叡智と真理を探究する者のために

ルドルフ・シュタイナーが重視した魂の6つの行について その5【思考と感情の結びつき】

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本記事の概要

どーも。夏樹です。今回も、ルドルフ・シュタイナーの神秘学こと、薔薇十字系神秘学の基礎行法「魂の6つの行」の続きを記していきますぜ。

 

なんで、世のスピリチュアルな自称専門家―スピリチュアル・カウンセリングとかをしていたり、ヒーラーを名乗っている―たちは、人に教えるときにこういうベースを築くようなことをきちんと伝えないのだろう?

 

オレにはそこが不思議でならんのだが。。。

 

まぁいいや。

少なくとも、こうしてオレんところのブログを覗きに来てくれる人たちは、
いい加減なものではなく、本物のスピリチュアルなメソッドや情報を手に入れるために来ていると信じていいるぜ。

 

そんなワケでこうしてツラツラと記している魂の6つの行も、早くも4番目だ。

 

ここで記している6つの行は、霊的進化のベースとなるだけでなく、
フツーに生きていく上でも、とても大切な精神的な力を養ってくれる訓練だ。

社会人、主婦、学生などなど、ジャンルを問わず有益なので、
モノはためしと取り組んでみて欲しいぜ。

さて。では4番目というと。

前回までのが未読なときはお先にどうぞ。

ルドルフ・シュタイナーが重視した魂の6つの行について その4

ルドルフ・シュタイナーが重視した魂の6つの行について その3

ルドルフ・シュタイナーが重視した魂の6つの行について その2

ルドルフ・シュタイナーが重視した魂の6つの行について 

 

 

思考と感情の結びつきの訓練

ヨガ1

 

4番目の取り組みは、思考と感情を結びつけることにある。

この二つを結びつけるということはどういうことか。

それはひとことで言うと、それは「積極性」の訓練となる。

 

何について積極的になるかというと、
ものごとを「肯定的にとらえる」ことについて、だ。

 

つまり、自分の中から批判を一切排除する。

これも、時間を限定したほうがいいだろう。

 

たとえば、昼の12時から、夕方5時まで、とかな。

とりわけ、ビジネスマンには難しいぜ。

ここでいう積極性を説明するにあたり、

シュタイナーの著作の翻訳等で著名な高橋巌は、

その著書『神秘学講義』の中で次のように例示している。

 

「イエス・キリストが弟子たちを連れて、ペルシアの街を歩いていたときに、たまたまある広場にさしかかった、というのです。そうすると、人々ががやがや騒ぎながら、なにやら集まっているので、キリストとその弟子たちもその集まっている方に行ってみますと、道端に犬の死骸が棄ててあって、それをとりまいて人々がなにやら話し合っていたというのです。

なんてくさいんだろうとか、こんなものを放っておいたら病気が流行るから、早く始末しなければいけない、とか、いったいどこの犬だろうとか話し合っていたわけです。

・・・中略

イエス・キリストがその犬を見てなんといったかというと、『ああなんてきれいな歯をしているのだろう』といったというのです。」

 

 

批判をしないこと。“醜”の中に“美”を見出すこと。

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で、これには、当時はとうぜん歯医者なんてそうそうおらず、

虫歯で悩んでいる人も多かったという背景を知っておく必要がある。

そしてキリストのこの言葉を聞いた人々は、

たとえようもなく忌むべきものに、自分たちにはない美点が突然見え始めた、

という話になっているわけだ。

この姿勢を訓練するわけだ。

現実にはさ、そりゃ難しい点は多々ある。

 

理不尽な上司やクライアントの叱責やら要求、

どう考えても自分が一方的な被害者にしか見えないアクシデント。

日常生活はそんなことばかりだ。

 

そうした出来事ややり取りの中においても、美点を積極的に見出していく。

とくに、『批判をいっさいしない』で、肯定的に解釈していく。

 

思考と感情の双方から、

『無批判であり、積極的に、肯定的に解釈する』

することを自分に課していくんだ。

 

この魂の在り方は、霊的な意味での「コミュニケーション」や、

さらには霊視の最高峰たるIntuition認識(霊的合一)に

おいてもベースとなる在り方でもある。



だが、今はそんな先のことよりも、

物事の捉え方を逆転させ、

高い波動の在り方を訓練するくらいの心積もりでよいだろうぜ。

難しいだろうが、4番目は、

この訓練をやってほしい。



そしてこれは、

醜さも美しさも併存する世界の中に、

“美”という「真理」を見出すためにも欠かせない力なのさ。

ま。そんな話だ。


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  • 加藤 { すみません、今の今迄コメントに気づかず失礼! >人知を超える知恵の賜物 そうですね。そのような叡智に敬意をもって向き合える心でありたいものです。 }
  • 市川康明 { エジプトの秘儀と薔薇十字団の関連を教えて頂いまして,有難うございます. 死後の世界の理解には,論理を超えた感性が必要であり,人知を超える知恵の賜物ではありますね. }
  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }

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