叡智と真理を探究する者のために

欲望自体を高次元化させることは可能か―そんな効果を持つ瞑想の方法・やり方について

どーも。

夏樹です。


海に向かって叫びたいお年頃です。


でもサザンのような夏の

イメージを過ごすこたぁ

もぉねえな。


・・・・


すみません。

見栄をはりました。


今まで一度もないっすw

それはそーと。


アレね。


渚のシンドバットじゃなくて。


ストップ・ザ・シーズン・・・


でもなく。


それはTUBEやがな。


しつこい。


あー。

はいはい。

そんな夏のケモリンを

煽る世界とはある意味対極。

薔薇十字瞑想の続きね。


世のスピリチュアルが伝える

瞑想、その方法論とは、

また違った趣があると思う。

それで前回まで、

心魂のうちに、

赤く輝く薔薇の輝きに

自身をアチューンメント

させる点まで書いた。


シュタイナーから引用すると、


「赤い薔薇の花びらのなかで、

緑の樹液の色が赤に変化

しているのを、私は見る。

赤い薔薇は、

緑の葉のように純粋で、

無垢な生長の法則に従っている」


そんな想いが湧き上がる。

そして続いて、


「生長する植物の純粋さと

清らかさを表象するとき、

私は至福を感じることができる。

ある種の高次の完全性には、

いかに衝動や情念を得ること

によって到達しなければなら

なかったかという感情を、

私は自分のなかに作り出す

ことができる。

まえに感じた至福は、

厳粛な感情に変化する。

ついで薔薇の赤い液のように、

純粋な内的体験の担い手に

なりうる赤い血についての

思考に没頭するとき、

解放的な幸福感が

私のなかに呼び起される」

(西川さん版翻訳)


今回は、

このプロセスの続きだ。

前回まではオレの言葉だったけど、

シュタイナー自身の言葉では

上記のようになる。

この一連の瞑想シリーズ1作目の

スピリチュアルな 瞑想―やり方とその方法について
が未読な方は先にどうぞ。

 

さらに同シリーズの2作目はこちらっす。
スピリチュアルな 瞑想―やり方とその方法についてのシリーズⅡ

 そして同シリーズ3作目がこちら。

スピリチュアルな瞑想の方法・効果、やり方・仕方の話~瞑想で特定の光にアチューンメントして波動を高める~

 

今回は4作目。前三作目の直接の続きとなる。

では、続きを。

 

 

魂の「高次化」を目指す瞑想方法の効果
漆黒十字架と、7つ薔薇

では、続き。

一通り、

上記のところのまでの

イメージに没入し、

湧き上がる心情を感じたあと、

次のようにイメージを

変化させる。

「黒い十字架を表象する。

この十字架は、

根絶された低次の衝動と

情念の象徴である。

十字架の木が交差するところに、

七つの赤く輝く薔薇が

円環状に並んでいる。

これらの薔薇は、

純化・浄化された情念と

衝動を表現する。」

 

 


そして静かに強く、

このイメージを心魂に保つ。

どうしても多忙なときは、

このイメージだけでも

効果があるが、

全プロセスを貫いて

イメージを展開し、

湧き上がる内的情動を観察し、

心魂に響かせることが重要なんだ。

 

 シンボルの力を響かせる

 

この瞑想の効果については

ざっと前号でも書いた。

このプロセスをやり通すことは、

とても深い心魂の力を養うこと

になる。

その結果、霊的器官の開発や、

心魂が身体の束縛から離れた

世界を垣間見る第一段階となる。

それとは別に、

シンボル、

それ自体の力を受け取ることになる。

薔薇という植物の持つ

緑の茎とその中を流れる樹液。

血液と対比したときの純潔性。

 


薔薇の赤い花弁の中を流れるとき、

赤い血液のようになりつつも、

人間と比したとき、

同様に純化された在り方を

教えてくれる。


そしてそんな赤いバラを

首飾りのように掲げる

黒い十字架は、

低次元の欲望が根滅した様を示す。

 


もっとはっきり言おう。

この薔薇と十字架は、

未来の魂の在り方だ。

オレたちの未来なんだ。

低い欲望はなくなり、

抱く欲望それ自体が

薔薇のように高貴な在り方を持つ。

 


そのさまを象徴している。

このシンボルに沈潜する

ということは、

遠い未来の在り方に触れ、

今のわが身を近づけることなのだ。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

これがアチューンメントだ。

これが波動を高める行法というものだ。

と、そうエラそうに言うつもりはない。


でもさ、

一朝一夕に出来るモンじゃない、

そんな気はするだろ。

そして同時に、

ここまで読んできた人は、

世の「スピリチュアル」とは

一線を画した高貴さのような

ものを感じなかったかい?

 


もしかしたら、

まったく伝わらなかった

かもしれない。

だとしたら、

それは伝え手としての

オレの未熟さが問題だ。

申し訳ないとしか

いいようがない。

 

編集後記─お知らせ有り

とはいえ、

薔薇十字瞑想はプロセスが長く、

イメージを展開していくのは

大変だ。

オレは覚えるまで、

テープにプロセスを吹き込み、

誘導してた。(笑)

そして覚えてからは、

各プロセス、

好きなだけ味わうようにした。


1回やるのに30分以上なんて

ザラだったから、

時間とるのも大変だ。


次回はまた別の瞑想について

触れていきたい。
次回はマインドフルネス瞑想について。


【お知らせ】

 

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次の講座のテーマはコチラ。

 

もちろん今回が初めてという人もOK。

 

んじゃ、またな。

 

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  • 加藤 { すみません、今の今迄コメントに気づかず失礼! >人知を超える知恵の賜物 そうですね。そのような叡智に敬意をもって向き合える心でありたいものです。 }
  • 市川康明 { エジプトの秘儀と薔薇十字団の関連を教えて頂いまして,有難うございます. 死後の世界の理解には,論理を超えた感性が必要であり,人知を超える知恵の賜物ではありますね. }
  • ポチ { とっても共感します。 キリスト教ではキリストに似る、であったり創造を完成させることがゴールですが、キリストは創造を完成させるために受肉と贖罪とその後の継続的な働きかけを行い、創造の完成は「(自我の束を含む)この社会」を指してるわけなので、社会運動に参画せざるを得ない。 それをキリスト教で一番端的に表現しているのがプロテスタントなんだろうと思います。 アメリカは理想と現実の狭間で矛盾だらね。でも彼らはだからといって理想を捨てることはありません。 }
  • 加藤 { いえいえ。お役に立てていたら幸い・・・! }

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