【記事の概要】

どうも。なつきです。透視(霊視)、クレアボヤンスといえば代表的な霊能力だな。だが、「観える」と詐称して霊能者のフリをして詐欺を働く輩は後を絶たない。ただ困ったことに本物の霊能者であったとしても、おれがここでよく「アストラルレベル」と呼ぶ段階にいると、それは結局客観的事実とは程遠い、自分の思い込みをみているようなものなのだ。ということで今回の記事は、例によってみんなのポイズンK子が透視(霊視)とそこにまつわる「詐欺」について語る。

ということでポイズンK子です!

ここからは私のターンです。ボスはシャラップです。

このジャンルも非常にボスの独自の知見があふれているジャンルですが、しばらく好き勝手喋らせてもらいます。

さて。

家族団らん時のエンターテインメントとして親しまれつつある「透視番組」に、イカサマが度々起きている実態を知っていますか？

確固たる霊能力をもつ者が真の透視者であるのに対し、個人情報を様々な手口で入手し、さもスピリチュアルの力を使ったように見せかけて鑑定結果を伝えるのが詐欺師です。

有名どころの霊能者もたびたびその手口を指摘されてもいますね。

しかし、あなたも知らず知らずのうちに、スピリチュアル詐欺による偽の透視者に引っかかっているかもしれません。

「過去・現在・未来のすべてを透視できます」というイカサマ詐欺師は、実に9割以上を占めていると私は思います。

そこで今回は、イカサマ透視・スピリチュアル詐欺の手口を暴露します。

透視とは何か

透視とは、目に見えないモノを見透かす能力を指します。
これは超能力を保有する人だけが使えるテクニックであり、誰にでも備わっている力ではありません。

また、透視と霊視を混同する人も多いのですが、この2種は異質です。
透視が現実世界・別次元の世界の両方を観ることができるテクニックである一方、霊視は死後の人間の身体、情報、メッセージ、魂を観ることに特化しています。

●千里眼も透視の一種…？

明治・大正時代の日本で話題となった千里眼は、透視の一種であると考えられています。
千里眼とは、障害物に左右されることなく遠方の物体が見える能力を指します。

つまり、「封筒の中身を確認できる」透視能力を含むのが千里眼だということです。

一説によれば、千里眼をもって数百キロ離れた場所で生じた事件を確認できたという事例もあるのだとか…。

イカサマ透視/スピリチュアル詐欺の手口

スピリチュアルの力を使って真の透視者であるように見せかける詐欺が多発している現状、その手口を知って騙されないように注意しなければなりません。

●ホットリーディング

イカサマ透視の大半は、このホットリーディングを利用したものだとわかっています。
事前に相談者の個人情報を調査しておき、いざ鑑定をする場では、さもその時点から透視を始めたように見せかける手法です。

ホットリーディングによって騙される相談者は無数にいます。
その裏で、自分のプライバシーを侵害されているとは知らないまま、詐欺師の質問に逐一答えてイカサマ透視に協力してしまっているのです。

●マルチプルアウト

3流の透視者が利用したがる手法の代表例は、マルチプルアウト。
これは、どのようにでも解釈できる曖昧な発言をすることを指します。

《マルチプルアウトの事例》

「あなたは他人に嫌われることを恐れている。自分を認めてほしい、好きになってほしい欲求が強い。
しかしながら、必要以上に謙遜したり、自分を否定的に捉えたりする傾向がある。
でも実は、あなたにしかない才能や能力は沢山あるのです。
今はまだそのことに気づいていないかもしれないけど、自分に自信をもつことで、ポテンシャルは必ず目覚めるのだから、頑張ってほしい」

さて、上記の文面をじっくりと読んでみましょう。
いかがですか？

どの文章も、人間である限りは誰にでも当てはまるものばかりですよね。
元来、私たちは自己承認欲求を備えているものです。

誰もが他人に認められ、好かれたいと感じます。
よってこれは透視ではなく、マルチプルアウトで誤魔化したインチキ商法なのです。

テレビ/雑誌に紹介された透視リーディングも事前調査あってこそ

スピリチュアル好きであれば、『オーラの泉』に出演していた江原啓之氏を知らない人はいないでしょう。

実は、彼もイカサマ透視者の1人なのです。

長らくテレビや雑誌に紹介された人であっても、確固たる透視能力を持ち合わせているとは限りません。

江原啓之氏は、番組開始当日までに相談者の家族構成、事故記録、戸籍情報までを片っ端から調べ上げてから本番に入ります。

そこで真の透視能力が使われることは皆無であり、すべてホットリーディングに基づいたスピリチュアル詐欺だということが判明しています。

実際に、江原啓之氏の大ファンだったという出演者からも、そのイカサマ手口について語られています。

もう騙されない！イカサマ透視/スピリチュアル詐欺の見抜き方

透視を依頼したいと思うのは、自分の身に起こり得る危険やリスクを回避したいからです。
それなのに、スピリチュアル詐欺に遭ってイカサマな透視鑑定をされては困りますよね。

1度でも悪徳商法に引っかかった相談者は2度と騙されないように、スピリチュアル詐欺の見抜き方を学びましょう。

・事前のプロフィール提出を求められる（本名、誕生日、出身地、電話番号など）
・透視鑑定の当日、質問に対して透視者からの答えは曖昧なことが多い

基本的に、この2つに該当する場合は、イカサマ透視だと考えてください。
真の能力者は、具体的な質問に対して的確な回答を返すものです。

あまりにも曖昧な回答が返ってくる場合は、「私が今悩んでいることをズバリ言い当てて」など、端的な鑑定結果を提示せざるを得ない状況に運ぶことをおすすめします。

編集後記

どうも。なつきです。いかがだったろう。ポイズンの記事は。まぁアレね。名指しで江原さんとかいうし。(笑)　どっかの週刊誌にその手口にすっぱ抜かれたことがあるのはおれも知ってるけどさ。ほんで珍しく(笑)おれがフォロー的なことを言うな。　

彼は元来、霊的能力は持っていたと思う。が、ビジネスで不当利益で自分自身が天に反するような稼ぎ方をしてしまったとおれは見てる。まぁもともと、アストラルレベルでたいして高い能力でも無かったのだがね。その霊視も占いレベルさ。ヨガ系の神秘家本山博氏の言葉に従えば、アストラルレベルなんざ役に立たないので、その先のカラーナレベルを目指さなくてならない人だったのだ。早い話、おれと似たようなレベルww　なのにやっちまったよなぁw　

だからまぁ当たりもしない霊視であることないこと言い過ぎたわけ。彼の著作とかでも「いいこと言ってる」と反論の向きもあるだろうが、そういう「いいこと」は、「知識的に正しい」範囲での良いことだ。勉強の結果である。その意味では、今も昔も「正しいこと」は言えたのだと思うが。

いずれにしても、霊的能力で荒稼ぎなんてするもんじゃねぇよ。まず間違いなく、堕落することになる。彼の死後と来世がまぁ心配だが、おれのとやかく言うことじゃねぇな。

ま。そんな話さ。

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