“スピリチュアルとは何か”。その意味や方法論を探究するスピリチュアルブログ「魂の神秘学」―瞑想、瞑想方法、内省など多岐に渡って

神秘家ダスカロスの神秘学的天使論1~大天使論を中心に~

はい、どーも。なつきです。過去記事から天使論をアップテートして再掲していきますぜ。

そんなわけで参考にするのは、やはりダスカロスの「エソテリック・ティーチング」からだ。大天使について縦横に語るダスカロスの天使論は、ヒエラルキー(階級)にしても通常の神学とは差が大きい。だが、非常に具体性に富み、かつ独自だ。これに近い天使論は、ルドルフ・シュタイナーや通称ダンブルドアという愛称で本ブログに登場する師匠のものくらいしか知らない。

だが、大天使たちと直接アチューンメントして展開される神秘家ダスカロスの説は、非常に示唆に富んでいる。

 

 

大天使の考察~まずは序文から抜粋




「大天使たちはロゴス的かつ聖霊的存在であり、宇宙のあらゆるものを作り、管理することで全宇宙に自らを投影しています。前述したように(オレさま注:本章の前に人間の章があった)、人間のイデアを通過する以前の人間は、大天使の階級に属する一人の大天使です。





霊である一条の光が大天使的人間のイデアを通過する瞬間に、それは天なる人間となるのです。」







絶対存在のロゴス的表現・・・という言葉もあるんだが、<神>が表現されるとき、<理性的>に表現された形態がロゴスだ。対する聖霊は、宇宙の創造を可能にしている「非人格な超意識」だ。とりあえず、ここを押さえておこう。









つまり上記の抜粋部分は、神の力を理性的に表現し、同時にさまざま創造・管理を行う存在である、と言っている。そして人間もまた、天にあるときは大天使と同列であった、といっている。シンボル・オブ・ライフ(クリスチャン・カバラ。生命の樹のこと)を見ると分かるが、大天使と人間は、その魂の資質・階級において、実は兄弟関係にあるんだ。







そしてこの話をよく示しているのが聖書の放蕩息子(ルカ15章11~32節)のたとえ話だ。







ダスカロスが好んでよく使うのだが、ざっと簡単に記すと、こういう話だ。

 

 

人間は大天使の「弟」だが、より優れている


ある金持ちの男に二人の息子がいた。弟は財産を生前分与して欲しいと願い出て、受け取ると旅に出た。しかし、結局ただの放蕩の限りを尽くす旅となり、無駄遣いしてパーにしちまうんだ。







無一文になったとき、旅先の地方が飢饉に襲われ、食うや食わずの生活となった。食べられるなら、ブタの食べ物でもいいから食べたかった。







彼はある人のもとに身を寄せて、ブタ飼いとなった。そしてブタのエサをいっしょに食べて飢えをしのいだ。誰も彼に食べ物を与えてくれなかったんだ。







あるとき、彼は我に帰って思った。「父のもとでは、雇い人さえもが充分に食べ、豊かだった。父に謝り、息子の資格はもうないが、せめて使用人の一人にしてもらおう」と思い、故郷へと帰った。







故郷に向かうと、まだ家からは遠いのに、父は彼をみつけ、走りよって抱きしめた。息子は、「父さん、私には息子の資格はもうありません。せめて使用人にして欲しい」と願った。







だが、父はしもべたちに言った。「急いで一番いい服を用意して着せてやってくれ。手には指輪をはめてあげよう。肥えた小牛を屠って、食べて祝おう。この子は死んでいたのに甦り、いなくなったのに見つかったのだ」







そして宴会となった様子を兄が見て、理由を知って怒って父にいった。「私はずっと父の側で仕えてきたのに、こんなにしてもらったことはない。不公平ではないか」







父はいった。「私のものは、もとからすべておまえのものだよ。だが、あの子は死んでいたのにまた見つかったのだ。祝宴を開いて当然ではないか」




以上がその話だが、意味するところはこうだ。







二人の兄弟とは大天使。そして放蕩に出るとは、地上に人間として生まれ変わることだ。与えられた財産とは神の力である「マインド」を意味している。







ブタ飼いになったときのブタとは、「欲望―思考型のエレメンタル」。弟はいっとき、このブタと同じ食べ物を食べてカツカツに生きていた。







だが、ある日、目覚める。「なんで僕はこんなものを食べているのだ・・・」と。彼は父のもとに帰ることを決意する。これはまさに霊的覚醒だ。神のもとへと帰る決意を意味する。




すると父は、まだ「遠いのに弟を見つけて、自らかけよってくる」のだ。



そして戻ってきた息子に上等の服と指輪をはめるが、とくに指輪に意味がある。

人間として生まれた彼には、永遠の知恵の象徴である指輪をはめる権利を手にしたことを意味している。そして始めもなく、終わりもない無限の存在であることを意味している。







大天使であるところの兄は、一度も人間として生きたことがないために、弟の果たした行動の真価がついにわからなかった。だが、父は弟の行為は永遠に値すると知っていたんだ。これが弟である人間の方が大天使より優れている、と考える理由だ。

 

肉体を持つ経験ゆえに人は大天使より優れている


だから、死んでいたのに甦った、として迎えた。永遠なるものとして、な。







これから大天使編を進めていくにあたり、最初にこの話を記したのは、たとえどれだけ大天使が高度ですばらしい、神的な存在であっても、人として限りのある肉体を纏って生きたことはなく、それをしているがゆえに、人間のほうが霊的に高き存在ですらある、ということを示しておきたかったからだ。









「ミカエルさま~♪」とかいってるおスピな方々もいる中、ヘタに天使論なんぞを記して、天使信仰(?)を強化されても困るからな。







・・・いやな、少し前、ここで展開していたオレさま論を引用して、いかに自分が高度な、アストラルレベルを超えた霊能力があるのか、ということを述べていた人のブログをみちまって・・・。







やれやれさ。







まぁ、いいや。







人間は、宇宙の中心に屹立する存在なんだ。そのことはとりあえず、忘れないでくれ。天使論が進むにつれて、その意味も明らかにされるだろう。







ま。そんな話だ。

 

次回の記事はこちらから。

神秘家ダスカロスの神秘学的天使論2~大天使論を中心に~

 

 

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4.基礎的内省の実践

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【ヒーリング編】

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【エソテリック・プラクティス】

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コメント

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  • コメント (2)

    • リュール
    • 2017年 4月 26日

    オレさま(=`・ω・´) へ

    突然お邪魔してすみません。
    なつきさんがまだ独身の黒猫のオレさまだった頃、
    よくブログを拝見していて、急に思い出してお元気かなと頑張って検索してたどり着きました。
    お元気そうでよかったです。
    これからもがんばってください!

    • 加藤 夏樹

      リュール

      うーい、どーも!
      そいつぁまたレトロな時代からようこそ。(笑)
      といっても、
      このブログの中身は昔から引き継いでいるけどw

      そう。かつておれは自由を愛する黒猫だった・・・。

      だが、首輪がついた今もまぁ悪いもんじゃねぇな。(藁

      まぁこんな感じで変わらずグタグタと続けている。
      またきやがれ。

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