叡智と真理を探究する者のために

バランスの良い学びというウソ

はい、どーも。オレさまです。



さてさて。こうしたすぴブログをほうぼうで見たりしていると、中にはいろいろとしっかり勉強していそうなヤシもたまにいたりするわけで。



だが。このテの学びは知識をたくわえることよりも、精神性・霊性を高めることを本道とする。中には、学びを続けるうちに自分がそれなりに進歩したように感じ、エゴイズムを肥大化させていくのもいる。



ひどいのになると、いわゆるサイキック界でマスター○○に会った、シュタイナーに会って教えを受けた、ダスカロスに会った・・・と平気で言うのもいる。すぴな学びをうんぬんカンヌン言ってるクセに、こんな見栄をはるわけだ。



方々で見かけたが、「願望反映の妄想だな。区別もつかんらしい」「自分はスゴイんだよ、とエゴが言いたがっているだけ」というのばかり。




サイキック界で真実マスターらに会ったな、と思えるヤシの波動ではないのばかり。「あ、こいつはホントに会ったな」と思えるのは一人だけネットサーフィンしているときに、見たことがあるだけだ。



そういうエゴイズムのカタマリなヤシを見ると、知識自体は正しくとも、妄言がちりばめられていたりして、鼻についてしまうわけだ。



たとえばある有名ブログの場合。自分はそれなりに経験者だから大丈夫なので、シロートさん向けに本やら知識の紹介をしていくことを旨としている。



バランス感覚を重視するので、何かひとつ、誰か一人を権威化して、妄信しないように、ということを述べる。



まぁ、ごもっともだよな。



しかしながら、その在り方は、パッチワークだ。仏教系やら神道系やらなんやらごちゃごちゃ。世に良書なるモノはそれなりに多いかもしれねぇ。しかし、そんなのを「バランスよく」読んだところで、どうなのだろう。そのブロガー自身が証明している気もするが。(苦笑)



「自分に合った道」を模索する段階ではいいかもしれねぇが、その先は? 結局、世のすぴ好きで「迷い」に落ち込むのは、いつまでたっても、アレもコレも手を出して読んでみたり、なんかのワークをせっせとあちこちハシゴしている輩だろう。



結局、そうなるだけだ。



たとえ偏っていたとしても、どこかで何か「1つ」に方法論を定めたら、それを自身の武器として磨き上げていくほうがずっと深く、高みにまで上れるものだ。ダスカロスも自分たちの学びと比較するために弟子がイロイロと見聞してくるのを止めなかったが、1つの体系に打ち込むことの重要性を説くことも忘れなかった。



どんな武道だろうが茶道だろうがなんだろうが、突き抜けて“高み”へといたろうとするならば、そうした一点集中が求められる。○○流やら○○派をハシゴしまくるヤシが、どこまでいけるというのだろう。



ケンシロウは北斗神拳一本だったから、あそこまで強くなれたのだ。あわせて南斗水鳥拳を学んでいたら、どっちも中途半端になっていただろう。(藁



いつまでもアレもコレもとテを出すのではなく、何か1つ自分に最適な道を見つけて打ち込んでいく。そうすべきときが、誰にもきっと訪れる。



それがオトナになるってことさ。(藁



ま。そんな話だ。

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