叡智と真理を探究する者のために

天使論6

「いやぁ、大天使いうてもな、あんさん、これが昇進はごっつ難しいんやで・・・」なんて薄暗い屋台でいっぱいひっかけている大天使のすすけた背中を見つめることが増えた昨今ですが、ぽまいらはいかが組織・階級のなかでため息つきながら戦っていやがりますか。



さて。そんな大天使のぼやきはともかく、今日も続きにはいろう。



「次に、大天使の階級について説明しましょう。



絶対存在の超自己認識―自己充足性の中に、聖なるモナド的存在である大天使の階級があります。そして、それぞれの階級には無数の同種の存在が含まれています。



私たちは、12の大天使の階級があることを知っています。トロウンズ(座天使)、オーソリティーズ(能天使)、ドミニオンズ(主天使)、プリンシパリティーズ、オーバーローズ(エレメントの支配者)、セラフィム(天使)をはじめ、名前のあるものもないものも含みます。



この階級のさらに高い階層に属する大天使の波動については、その種類を詳しく知る人はいません。ごくわずかの人がかろうじてこれらの階級にアチューンメントできたようです。



ドミオンズとオーバーローズは、その資質から、人間のあらゆる探求を超えた存在だと言えます。なぜなら、これらの大天使は人間から見れば、本質的に絶対存在とわとんど違いがないように見えるからです。」



あー。さて。正直言ってしまうと、ダスカロスの天使のヒエラルキアは、実はよくわからん。天使のヒエラルキアは、偽ディオニシウスの9位階を基本とする。シュタイナーも基本、これに沿っているわけだ。



で、上位三隊、中位三隊、下位三隊と3つにまず大きく分けている。この上下の秩序は、人間の進化階梯とも重なっており、人間が次に位置する進化段階も、天使のヒエラルキーで言えば、第九位の「天使」に該当するわけだ。つまり、このヒエラルキアは、第十位として「人間」を当てはめることができる。



が。ダスカロスのはどうも少し違うようだ。名称はかなり重なっているようなんだが、セラフィムが「天使」だったり、ドミニオンがどうも上位三隊に位置するかのような高みの記述がしてあったりと、彼の12位階がどう整理されているのか、よく分からない。



なので、ここでは位階を問題をするのはやめよう。


むしろ、「この階級のさらに高い階層に属する大天使の波動については、その種類を詳しく知る人はいません。」という記述のほうが重要だ。


そもそも位階と天使の名称は、一種の方便だ。その「職能」に対するさ。だからな、たとえば「ミカエル」という大天使だって、「ミカエル」と呼ばれる役割を果たす大天使は無数に存在している。だからシュタイナーは、「ミカエル存在」とか「ルシファー存在」なんて表現を使うわけだな。



そしてダンブルドアの受け売りだが、「はっきり言って人間が確認できている天使存在のほうがずっと少ない」とのこと。より多くの、そしてより高き存在の大天使(神々)が宇宙、そして全次元に存在していて、人間知性には及びもつかない任務を果たしているようだ。



宇宙の秩序(ヒエラルキア)は、まだまだ人間には明かしきれていない秘密が多々存在していて、オレさまたちの探求を待っているのだろう。ましてや、自分の肉体の中に働く四大天使たちさえろくにアチューンメントできない今のオレさまたちが、さらに高き神々ともいうべき大天使たちを認識し、理解するのは困難きわまりないことなのだろう。



すぴな方々のように、気軽に大天使の助けを求めるのも結構だが、まずはもっとも身近な、それも自分の体内に居てこれている四大天使(ミカエルたちな)としっかりアチューンメントすることが、大天使というオレさまたち人間の兄弟であり、小さな神々を理解する第一歩となるのだろうぜ。



ま。そんな話だ。

 

【特典つき!】メルマガ登録

 

メルマガ「魂の神秘学」は、

神秘家:加藤夏樹 が、ガチに本物の神秘学の探究を進めます。

本物のスピリチュアリティとは・・・?

と、真摯に問う方の登録を夏樹がとっても楽しみに待ってます!

 

登録はコチラから☆

 

メルマガ魂の神秘学は、

登録特典としてPDFブック
「神秘学ベーシックテキスト」
プレゼントしています!



>>こんな方はぜひ!

・本質的なスピリチュアルを探求したい。
・スピリチュアルで本当に大切なコトを知りたい。
・ヒーリングの基礎的なコトを知りたい
・ヒーラー向け基礎スキルを知りたい
・スピリチュアルの基礎を学びたい
・ちょっと本格的なスピリチュアルも知りたい



【Contents】

はじめに-最高のヒーリングの話

【内省編】
1.内省の効果として-内省で生まれ変わった男の話
2.理性で、潜在意識という畑を耕せ!
3.瞑想と内省との違い
4.基礎的内省の実践
5.内省の必要性としての補講

【ヒーリング編】
1.エーテル(気)を感じることから始めよう
2.エーテルの機能について1
3.エーテルの機能について2
4.エーテルの機能について3 基礎的プラクティス

【エソテリック・プラクティス】
1. 秘教のスキルとして霊的防御フィールドの構築
2. 1本の赤い薔薇を


【ヒーラーに向けて】

1.魂のセラピストたれ

登録はコチラから☆

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


特別講義

おすすめカテゴリー

MYブックマーク

カテゴリー

最近のコメント

  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }
  • 市川康明 { 何時も,魂の浄化をさせて頂いております. 有難うございます. }
  • 加藤 { こちらこそ目を通していただき、感謝です。 }

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

RSS

twitter