叡智と真理を探究する者のために

【魂の神秘学】Vol.26「正しい行為の難しさ」

今回も、
士講座開講ちなんで受付つけている質問への回答メルマガ。

全文掲載。


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■VOL.26「今号のコンテンツ」
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・「正しい行為の難しさ」

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■「正しい行為の難しさ」
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あー、どーも。
オレさまです。


今回も、
質問に答えるカタチでお送りする。

ある質問者は、
まぁパワハラにあってその職場を退職したそうだ。

結果としては、
その人個人としては、
努力して次は希望職種につけたのでその点はいい。

その元上司は、

・社内でも噂になるほどズル賢い人
・会社的にも結構ブラック
・元上司はさらに上に取り入っているため、
 告発も難しく、今も悔しいと思う。
・今も社内関係者に連絡とってしかるべき処置を取らせるよう動くべきか。


「このまま忘れた方がいいのか、行動すべきか迷っています。
 黙っている事は大人だと思いますが、それは美徳なのか?
悪徳を積んだ人間はいずれ破滅するのも分ってはいますが・・・」


難しいよな。

オレさまは男で短気ということもあり、
つい「リベンジだ! やっちめぇ!!」と、
言いたくもなる。(苦笑


しかし、
それはそれとして。(笑


オレさまの考えとしては、
オレさま自身の基準というか、
価値観がふんだんに含まれるという前提での回答だが。


もし、まだ在職中であったなら、
それは労基等に相談するなど、アクションすべきと考える。


同僚やその他は現在進行形で、
ある意味、
いま不正をただすことも義務だと思うからだ。


しかし、今、離れてしばらくたってなおまだ悔しいと思っているなら、
その行為は「復讐」でしかない場合もあるので、
そうならやめる。

そこは自分との相談だな。

純粋に「会社に残してきた元同僚、元後輩のため」
という思いなら、
取るべきアクションはとったほうがいいだろう。

もちろん法に則ったもので、だ。

だが、少しでも復讐心があるなら、
やめるがいいと思う。


剣をとる者は、剣に滅ぶ。


それに。

復讐というか、その元上司が行った行為の結果は、
その人自身がいずれ刈り取ることになる。

その時期は、
オレさまたちがどうこういう必要はない。


天網恢恢疎にして漏らさずという。


天与の法則に、もれはない。


頭でわかっていても、
なかなかモヤモヤは消えないかもしれない。


そのモヤモヤを消すのが、
内省。



もちろん、
これが正解とは言い難い。


さらなる不正の犠牲者を減らす!
という大義に立てば、
すでに会社を去っていても、
アクションすべきかもしれない。


なにが正解かは、
誰にもわからない。


ただ一つ言えるのは、


「正義の判断のもとに、
 自己の復讐心を隠すなかれ」ということなんだ。


別に相談者に限ったことじゃない。


大義名分のもと、実は復讐心を満たすためだったときと、
本当に復讐とか利己心とか関係なく行動を起こしたとき。


その行動は同じであったとしても、
のちに自分の魂に働きかける意味は異なる。
そして結果も変わる。


なぜなら、
そのときの思考・感情という行為の「原因」が違うから。


原因が違えば、
結果も変わる。


そのとき生じる結果は、
自分の期待したものとは変わるかもしれないぜ?


まぁ、頭でわかっていても、
なかなか難しいけどな。


なるべくなら、
常に正しい行為を選択したいものだ。


そしてその助けとなるのが、
この道を歩む者にとっては、
日々の内省なのさ。


ま。そんな話だ。




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■編集後記
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理屈ではわかっても、
行動を伴わせることのむずかしさ。

オレさまも日々痛感する。
痛感しているとはいえ、
そこであきらめたりはしないけどな。

理不尽なときに直面したときこそ、
真価が問われると思い、
がんばりたいとろこどだぜ。


そんなわけで、
神秘学講座、開講しました。

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