
4. スピリチュアル・リンケージを生み出せ!
5. 1009回目のプロポーズ
6. 視覚化が未来を拓く
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