叡智と真理を探究する者のために

エーテル体と行法関連

ツイッターのシュタイナーbotで下記の言葉を拾った。


性格や気質の変化を生じさせる働きは、エーテル体の領域に属していて、生命の領域を支配している成長力、消化力、生殖力と同質のものである。




これとっても重要な示唆でね。



このわずかな言葉を拡大解釈していくと、<エーテル>と呼ばれる力をコントロールすることは、「性格、気質」といった精神的な領域と「成長力、消化力、生殖力」という「生命活動」そのものをコントロールすることである、ということにつながる。



つまり、エーテルの意識的なコントロールは、<生命力>のコントロールだ、ということ。そしてその領域は肉体だけにとどまらず、精神的な領域にも及ぶ、と言っているわけだ。



これは、精神的な領域から生命力に及ぼすことが可能であり、逆に肉体的な領域から生命力に影響を及ぼすことが可能である、と。



西洋の神秘学派のメソッドだと、主に思考・意志力によってエーテルをコントロールし、東洋だと反対に肉体、つまり身体操作のアプローチからエーテルのコントロール(気功やヨガ)を行う。



どちらかのアプローチも可能だ、ということ。


オレさま講座の受講者は思い出して欲しいが、うちだと、気功の身体操作のアプローチと、イメージ瞑想と記憶訓練による精神(思考・意志)領域の双方から行うようにしているだろ。



いずれにしても、それは自身の<生命力>に意識的働きかけるということなんだ。



この個我(わたしはわたし、と思う意識体。自己の本質。ノエティック体)がエーテル体に意識的に働きかけることで、悟性魂が生まれる。(物事を考える力、理性の力が増す。)

(※このプロセスは人間は成長期に自然に行っている。霊的修行において改めて意識的に行うことで、エーテルの力を底上げしていく。)


そしてさらに個我によってアストラル体に働きかけ、霊我(より霊的な個我の段階)を目覚めさせる。(より本格的な霊的修行の段階。霊我の覚醒が、ほんとの秘儀参入となる。)



まぁそこに至る前に、まずはエーテルのコントロールがすべてだ。



エーテルをコントロールできる意志の力、集中力。



コントロールをできるようになったとき、身についている十分な自身の生命力。



それはようやく自他へのヒーリングが可能になる「霊的な身体づくり」がうまくいったということだ。



この段階に至って、ほんとに個我によるアストラル体への働きかけが意味を持つようになる。




この道に関っちまったヤシらは、めげずにらっくり取り組んでくれ。



ま。そんな話だ。





                     訂正 1  


「あたいも気功でもやってみるかなー」と思ったら、でぽちっとな。(藁


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  • 加藤 { すみません、今の今迄コメントに気づかず失礼! >人知を超える知恵の賜物 そうですね。そのような叡智に敬意をもって向き合える心でありたいものです。 }
  • 市川康明 { エジプトの秘儀と薔薇十字団の関連を教えて頂いまして,有難うございます. 死後の世界の理解には,論理を超えた感性が必要であり,人知を超える知恵の賜物ではありますね. }
  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }

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